早朝ミーティングあり、昼にはキジ重880円。午後はプライベートな内職に勤しむ。定刻退社して渋谷で途中下車。ヒューマントラストにて韓国映画を鑑賞。如何にも単館・アート系好きな単身者中心に3割弱と程好い空き加減。私小説にも似たプライベート・フィルムのような雰囲気の作風。さらにテーマは監督と主演女優の不倫関係とシンクロしていることを考え併せると、スキャンダラスな作品だろう。モノクロ画面の陰影は、男女間のプリミティブな関係描写にベストマッチ。人様の痴話喧嘩を楽しむ趣味はないのだが、不思議と見入ってしまう何かがある。修羅場を演じても窈窕なるかなキム・ミニ。終演後のエレベータで乗り合わせたカップルの男性が『けっ!俺でも撮れるぜ』と毒を吐いていたのには笑った。男気のある益荒男は御覧にならぬ方が賢明か