コイン・トスのような決着

6/29(火)曇り時々雨
終日変わり映えしない日常。午前中はミーティング。午後は来客。早めに退社してジムで遠泳。キックオフ前に一時間ほど仮眠する。両チーム決定力を欠いた１２０分。さて規定通りPK。深夜に３千万人はため息をついていたであろう。これも歴史の重みか。邦家の代表選手とスタッフの労を多とし感謝したい。４試合色々楽しませて頂きました。

胎教に悪い職場環境

6/28(月)曇り時々小雨
蒸し暑い、ミストサウナの中にいるような一日。奉公先のエアコンは省エネモードの２８℃。扇子が手放せない。午前、同業者の来訪を受ける。進捗進まず。昼食に≪彩り和膳≫なるものをオーダーする。刺身や煮物がチマチマと乗ったお膳のメインがフランクフルトってのはないだろう。独逸快勝の祝いか。午後は睡魔と闘い雑務をこなす。夜はグループ新メンバーの歓迎会とご懐妊で産休突入の女子事務員への慰労会に参加。４時間ほど他愛のない談笑をして２３時にお開き。定刻帰宅。世界蹴球、和蘭VS斯洛伐克を観戦。

春との旅

6/27（日）曇り
事情あって昼近くまで不貞寝する。食事も摂らずに愛車で外出。インドアで白球をひっぱたき、ジムで遠泳、オートバックスでオイル交換して、夕刻、大泉のシネコンで地味な邦画を鑑賞。何が地味か。偏屈で頑固な爺さんと孫（見てくれの良くない田舎娘）とのロードムービー。監督はこれまで縁がなく作品を１本も見たことがない小林政広。T-joy７番スクリーンは２００人近いキャパの小屋だが観客は１０名内外。観客動員と作品の質は比例しない好例。まずヒロインの徳永えりを讃えたい。造り込み過ぎの感はあるが、数度ある食事のシーンだけでも泣けてくる。自分の老境を思い描くとき全く他人事でなし。これは美しいロケーション、達者な役者、そして数多の社会性を織り込んだシナリオ、それら全てが結晶した良作である。

さんかく

6/26(土)曇り時々晴れ
親族に対する餞別に大枚を準備する。現金はどうかと思ったが簡素な茶封筒に入れて起きぬけのボケた当人に渡す。午前中は池袋のテアトルダイヤで本日初日の邦画を鑑賞。窓口の行列に、まさかとは思ったが、案の定、隣の≪告白≫でした。１００人前後の小さな小屋は半分程度の入りで上映開始。監督・吉田恵輔の力量は、そのデビュー作≪机のなかみ≫から非凡である。続く≪純喫茶磯辺≫でも無名の仲里依紗をフューチャーして前作がフロックでないことを証明。本作も持ち味が良く出た佳作である。良いですねぇ、こういうチマチマした色恋ものは。恋愛とはとどのつまりストーカー行為なり。まずキャスティング（脇役陣も含め）が素晴らしい。細部にこだわったセット・小道具。シナリオが自然で説得力もある。上半期ベストの邦画。エンドロールに流れるアコースティックな楽曲が暖かな余韻を包む。
終わって大型書店で２時間の立ち読み。夥しい書籍の大海原に圧倒される。情報の洪水に溺れる感覚。贔屓作家ふたりの新作と遺作を購入。ジムで遠泳して帰宅。

サバイバル・オブ・デッド／象のなみだ／お姉ちゃん、弟といく

6/25（金）晴れ時々曇り
夜中の３時から起きてサッカー観戦後は朝風呂、朝食。普段より遅くに家を出て新横浜へ向う。取引先を謝罪訪問。経理担当の女子事務員が美人なのに吃驚。戻っても碌な業務が待っているわけでなし午後は不動産会社の担当と事例勉強会。クサクサするので定刻退社。池袋へ出て映画の梯子鑑賞。まずはシネマ・サンシャインでゾンビ・シリーズで知られるジョージ・A・ロメロ監督の新作。鬼才も齢７０を超えているそうな。暑気払いにはもってこいの演目。これをB級のホラー映画だと思ったら大間違い。ゾンビも進化しつつゲテモノを扱っているようで、切ない恋愛や家族愛、不毛な争いごと等々、幾多のテーマが詰って飽きさせない。全編を覆うスプラッタとユーモアもロメオ映画の特色。次いでロサ会館のレイトで江口のり子主演の変態映画。４２分の中編は０８年の夕張ファンタスティック国際映画祭の審査員特別賞なんだそうな。上映後に監督とゲストによるトークショウ付。観客は２０名弱と寂しかったが荒削りなエロシーンには光るものがあった。銀幕には邪な人心を浮かび上がらせる魔力がある。予算の関係だろうがDVの撮影というのは頂けない。画像粒子が荒れて見苦しい。良いカットがあるだけに惜しい。上映同時上映はスケッチのような２０分の短編。終わってひと駅分の散歩をして０時帰宅。

深夜の蹴球観戦

6/24(木)晴れ時々曇り
連日の寝不足でややバテ気味。来客が２件。相手が支払い先なので気楽なものである。いくら値引いてくれるの？夜、同僚とその取引先のセールスと夕食をともにする。薄汚ねぇ中華料理屋でレバニラ炒めライスというのが庶民的で泣かせる。早めに帰宅して少し仮眠。寅の刻七つに覚醒し邦家VS丁抹を観る。組織的なプレーが奏功し、まぁ歴史的な勝利でありましょう。めでたい。

週の中日の激闘

6/23（水）雨後曇り
睡眠３時間弱。眠くないと言ったら嘘になるが、まぁ昼間は座業である、運動量は大したことなく時折電話で相手を恫喝したりする程度。終日穏やか也。宿題のデーター作成を小僧に任せて社内アウトソース。夕刻完成し夜は宿願だったかつての好敵手と一戦。半チャン三回１・２・２位でトータルトップ。意気揚々と終電に揺られる。ライバルはいつまでも強くなければいけない。深夜帰宅し残飯を孤食。

金で幸福は買えないが・・

6/22(火)曇り時々晴れ
梅雨の時期らしい蒸し暑くぐずつく天候。朝食にチーズトースト。いつもより１０分遅れて奉公先へ。午前中は定例のミーティング。トロタクという奇怪な丼ものを昼食に摂る。得体の知れないトロもどきと沢庵の千切りが盛られている。午後に退屈な打ち合わせ。連日親の敵のように決裁と捺印書類が回ってくる。愚図愚図しているうちに２２：００である。若い同僚と駅前の中華屋で焼きそばを啜る。中国元の切り上げについて互いに蘊蓄を傾ける。あるはずもない預金を異国の通貨で秘蔵すれば、あら不思議１年後には倍までとはいかないまでも１．５倍位にはなるそうな。得ることなき金の算段をしているときの自分の醜怪な面相を想像して震撼とする。件名の下に続く箴言。≪それでも金は貯めておけ≫

マークシートを塗り潰せ

6/21(月)曇り
蒸し暑い週明け。睡眠２時間で頭がぼんやりする。午後に２つの会議。終われば５時である。中国からの留学生にお誘いを受けるがメンバー揃わず断念。非生産的な残業をする。１０時、まっすぐ帰宅するのはどれ位ぶりだろう。少し仮眠して深夜、通信教育の解答用紙にオタマジャクシを書く。

瞬 またたき

6/20(日)晴れ時々曇り
深夜２～３時は自分にとっては早めの就寝である。たっぷり睡眠をとって１０：００起床。余った米と戴き物の野菜で雑炊を作りブランチとする。池袋で北川景子の新作を鑑賞。監督は名作≪がんばっていきまっしょい≫の磯村一路。岡田将生目当てか中高生のグループが目につく４割程度の入り。お話は札幌を舞台にした純愛もの。以上。欠伸連発。上映時間が長く感じたのは演出のメリハリのなさかシナリオの問題か。北川景子はもっと芝居上手ではなかったか。彼女にはまだ決定的な代表作がない。終わってジムで遠泳。夕刻より晩飯の支度にとりかかる。薄く敷いたトマトにイサキの薄造りを乗せ、パセリ・玉ねぎを振りかける。味付けはオリーブオイルと塩・胡椒・バルサミコ酢で整えたイサキのカルパッチョ。メイクイーンとニンジン・インゲンを茹で胡瓜・茹卵・ハム・玉ねぎをマヨネーズで和えたポテトサラダ。そしてメインは大蒜・鷹の爪で熱したオリーブオイルで３枚におろし塩・胡椒したイサキのソテー。これにはイサキの白子とエリンギとホウレンソウのバター炒めを添える。みそ汁はイサキの頭と骨で出汁をとり、具はワカメと長ネギ。食材は全てあり合わせと戴き物の豪華ディナー。料理バンザイ。最高の息抜きにして他に類がないクリエイティブな作業。

ザ・ウォーカー

6/19(土)晴れ時々曇り
少し寝坊をして１０：００起床。久々に二度寝をした。昨日のイサキの下処理をする。鱗をそいで三枚におろし中骨を抜く。米を炊いてまずはイサキ寿司。午後からシネコンで映画鑑賞。本日封切のデンゼル・ワシントン主演作。核戦争で地上が荒廃した近未来。３０年間一冊の書物を携えて西へ向う男・・・。最初の３０分は面白かったのであるが≪マッド・マックス≫やら≪ターミネーター４≫やら果ては≪座頭市≫まで思い出してしまいどうにも中盤のダレ方がよろしくない。書物が何であるかはすぐに分かったが、ラストのオチには驚きはしたが、だからなんだ、ってなもんである。キリスト教への理解があれば感じ方も違う？アクションシーンは金がかかっておりました。ジェニファー・ビールスなんて久し振りに観たなぁ。夕刻、愛犬の通院の送迎。ジムで遠泳。偏頭痛がする。早めに切り上げる。夜はW杯TV観戦。気分がすぐれぬ。風邪か。

南房総イサキ釣り（リベンジ）

6/18(金)曇り後雨
レジャーは平日の限る。政治力を駆使して週末休暇取得。前日夜更かしするも５：３０起床。朝食と支度を整えて、過杉並・世田谷で同乗者を拾ってアクアライン経由して房総半島へ。布良港は相変わらず閑散。埠頭で昼食を摂って午後船に乗り込む。乗船１０名。無風・波穏やか也。水深１６メートルの棚でシャクリ、コマセを撒く。開始後２時間は当りが渋いが１５：００過ぎに連続で食いが入る。と、そこで突然の突風と降雨。船はジェットコースターのように揺れ、船頭が早上がりを宣言。釣果１１枚はまずまずといったところか。帰路にはいつものラーメン屋で早めの夕食。２１：００帰宅。

ここ一番で勝負するのが趣味雀

6/17(木)晴れ時々曇り
本格的な夏を間近に感じさせる蒸し暑さ。業務はさしたる進展なくルーティンのように判子を押す。昼食に辛い焼き鮭。ここの女給さんが変に色っぽい。午後は五反田で悪事の下見。夕刻から打ち合わせ。終業間際に横一線で並ぶ同僚達の眼が光る。以心伝心、卓を囲むことになる。半チャン三回。場所代程度浮いて終了。定刻帰宅して春雨と野菜のスープを孤食。明日も早い。

鉄男 THE BULLET MAN

6/16(水)小雨後曇り
蒸し暑くまとわりつくような雨に勤労意欲は減退。終日、事務所で後ろ向きな仕事にいそしむ。たとえば取引先への謝罪メール。新人相手に勉強会。査定の講評。少し残業をして新宿に出る。テアトルでは塚本晋也の新作がレイトショウでかかっている。サービスデーにもかかわらず２割程度の入り。やはりこの監督のカルトな作風は観客を選ぶ。激しくブレる手持ちのカメラとこれでもかの大音響。不快感の極限が試されるような全編ハイテンションの映像と音の暴力。間歇的な抒情シーンにセンスを感じる。初代のようなインパクトはなく、好き嫌いはあるにせよ映像作家としての力量は認めざるを得ない。怪作である。こーゆー映画が好きな奴とは友達になりたくないと云われても仕方がないが。７０分の比較的短い尺だが鑑賞後はぐったりきた。

立つ鳥が 跡を濁して 五里霧中

6/15(火)晴れのち曇り一時雨
昨日から一転蒸し暑い。WC観戦で午前３時就寝、不思議なことにいつもより早めに目覚める。寝坊した同僚を待って遅めのミーティング。不味いカレーライスの昼食後、劣等社員の尻拭いをする。夕刻、秋葉原の客先へ謝罪訪問。一服しに入ったサンマルクでコーヒーとあんパンの間食。甘味は苛立ちを抑制する。執務場所へ戻ってひたすら残業。帰路はジムにより遠泳とサウナ。定刻帰宅。深夜に塩ラーメンの夜食。今週から通信教育のテキストをナイトキャップとする。これは睡眠誘発にもってこいである。