Il film del sogno

現実逃避の夢日記

落下の解剖学

2024-09-30 21:22:02 | 映画
9/30(月)曇り一時晴れとか俄か雨とか
長月晦日は我が誕生日なり。めでたくもないが前期高齢者の仲間入り。早朝から親族、友人、保険・証券の担当などよりメールやラインで祝辞が届く。ネットでは自動送信なのだろう型通りのお祝いの言葉。返信して3件ほど祝宴の日程が決まった。散歩、朝食、清掃、洗濯。合間に散歩や雑用など。夜はアマゾンプライムで今年の初春に見逃していたフランス映画を視聴。カンヌの大賞はじめ各国映画祭で話題となった作品。山荘で転落死した夫の事件で嫌疑をかけられた妻のお話。法廷モノ(クライム・スリラー)のカテゴリーに入ると思うのが、実際は自殺か他殺かシロクロつけるのではなく、夫婦・親子の複雑な関係性が解き明かされる心理劇である。女流監督(脚本もパートナーと共作)ジュスティーヌ・トリエの鋭い人間観察が見事である。振幅の激しい登場人物たちの感情を終始解剖しているかの如し。ザンドラ・ヒュラー は名優でありますな。たいへん面白く興味深かった。
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傲慢と善良

2024-09-29 19:19:48 | 映画
9/29(日)曇り時々雨
昨日とは反転して降雨の時間が長かった日曜日。まぁ涼しくなってきたのには助かる。7:30起床。散歩を済ませてセカンドキッチンで朝食。チャリで近所のシネコンに出向いて一昨日から公開されている邦画を鑑賞。場内20名程度と閑散。映像化の多いベストセラー作家・辻村深月の原作小説は既読。タイトルは19世紀の英国女流作家ジェイン・オースティンの≪高慢と偏見≫から。世相を反映した三十路を過ぎた男女のマッチングアプリでの出会い。フィアンセとなった女性が突然失踪してミステリー調となり、最期は再会してめでたしめでたし。筋立ては原作に忠実。語り口は小説が男女目線の2章立てとなっているが、映画も同様。見合いだろうが恋愛だろうが、懸想する男女の感情の揺れに古今東西変わりなし。主演の男女優(藤ヶ谷太輔・奈緒)の贔屓筋は必見かと。ヒネた当方は前田美波里の客演にニンマリ。 小雨のなか帰宅して小休止。夕方、兄貴分と2度目の散歩。夜はYouTubeで総裁選の裏話を視聴してフリーランスのジャーナリストたちの分析に感心。民放局もぬるい報道をしていると視聴者から見放されると思ふ。いまでも若い衆はTV(特にニュース)なんぞ観ないか。

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憐れみの3章

2024-09-28 21:11:23 | 映画
9/28(土)曇り
天気予報が外れて終日曇天。7:30起床。散歩を済ませて近所のフォミレスで朝食&新聞精読。食後に隣のショッピングモールをぶらつく。時計店で先日箪笥から見つかった義父愛用のセイコー・アナログ時計のメンテナンスについてヒアリング。分解掃除と部品交換で3~4万円とのこと。うひゃ~それじゃ新品買えるね、と驚くとディスプレイの売れ筋商品を勧められる。機能は電池交換不要のソーラータイプ、センタークロノグラフ(1/5秒計測 60分計)搭載、10気圧防水など。ムーブメントは信頼のセイコー製。退職記念として自分へのご褒美に購入。そういえば10個ほど持っている腕時計で購入したものはひとつもなし。全て勤続記念とか結納返しなどの貰い物である。10:50シネコンで昨日から公開のアイルランド・イギリス合作の洋画を鑑賞。場内10名弱と閑散。グロテスク・煽情的なシーンも多々あるがゆえかRー15。監督はギリシャ出身のヨルゴス・ランティモス。2016年≪ロブスター≫17年≪聖なる鹿殺し≫18年≪女王陛下のお気に入り≫そして今年1月には≪哀れなるものたち≫公開され、わが琴線を連打している鬼才である。本作も唯一無二のランティモス節が炸裂するオムニバス形式の不条理ブラックコメディ。主要キャストが3話ともに違う役柄を演じる。共通するテーマは≪依存≫だろう。雇用、夫婦、宗教と対象は違うが、自己を持たない主人公たちは憐れな人になっている。サブタイトルとなっているR.M.Fという人物は我々の隠喩だろう。好みの分かれる作家性のある映画だが、ランティモスの入門編としては解りやすいかもしれない。帰宅して2度目の散歩。夜は自室でひたすら読書。 
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40年目の告白

2024-09-28 06:52:12 | 日記
9/27(金)曇り時々雨
終日曇天時折小雨。7:30起床。朝から笹団子造りに精を出す。蒸した栗を丸めて芯として周りにつぶあんをまぶし、上新粉と餅粉(3:7)の比率に乾燥ヨモギを混ぜて練り上げた皮で包み、笹の葉を巻いて藺草で結んで20分蒸しあげ完成。午後は自民党総裁選をTVニュースで視聴。まぁ妥当な選択か。夜は赤坂見附の割烹で退職記念の宴席に招かれる。同期5人の楽しく懇談。新人時代の思い出話に大爆笑。〆に重大告白をして懺悔。一同驚愕。21:00お開き。22:00帰宅。
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あまろっく

2024-09-26 21:08:30 | 映画
9/26(木)晴れ後曇り
断末魔のような残暑で気温も30℃近くまで上がって、日中は再びTシャツ一枚でも汗ばむ。7:30起床。散歩、朝食、清掃、買い物。コンビニの端末で戸籍謄本取得の為の登録を行う。便利になったものである。夕方、兄貴分との散歩を済ませて一カ月ぶりにジムでエクセサイズ。遠泳・水中歩行・サウナ・身体測定。前月比ポイント変わらず、血圧上118下84と正常値。新人の美人インストラクターに脂肪過多改善の妙案を聞く。夜はアマゾンプライムで見逃がしていた邦画を視聴。関西・尼崎を舞台にした人情喜劇。主演の鶴瓶・江口のりこ・中条あやみ共に関西出身なんですな。鶴瓶・江口が達者なのは承知しているが、あやみ嬢の健闘に少し驚いた。こうした何でもない家庭劇は、昔はテレビのホームドラマの定番だったものだが・・・。ベタですが笑って泣かされました。
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アロハ

2024-09-25 21:45:10 | 映画
9/25(水)曇り後小雨
漸く秋らしい気候が続く。7:30起床。午前中は曇天、午後から断続的に小雨・霧雨。信金からようやくインターネットバンキングのIDが簡易書留で届く。アクセスするとセキュリティーソフトをダウンロードしろとIBMのサイトへ誘導される。試みるも不調。不快感が募る。夕方、ネットフリックスで2005年製作の米国映画を視聴。キャメロン・クロウ監督で豪華配役なのに本邦未公開だったそうな。本国での興業がコケたようで海外配給も上手くいかなかった模様。タイトル通りハワイが舞台。軍事コンサルタント(ブラッドリー・クーパー)と元カノ(レイチェル・マクアダムス)、さらに空軍パイロット(エマ・ストーン)との三角関係と現地で行われる衛星ロケット打ち上げのドタバタが描かれる。 表向きは恋愛コメディだが、ビル・マーレ―(富豪の投資家)やアレック・ボールドウィン(軍の大将)などが脇を固めて監督特有の皮肉の効いた現代世相も反映されている。≪あの頃ペニー・レイン≫や≪ザ・エージェント≫などが懐かしい。監督作は10本に満たないが、最新作はあるのか。夜は自室でひたすら読書。

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人生って、素晴らしい

2024-09-24 21:31:12 | 映画
9/24(火)晴れ
連休明けでも変わらぬ日常。昨日に続いて涼しい明け方。散歩、朝食、清掃。自室のカーテン代わりのロールスクリーンが馬鹿になって勝手に巻き取られてしまう。メーカー(タチカワ)に架電すると近所の販売店に連絡しろとのこと。隣町の街道沿いにあるカーテン屋に現物を持って出向き修理可能か聞いてみる。あっさり不可の返答。なにぶん家を建てたときから30年近く経っているので寿命だろう。新品は1万7千円、工事込みだと1万円アップ、納期は1週間とのこと。アマゾンで既製品を調べると5千から1万円程度。もちろん自分で取り付けることが前提。夕方、散歩とカフェでの一服。夜は今春ひっそりと公開されて見逃していた中国映画をネットフリックスで視聴。難病を抱えた男女の屈折した恋愛譚。女性は透析患者、男性は脳障害。ダブル難病モノ。設定は凡庸だがシャープな編集とストレートな演出に唸った。開巻10分で佳作の予感。後半、徐々に心を通わせて行く健気なふたりの心情に堤防決壊。年度最大級の号泣作品となった。街と人々の描写も美しく素晴らしい。公開本数は少ないが、中国映画侮るべからず。
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極悪女王

2024-09-23 21:21:42 | ドラマ
9/23(月)晴れ
三連休最終日。ようやく最低気温20℃、その冷気で目覚めた。肌寒さを感じて早朝散歩に出る。買いものと散歩以外は表に出ず、居間でネットフリックス製作のドラマを視聴。全5話。1980年代に一世を風靡したヒールレスラー・ダンプ松本を中心とした全日本女子プロレス所属の面々の栄枯盛衰を描いた群像劇。ダンプが憧れたビューティーペアは我と同年代なり。さすがに力道山の現役時代は知らないが、最初のヒーローレスラーは【人間風車】のビル・ロビンソン。宿敵は豊登とサンダー杉山。ミドルティーンになって≪アングル≫や≪ブック≫などの【真相】を知ってプロレス卒業。但しプロレス映画には傑作多し。ダーレン・アロノフスキーの≪レスラー≫や最近ではショーン・ダーキン≪アイアンクロー≫など、女子プロレスモノでは本作にも登場する長与千種が主宰していた団体に英国BBCの女性クルーたちが迫ったドキュメンタリー≪GAEA GIRLS ガイア・ガールズ≫が忘れ難い。プロレスなど単なる八百長などと云えない迫力やドラマがある。さて本作。地上波では到底放映できない業界裏事情と流血の格闘を描いて迫力満点。監督は既に巨匠の風格を漂わせる白石和彌。主演のゆりあんは無論のこと、世間を騒がせた剛力彩芽と唐田えりかの両女優も開き直りと思える熱演で大いに感心。本物には当然及ばぬが、まぁこれが限界でありましょう。興行面でのエピソードについては、経営サイドのいかがわしい三兄弟(村上淳、黒田大輔、斎藤工)とプロモーターの音尾琢真が、人間味溢れて笑いの中にも哀愁あり。一気見するには絶好のコンテンツでございました。
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終りに見た街

2024-09-22 20:55:50 | ドラマ
9/22(日)曇り時々小雨
三連休中日。秋分の日らしい涼しき一日。漸くエアコンをオフにした。寝坊して8:00起床。ゆっくり散歩、ノンビリ朝食、ゆるゆると清掃。午後は無料配信動画サービスで昨夜放映されていたドラマを視聴。テレビ朝日開局65周年記念と銘打っているだけあった豪華キャストによる大作と云えるだろう。山田太一の原作小説は既読。それが81年。翌年、細川俊之主演のドラマも観ている。我は山田太一フルークであるから05年の中井貴一版も視聴している。本作はクドカンが令和の時代に置き換えて脚色。主演は大泉洋。初回、リメイク版より更に終戦から時を経て、そのギャップをユーモラスに変換させていた。情報統制や軍事教練など、いまの若い衆にはピンとこないだろうが、純粋な子供たちほど環境に順応してしまう恐ろしさは通底している。平和な時代に反戦を叫ぶことは容易い。本当の勇気とは戦時に不戦を訴えることである。ラストも現代でもありえる悲劇的な終焉である。夜は書棚にあった原作を読み返す。
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あの人が消えた

2024-09-21 20:40:08 | 映画
9/21(土)曇り時々晴れ
猛暑も少し収まったか。ここのところ世間を賑わしているニュースで感じること。こいつは人間じゃないんじゃないか。異星人か妖怪かと思わせる二大巨頭。ドジャースの大谷翔平と兵庫県知事の斎藤元彦。まぁ善玉のスーパーヒーローと悪玉の鉄面皮であるが。(笑) 寝坊して8:00起床。散歩、朝食、近所のシネコンに出向いて昨日から公開の邦画を鑑賞。11:05開始回には観客30名程度。作・監督の小野格、主演男優の高橋文哉ともに初コンタクト。ミステリー・ホラー的な導入からツイストを重ねて終盤は『シックス・センス』となり、更にハートウォーミングなメルヘンタッチでエンディング。みなさん色々と考える。中堅役者の手堅い演技でミスリードされたが、少々反則的な部分もあり。語り口をもっと工夫したら大傑作になっていたろう。再見すれば制作サイドの意図した幾つかの仕掛けに気が付くかも。それでも料金分は充分に楽しめました。佳作なり。終映後、ショッピングモール内のカフェで一服。夕方、2度目の散歩。秋が近づく気配を感じる。夜は自室でひたすら読書。
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リア王の悲劇

2024-09-20 21:33:28 | 演劇
9/20(金)晴れ
それにしてもこの残暑はこたえる。7:00起床。散歩、朝食、清掃。11:00自宅を出て横浜へ向かう。日本大通り駅近くの立ち食い蕎麦屋で昼食。13:30KAAT神奈川芸術劇場にてシェイクスピアの悲劇を観劇。タイトルロールを演じるのは我が恩人なり。狂乱と悲嘆のうちに没するリア王を熱演。王に寄り添う道化の皮肉に満ちた言葉は、現世の不条理に通じる。今回感心したのは、腹心のグロスター伯一家のエピソード。やはり400年以上の時を経ても人間の欲深さや滑稽さは普遍的で変わらない。実はこの演目には複数のバージョンあり、オリジナルと沙翁が改編したものの折衷版が最も有名らしいが、本作は本邦初上演の『フォーリオ版』だそうな。一般に悪女とされる長女・次女の言い分もしっかり描かれ、より現代的感覚に訴える内容。3時間10分という上演時間も気にならずカーテンコールの拍手をした。帯同者4人と車で帰京。実家そばの台湾料理屋で遅い夕餉。21:00帰宅。
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おひとりさま族

2024-09-19 21:32:48 | 映画
9/19(木)晴れ時々曇り
残暑継続。夕方には雨のない落雷あり。出勤しないだけでまだ奉公先の有給休暇を継続中。7:00起床。散歩、朝食、清掃など。退職挨拶に返信あり、その返信をシコシコと打つ。昼にミックスサンド。2度目の散歩を済ませてカフェで一服。夜はアマゾンプライムで邦家未公開の韓国映画を視聴。2021年製作。カード会社のコールセンターに勤めるクールな若い女性が主人公。邦題にセンスなし。原題はAloners 『単身者達』。まぁその設定でストーリー展開は読めますな。ヒロインは周囲と交流することもなく、ランチも孤食。通勤時も常にイヤホンをして動画を観ている。隣人の孤独死や職場での新人研修を任され、心に変化がみられる。その辺の描写が丁寧に描かれる。透明感のあるヒロインに☆献上。これはどこの国のお話だとしても通用するだろう。
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侍タイムスリッパー

2024-09-18 20:53:03 | 映画
9/18(水)曇り時々晴れ一時にわか雨
奉公先への最終出勤日。5:00起床。散歩を済ませてゆっくり朝食。7:00奉公先到着。残務処理を30分で済ませて3通のメールを1時間後発送にセットして退社。新宿で途中下車してモーニングコーヒー。新宿ピカデリーにて10:50上映開始の邦画を鑑賞。久し振りに満席を経験した。8月に単館公開して評判を呼んで、現在全国のシネコンなどで63館まで上映館が増えているそうな。監督・脚本はじめ10役以上をこなしている安田淳一を全く知らなかった。その不明を恥じたい。低予算、役者陣も無名だが、そのクオリティは極めて高い。まずシナリオが素晴らしい。凡百のタイムスリップものと一線を画した幕末における武士の矜持が、現代の時代劇制作と絡めて奥行きを出している。殺陣も正攻法で過去の名作にリスペクトしつつ、その主眼を切られ役においているところが泣かせる。またコメディとしても時代ギャップや恋愛要素も加えてクスリとさせる。『カメラを止めるな』的な口コミでの拡散を続けてヒットするだろう。多幸感に包まれて劇場をあとにする。夕方、最寄り駅近くの床山で散髪。懸案だった髪型にしてこちらも大満足。カフェで一服して17:00帰宅。夜は退職挨拶に対する多数のメールに返信。
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武道実務官

2024-09-17 21:44:00 | 映画
9/17(火)曇り後晴れ
連休が終わって猛暑再び。休暇取得なので実質2週間ほど奉公先へ出勤していない。ゴミ出し、散歩、朝食、清掃。駅前の信用金庫へインターネットバンキングを申し込みに行く。メガバンクと違い店舗で申し込めと云う。書類を何枚か書かされて2週間ほどしたらパスワードが書留で届くと云う。ここでカチンときた。ネット社会の昨今、この手の登録になんでそんなに時間がかかるのか。音量を倍にして問うと奥からベテラン女子社員が出てきた。20分ほど問答・応酬あり。中小金融機関の明日は暗い。帰宅して豚汁と鯖焼きの昼食。夕方は散歩とカフェ。夜はネットフリックス独占配信の韓国アクション映画を視聴。タイトルは保護観察官と組んで性犯罪者などを監視する特別職(?)。かの国にそんな制度があるか不案内であるが、テンプレートはマ・ドンソクの『犯罪都市』シリーズとおなじ。勧善懲悪の王道。憎々しい凶悪犯との生身のアクションが素晴らしい。モデル上がりの主演男優は初見。ベタな造りではありますが泣かせもあって楽しめた。
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ウォンカとチョコレート工場のはじまり

2024-09-16 21:10:14 | 映画
9/16(月)曇り
三連休最終日。終日曇天で暑さも一段落。敬老の日。旗日。昨今幾つから老人と云うのだろう。お国の指針だと65歳以上を前期高齢者と区分しているのでそのあたりか。しかし50前後で年寄り臭い奴もいれば80過ぎても矍鑠としている人もおります。気持ち(精神面)は無論のこと健康であることが大切なのでありましょう。炊事をして散歩をしてカフェで一服。夜はネットフリックスで昨年公開時に見逃していた英米加の合作を視聴。ロアルド・ダールの原作(児童文学)は10代に既読。 2005年にティム・バートンが監督してジョニー・デップ が主演した『チャーリーとチョコレート工場』も公開時に鑑賞。それほど感心した記憶はなし。ダールとバートンの双方の毒気がうまく作用していなかった印象。さて本作はその前日譚である。監督(脚本)は【パディントン】のポール・キングで主演はティモシー・シャラメ 。小説のキャラ≪ウンパルンパ≫(ヒュー・グラントが怪演) も出てくるがほとんどオリジナルストーリーである。豪華なセット(SFX?)と色彩豊かなプロダクションデザインには感心したが、ミュージカルの割には楽曲が少々弱い。まぁなんだかんだと思うところはあるがサブスクで観るには程よい暇つぶしにはなった。
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