Il film del sogno

現実逃避の夢日記

やさしい女〈デジタル・リマスター版〉

2015-04-15 02:21:46 | 映画
4/14(火)雨
春の長雨続く。その寒さも。昼食にワンコインのパスタ。午後に来客あり。元芸能記者の調査員は如何にも業界風でいやはや笑った。定刻に退社して新宿で途中下車。武蔵野館でロベール・ブレッソンが1969年に遺した最初のカラー作品を鑑賞。これは確かソフト化されていないはず。デジタル・リマスターという先端技術に感謝。文豪ドストエフスキーの短編が原作。夫婦の間で起こる感情の変化とすれ違い。これがデビュー作のドミニク・サンダはヘタな芝居を封じられてかえって新鮮。映画は省略と編集に醍醐味がある。早めに帰宅すれば送迎の雑用あり。愛犬と夜のドライブを小一時間。
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マジック・イン・ムーンライト

2015-04-14 01:23:51 | 映画
4/13(月)雨
4月半ばとは思えないような冷たき雨ぞ降り続く。案件もなく雑用と打ち合わせの一日。時々問い合わせ。配属された新入社員が初々しい。昼食に焼き魚(ニシン)。定刻退社して新宿ピカデリーでウディ・アレンの新作を鑑賞。1920年代の南仏を舞台にしたラブコメディー。しかし齢80を超えていまだ作品を発表し続ける監督には敬服する。皮肉屋のマジシャンと美貌の霊能者との恋の駆け引きねぇ。優しいプロヴァンスの景観とレトロなファッションがアクセント。この商品は主演女優の魅力に尽きるだろう。『ギター弾きの恋』の食欲旺盛なサマンサ・モートンを思い出した。エマ・ストーンはバードも良かったが、意外や演技派なんですな。早めに帰宅して久し振りに愛犬と遊ぶ。
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母十三回忌

2015-04-13 00:12:44 | 日記
4/12(日)晴れ
5:00起床、6:00杉並の実家で兄夫婦と弟をピックアップ。定員7名フル乗車で関越道を上越へ向かう。途中、赤城で朝食。昨夜作ったサンドイッチを振舞う。10:00菩提寺到着。一番乗り。墓の掃除などをしているうちに親族一党続々集まる。その数老若男女合せて28名。壮観なり。越後の里は桜が満開。しかし堂内ではストーブが焚かれるほど底冷えがする。11:00住職の読経開始。各自焼香黙祷。12:00この29歳33代目住職による法話を聴いて記念撮影。13:30長岡市内の飲食店で精進落としの海鮮丼で昼食。会計報告・連絡事項伝達(結婚・出産・法事日程など)あり、あとは甥・姪の成長に驚き懇親続く。14:00三々五々各自の車両で帰路に就く。順調に往路をなぞって帰るも事故渋滞で帰宅は18:00過ぎ。19:00留守番をしていた愛犬を乗せて夫婦二組を送って再度帰宅。礼服にスチームを当て靴を磨いてようやく長い一日が終わりソファーでうたた寝。
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ソロモンの偽証 前篇・事件/後篇・裁判

2015-04-12 00:47:34 | 映画
4/11(土)小雨後曇り
朝9時台開始の邦画をシネコンで鑑賞。ネットで予約をしてあった。上映してほどなく先月観た前篇であることに気が付く。嗚呼、大ボケ。後編公開記念で前・後編通しで観る人の為のプログラムだったのだ。道理で空いているわけだ。復習のつもりで再見して12時からの後編も鑑賞。こちらは8割程度と盛況。原作(前6冊二千頁を超える大作)はナイトキャップにして先週読了。映画は原作の魅力であるキャラクターの書き分けや込み入ったプロセスを端折らなければならないのが難点だがツボを押さえて小説が最も訴えたかったテーマを抽出していたと思う。無名で経験の浅い主演の男女優は将来が楽しみである。ガソリンを給油して2時間かけて愛車を洗車。ひと月振りに一家で夕餉を囲む。夜には来客もあり。明日に備えてサンドイッチの弁当を作る。
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バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)

2015-04-12 00:17:57 | 映画
4/10(金)曇り時々雨
事情あって休暇を取得。たっぷり寝坊が出来て9時起床。午前中に2リットルの溶剤を飲んで胃腸を空っぽにする。午後はゆるゆると地下鉄に乗って雑司ヶ谷で下車。広い墓地をダラダラと歩いて時間調整。漱石、八雲、抱月など明治の偉人の墓石があることを知る。2時半、目指す医院に到着。さっそく着替えて点滴やら飲み薬やら局部麻酔やらを施される。胃カメラと内視鏡。上と下から我が臓器の精密検査は粛々と進む。モニターからはミクロの決死圏さながらの画像。チューブの先に着いた高性能小型カメラが肉の間をズンズン進む。時折方向を変えたり戻ったり。写真も撮っているようで静止画で潰瘍の後などを解説頂く。心中にエイリアンが侵入したおぞましい心地。小一時間で検査は終了。驚くべきことに大腸1メートルの間に4か所のポリーブが発見され小さな輪にしたワイヤーで切除も行われた。大事に至らず何より。我が主治医は名医なり。施術と併せお会計3万弱。葛湯と紅茶のサービスを受け、保険会社からの保険金との差額を計算してニンマリ。徒歩で池袋まで途中、老眼鏡を購入し鍋焼きうどん(大変な美味)をすきっ腹に入れる。シネリーブルで今年度のオスカー作品賞を鑑賞。中高年中心に3~4割程度の入り。幻想と現実の合間を揺らぐ主人公を描いたブラック・コメディ。劇中劇の入れ子細工に高度な撮影技術を駆使して映画的興奮満載。これは玄人受けはするがヒットはしないだろう。駅前のファミレスでスイーツを摂りつつ読書。帰宅は定刻の午前様。
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傷だらけのふたり

2015-04-10 01:51:54 | 映画
4/9(木)曇り
昨日ほどではないが肌寒い。終日事務所で書類と格闘。本格的な内勤業務開始。昼食にざる蕎麦をすする。作文を3件仕上げる。1時間ほど無駄な残業をして新宿で途中下車。シネマートで韓国映画を鑑賞。都下単館、全国でも3館のみの上映。小さな小屋に観客10数名。題名通り往年の日活映画のような内容。チンピラ債鬼とお嬢様の純愛。設定は傑作『息もできない』と同じ。過剰なバイオレンスや難病など、少し造り過ぎのきらいはあるが、主演の男女優の魅力という力技でぐいぐいと押してくる。しかし放屁で落涙するとは思わなかった。思わぬ拾い物でありました。駅前のファミレスでミステリー小説を耽読。気が付けば日付が変わっていた。
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四谷のライブハウス

2015-04-09 00:29:37 | 日記
4/8(水)霧雨
大寒波の襲来で真冬に逆戻りしたかと思うほど寒い。異動先での仕事始め。何が出来るわけでもなく基礎学習。午前中は引き継ぎ。対面の古株に一発かまされて大いに落ち込む。昼食も摂らずにひたすら作業。それでも残業をすることもなく地下鉄に乗り込み四谷三丁目で途中下車。旧友夫婦の唄と演奏を聴きに小さなライブハウスを訪れる。オリジナル中心の2時間。出産明けのママさんシンガーの優しい歌声に癒される。駅前の牛丼屋で遅い夕食。カフェで読書をして帰宅。
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小樽に舞う粉雪

2015-04-08 01:08:47 | 日記
4/7(火)曇り
さすがに北海道の朝は肌寒い。6時半に起床してバイキングの朝食をたっぷりとる。朝風呂に浸かって8時ロビー集合。厚別の取引先で9時から引き継ぎと商談。次いで琴似の兄弟会社の担当を訪ね拠点へも顔を出す。11時には業務終了。さてさてどうするということで高速道路をひた走り小樽を目指す。運河を眺めて歴史的な建造物が居並ぶ街中を散策。気温は2度。小動物の体毛のような粉雪が舞う。呼び込みのお姉さんのいる寿司屋で海鮮丼。戦前からあろうかという家屋を改造したカフェでぜんざいとコーヒーを頂く。恵庭の店舗を実査して千歳に戻り17:00の便で帰京。池袋で特殊ミッションを3時間弱。日付の変わるころ自宅着。東京も肌寒く霧雨が降っていた。
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夜のススキノ

2015-04-08 01:02:06 | 日記
4/6(月)曇り
朝から恒例の期初会議。役職者がひねもす広くもない会議室で成果発表やら今期の意気込みやらに耳を傾ける。まぁお祭りですわな。これほど労力と費用を掛けねばならぬことかと内心冷笑する。懇親会にも参加せず羽田へ向かう。ラウンジで時間をつぶして20:00発の千歳行きの便に乗る。帯同者と空港でレンタカーを調達して札幌中心部のホテルにチェックインしたのは23時近く。近所の居酒屋で小一時間懇親してサウナに入って就寝。
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憂鬱な春雨の休日

2015-04-06 01:24:45 | 日記
4/5(日)小雨
深夜のパソコンでのDVD鑑賞からそのまま明け方就寝。目覚めたのは10時過ぎであった。体の関節の節々が痛いような不快感。午後、小雨のぱらつくなかジムでエクセサイズ。スーパーの喫茶コーナーでもそもそと買ったパンを咀嚼する。カフェで読書をして帰宅。惰眠を貪ると一日が短い。昔のNHKのドキュメント番組をYOUTUBEで鑑賞。ネット社会の功罪は色々あるがライブラリー機能としてのこうした利用は大変ありがたい。
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エイプリルフールズ /ジヌよさらば ~かむろば村へ~

2015-04-05 02:22:00 | 映画
4/4(土)曇り
少し寒が戻って三分程に散った桜見学も今週までだろう。8時前起床。愛車に乗って近所のシネコンで邦画の梯子鑑賞。人気脚本家の手によるオムニバス群像劇は豪華俳優陣の熱演も虚しく空回りするほどお粗末なお話。次いで観たのは異能・松尾スズキ監督/脚本のコメディ。上半期ベストの一本。笑えて色気もあり皮肉も効いている。舞台となった柳津には大きな地熱発電所がありかつて視察に行ったことがある。しかしこれは阿部サダヲ主演作ではないか。シネコンそばの大型テーマパークを散策。夏はプールになるエリアでは釣堀があり竿を出す人々がする中を花見がてら逍遥する。一旦帰宅して愛犬と散歩。ジムで遠泳。夜はイーストウッドの旧作をパソコンで鑑賞。
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汝の右手でなしたる善行を左手に知らせるなかれ

2015-04-04 03:02:35 | 映画
4/3(金)小雨
6時起床。朝風呂に浸って覚醒。近所の喫茶店で古典的なモーニングサービスで朝食。レンタカーを調達して刈谷の取引先へ。商談は佳境にあり後ろ髪をひかれる交代挨拶。次いで拠点に寄って同僚達と中華の昼食。胆のう摘出した病み上がりの者がおり、体重10キロ減だそうな。旧友のあって年金の話など。店舗をふたつ実査。夕刻に帰京してジムで遠泳。ファミレスで遅い夕食を孤食して帰宅は午前様。パソコンを開くと仲間内のスレッドで陰湿なバトルが。旧友に長い警告メールを送る。
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尾張名古屋の手羽先

2015-04-04 02:55:24 | グルメ
4/2(木)曇り
早朝から引き継ぎの挨拶回り。赤羽、田端、関内、新横浜。そのまま新幹線に乗って名古屋まで。20:30、栄のホテルにチエックイン。近所の居酒屋で帯同者と一献。広い座敷にはリクルートスーツに身を包んだ一団が賑やかな宴席を張っていた。新人研修の打ち上げですな。幼さが残る顔を朱く染めて仲間同士で名刺交換などしている。聞けば大手メーカーの全国販社の集合研修らしい。気の遠くなるほど昔にそんな経験も致しました。宿に戻ってTVニュースを見ているうちに意識混濁。泥のように寝具に沈む。
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土壇場での大チョンボ

2015-04-02 00:41:53 | 日記
4/1(水)曇り
期初、卯月、春爛漫。早めに家を出て沿道で桜見物。赤坂見附で雉打ち。サンマルクでモーニングコーヒーを飲んで時間をつぶす。定刻10分前に出勤。朝礼で新任挨拶。旧職場に戻り、順序が逆になったが別れの挨拶。シェーファーの高級ボールペンを贈られる。日比谷のメーカーへ引き継ぎ。昼食に中華。身辺整理をして早めの退社。新宿でチケットを買いカフェで一服。夜の定例会は粛々と行われ最終局で思わぬ落とし穴。悄然として帰路に就く。
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パリよ、永遠に

2015-04-01 00:58:52 | 映画
3/31(火)晴れ
月末期末最終日。引き継ぎの段取りで半日潰れる。昼食に蕎麦でもと思い馴染みの店に久し振りに入るとかつ丼専門店になっていた。ワンコインで満腹。午後は来期体制の打ち合わせ。夕刻、千葉へ出向き旧知の同業者から引き合いを受ける。後任者に引き継げば良く、責任がないので気が楽である。横須賀線で帰京。新橋から徒歩で有楽町へ。シャンテ・シネにて独=仏合作を鑑賞。中高年層中心に3割程度の入り。史実を基にした戯曲が原作。『パリは燃えているか』で経緯を知ってはいたが、歴史的文化遺産を守ったのはスェーデン人領事館だったとは。老名優ふたりの密室劇はサスペンティックではあるが映画的なスペクタクルには少々乏しくやや退屈。心身弾まぬが帰路に楽しむ夜桜は満開。
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