Il film del sogno

現実逃避の夢日記

1917 命をかけた伝令

2020-02-16 01:23:04 | 映画
2/14(金)曇り
郵送物1件を一日がかりで作成。あとは終日業務なく終日内職。昼に定番の中華(麻婆豆腐と肉野菜炒め定食)750円也。定刻退社して新宿で途中下車。歌舞伎町のTOHOシネマズにて本日初日の洋画を鑑賞。場内やや高齢層優勢で9割の入り。話題の全編ワンシーンはオスカー(音響編集賞)獲得も納得の出来栄え。オールドファンとしてはヒッチコックのロープを想起させるが、あちらは密室の80分のサスペンスで、本作は大規模な戦場を再現した2時間のスペクタクル。潤沢な資金とハイテクで作り上げた臨場感満載の絵巻物。伝令を託された二人の兵士が凝縮された1両日で戦争の不条理/理不尽さ、そして最後は虚無的な境地にまで達する。戦争映画にまたひとつ傑作誕生。
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音楽

2020-02-16 01:13:51 | 映画
2/13(木)曇り後晴れ
昼に凶暴なフライランチ。750円也。定刻退社して新宿で途中下車。新宿・武蔵野館で邦画アニメを鑑賞。場内若年層多く男女30名内外と程好い空き加減。原作コミックあるようだが未読。但し原作者の他作品には接したことはある。その絵柄は昨今はやりの情報量満載のアニメ作品に見慣れた身には、太古の壁画のようにプリミティブかつシンプルでいっそ潔い。登場人物たちの心情は、その無表情(?)からは窺い知れず、観る者の想像力が要求される。我にも振り返れば甘味と羞恥が蘇るバンド経験あり。なるほどリコーダーとは強烈な飛び道具なり。モノ云わぬが琴線を震わす魔笛なり。魂の叫び、というのは決して誇張ではなく、それをノイズと感じる者には陶酔を誘う天使の羽音は聴こえないだろう。舞台にあがると人格が変わったかつての悪ガキ仲間を思い出してノスタルジックな心地に浸れた70分。
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his

2020-02-16 00:34:40 | 映画
2/12(水)晴れ時々曇り
昼にルーロー飯。770円也。終日暇である。リストの手直しやファイル整理など。定刻退社して池袋で途中下車。シネマ・ロサにてインディー系の邦画を鑑賞。平日夜の部。場内は妙齢な女性が30名ほどで男性はほとんどいない。LGBT(最近はこれにQが付くそうな)モノもひとつのジャンルでありましょう。人気二枚目俳優が深夜枠のとはいえ、ゲイ役に扮して同棲のパートナーに手料理を作って食べさせるTVドラマで視聴率がとれるのだから世間の許容度もあがっている。主演男優はもちろん熱演していた。L・ディカプリオやH・レジャーもキャリヤで難役に挑んで一皮むけている。地味な作風ながらコンスタンに作品をつくり続けている今泉監督はケレンを抑制した演出家だと思ふ。過去作と違い何故か奇妙な違和感を感じつつスクリーンを見上げていたのだが、その理由は生理的な役者の好き嫌いや間合い≪テンポ/リズム≫に起因するもので当方の問題だろう。映画である以上、予定調和(ハッピーエンド)や、ある種のあざとさも致し方ない。エンドロールを見てシナリオが監督自身でなかったことに気が付いた。失礼ながらこの監督は、自身のシナリオでその技量が発揮できるタイプであると思ふ。
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虐殺器官

2020-02-16 00:33:58 | 書籍
2/11(火)晴れ
建国記念の日。旗日。連休最終日。愛犬と2回の散歩。午後にジムで遠泳とサウナ。周囲は知った顔ばかり。駅前のサテンで甘味と読書。伊藤計劃のデビュー作は、近未来を描いたハードSFだが、登場人物の会話はディレッタントかつペダンチックな内容で読み応え充分。すでにこの世にいない不遇の作家であるが、作品は永遠に残り、これからも読む者の琴線を震わせ続けるだろう。連日マスコミは新型コロナウイルスの感染報道で騒がしい。元ヤクルト監督野村克也氏急逝。
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天保十二年のシェイクスピア

2020-02-16 00:32:59 | 演劇
2/10(月)晴れ
連休谷間の平日。当然有休取得で連休続行。通勤経路を利用して9:30浜松町駅到着。駅前のメガバンクの店舗で定期預金を契約。担当の女子行員に大手金融機関への恨みを毒つく。退職金を全額固定化してもらえる特別金利は近隣日帰りバス旅行の費用にもならぬ。かといって外貨預金や株式投信などに手を出す気にもなれぬ。貧乏性が恨めしい。徒歩で日比谷まで移動。途中で中華(レバニラ定食)の昼食。12:00毎度のメンバーと恩人出演の芝居を観劇。やや高齢層の女子率高し。1974年の初演以来3回しか再演されていない。前回観たのは2005年であった。沙翁全37編の戯曲を織り込んだ井上ひさし作品。筋立てなどすっかり忘却の彼方にあり、初見の如く新鮮に楽しめた。こんなに人が殺され、エロチックなお話だったっけ?大家の諸作のなかでは、決して傑作と呼べるような作品ではないが、言葉遊びやパロディなど、要所はニヤリとさせられる。それにしても料金13,500円は安くはない。ライブ(生身)は高くつく。恩人の楽屋まで押しかけて挨拶。帯同者とは劇場の前で別れて早めの帰宅。愛犬と夜の散歩に出る。寒い。
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バッドボーイズ フォーライフ

2020-02-16 00:32:02 | 映画
2/9(日)晴れ
終日愛犬と留守番。ブランチに定番メニュー。おやつに餡子とキウイのジャムとリンゴスライスしたサンドイッチ。夜は余っていた年越し蕎麦を納豆みぞれで頂く。併せて冷凍庫に眠っていたイシモチを擂鉢ですってさつま揚げを作る。豆腐の水切りがやや弱かったが、味は良し。食後に近所のシネコンでシリーズ3作目となる米国大作を鑑賞。レイトゆえに若年層中心に10名内外と閑散。開巻から派手なカーチェイス、ドンパチがあって掴み充分で、これは大画面映えする。設定・筋立ては典型的なポリス(バディー)ムービー。悪役も妖艶かつ憎々しくてよろしい。はみ出し刑事たちにもドローンや先端技術を駆使するチームがサポートしてハイテクツールさまさま。そこかしこにユーモアの味付けが施されているが、ドラマ部分の核心はギリシャ悲劇もかくやの凄惨な復讐劇。大量の人間が無造作にワラワラと殺されることだけがスッキリしない。
 
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4連休初日

2020-02-16 00:29:36 | 日記
2/8(土)晴れ
夜更かしをしてすっかり寝坊。最近はYouTubeで玉置浩二を良く聴いている。ラジオで聴いた[男はつらいよ]がきっかけだが、年齢を重ねるごとに声に艶が出てきていると思ふ。昼間は愛犬との散歩、掃除・洗濯・アイロンがけなど家事に勤しむ。夕刻、ジムでエクセサイズ。定期体力測定は前月よりマイナス2ポイント。体重は微減なのに何故?スーパーで夕餉の食材(メカジキほか)調達。魚は煮つけに。副菜に野菜炒めなど。夜は居間でTV鑑賞。つまらんバラエティばかりだが、おつむを使わなくてラクチン。これでは脳が退化してしまう。
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37セカンズ

2020-02-09 00:31:59 | 映画
2/7(金)晴れ
明け方の気温が氷点下1℃だそうでさすがに寒い。するべき業務なく終日お茶を挽く。昼に定番の中華(麻婆豆腐と肉野菜炒め定食)750円也。
午後は特防連なる総会屋等特殊暴力の排除を目的とした公益法人制作のDVDの鑑賞会あり。つまり苦情と称して不当要求をしてくる輩からのクレーム対処をお勉強。名もなき役者が演じるドラマ仕立ての教材。良い例と悪い例を弁護士がレクチャーしてくれた。定刻退社して新宿で途中下車。ピカデリーで本日初日の邦画を鑑賞。監督ほか主要キャストの華やかな舞台挨拶付き。場内満席。全く予備知識なく一部で話題になった監督の前作(短編)も不知。開巻から10分で作品世界に引き込まれた。カット・画面構成と演出力の並々ならぬ技量を感じた。設定は女性版[セッションズ]なのだが、邦家の主人公の葛藤と苦悩は生々しい。性的妄想や性欲の処理には誰もが応接に苦慮する。親離れ(自立)のプロセスと後半の跳躍が実に自然で説得力があった。リサーチの行き届いたディテールとヒロインの成長(変化)を繊細に描写したシークエンスの数々。
過去にもハンデキャップのある人々の性については[暗闇に手をのばせ][パーフェクトレボリューション]など男性目線の作品はあったが、真正面から女性を主人公にした作品はなかったように思ふ。達者で豪華な脇役陣の競演も見もの。特に舞台出身の神野三鈴、入神の演技が素晴らしい。
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嘘八百 京町ロワイヤル

2020-02-09 00:31:24 | 映画
2/6(木)晴れ
北風厳しく寒い。さすがに薄着が堪える。午前中は地位承継関連の雑務。昼に凶暴なフライ定食。750円也。定刻退社して池袋で途中下車。ロサ会館でスマッシュヒットした邦画の続編を鑑賞。前作にそれほど感心したわけでもなくハードル低く鑑賞。場内は20人未満と閑散。古美術商と陶芸家(贋作も造る)が、騙し騙されを繰り広げるコン・ゲーム・ムービー。 傑作[百円の恋]の監督/脚本家のコンビだが、 出来栄えは前作同様、可もなく不可もなし。主演二人(中井・佐々木)やヒロイン・広末が贔屓であればのレベル。帰宅して愛犬と散歩。家人が体調不良で早くに就寝。長い夜を愛犬と居間で過ごす。
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サヨナラまでの30分

2020-02-09 00:30:34 | 映画
2/5(水)曇り後晴れ
週末は寒波の襲来あるそうな。本日も然したる仕事なく旅行記執筆。昼は定番のハーフちゃんぽんと卵・豚肉・木耳丼、900円也。定刻退社して池袋で途中下車。HUMAXで人気若手男優ふたりをフューチャーした音楽映画を鑑賞。レディースデイだからか中・高校生風の婦女子多数で7割以上の入り。少々肩身が狭い。[ゴースト]ものと青春・音楽(バンド)ものの融合。設定や展開に新味はないが、キャラクター(役者)と意外やしっかり作りこんだと思われる楽曲の魅力で楽しめた。レトロなカセット・テープに郷愁をさそわれる。紅一点の美少女(久保田紗友ちゃん)もよろしいですな。監督はMTVやCM出身の萩原健太郎。米国で学んだセンスの良いクリエーターだと思ふ。
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旅行記執筆

2020-02-09 00:30:00 | 日記
2/4(火)晴れ時々曇り
午前中は定例のミーティング。昼に2種のカレーとナン、タンドリーチキン、サラダ、ドリンク付きで1,200円也。午後からは雑用と内職。記憶が確かなうちに海外旅行の記録を入力。定刻退社して真っすぐ帰宅。愛犬と散歩に出て軽い軽食。
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AI崩壊

2020-02-09 00:29:04 | 映画
2/3(月)曇り時々晴れ
昼に親子丼。日勤管理の資料作成。定刻退社して新宿で途中下車。ピカデリーで先週末から公開の邦画を鑑賞。若年層中心に3割弱と興行は苦戦か。ネットでも悪評が目立つが、確かにまぁ、豪華キャストとお金をかけた割には凡作感否めず。映画であるから多少のご都合主義は致し方あるまいが、後半など本来緊迫すべきシーンが間延びした演出から生あくびがでた。やはりこの監督は[太陽]や[ビジランテ]のようなインディー系の暗い作風が良く似合うと思ふ。
 
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上戸も下戸も遺伝子の進化

2020-02-09 00:28:28 | 日記
2/2(日)晴れ
寝坊して10時に覚醒。愛犬との散歩。ブランチ。ブックオフへの書籍持込。買取価格570円也。中古書籍を買ってチャラ。ジムで遠泳と水中歩行にサウナ。夜はインスタントにひと手間かけた特製タンメン。NHKの番組で食についてのシリーズあり。今夜はアルコール。我々の祖先は備蓄した果実(酒)を分解する遺伝子を持って生き延びたグループらしい。稲作の分布と東南アジア(中国・韓国・日本ほかの諸国)の人種は3~4割がアルコールに弱体質だそうな。ニュースは新型コロナウイルスばかり。不気味な伝染病は確かに怖いが、世界では毎年インフルエンザに一千万人が感染して一万人以上の人々が命を落としている。パニックによる流言飛語のような誤った情報のほうがよっぽど怖い。
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前田建設ファンタジー営業部

2020-02-09 00:27:43 | 映画
2/1(土)晴れ
昼間は愛犬と留守番。掃除・洗濯・散歩。夕餉は家人と差し向いで簡素な総菜(卵焼き・餃子・きんぴら・ポテトサラダなど)。深夜に近所のシネコンで昨日から公開の邦画を鑑賞。実在する準大手ゼネコンの架空部署に所属する部員の奮闘記。そのミッション(プロジェクト)の荒唐無稽なこと。全くノーマークだったが、大いに笑い感心。元は舞台劇だったそうな。おチャラけているようで、その実、真面目な熱血企業映画にもなっている。夢を持つことの大切さ、仕事に誇りを持つことの素晴らしさ。大満足で深夜の街道を帰路に就く。
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ナイブズ・アウト/名探偵と刃の館の秘密

2020-02-09 00:26:33 | 映画
1/31(金)曇り
暇で長かった一週間がようやく終わる。昼にチャンポンと回鍋肉丼のセット。900円也。午後は特命事項で日勤調査。定刻退社して一旦帰宅。愛犬と散歩して愛車で近所のシネコンへ。本日初日の洋画を鑑賞。サービスデーだからか観客8割と盛況の部類。 NY郊外の富豪の屋敷で起こった(殺人)事件。 まるでクリスティ原作の本格推理モノ。莫大な遺産を狙う遺族にはそれぞれに事情・動機があり、洞察鋭い名探偵が事件を解決に導く。欧州映画を思わせる落ち着いたセット。現代世相を反映しつつ、血族の愛憎も巧みに織り込んだシナリオを称賛したい。二転三転は当然として、各キャラクターの書き分けが素晴らしい。スティングに妙あり。久し振りのDジョンソンやTコレットに接した。肉体派と思われがちなクリス・エヴァンスが意外や演技派であることを再認識。キューバの名花・アナ・デ・アルマスが魅力的なヒロインを演じておりました。
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