Il film del sogno

現実逃避の夢日記

映画のない休日

2011-02-28 00:32:00 | 日記
2/27(日)晴れ
快晴なり。6時就寝8時起床、の予定であったが目覚めれば10時過ぎ。ブランチを孤食して頭で予定を組みなおす。まず洗車。中途半端な深夜の洗車はいかん。キチンとシャンプーをしてワックスをかける。車中もつや出しのコーティング剤で磨きマットの埃を払う。汗だくである。綺麗になった愛車でインドアへ出向く。2階打席から白球をひと箱ネットに向かって打ち込む。左肘の筋肉痛が幸いして力の抜けた良いスイングから理想的な弾道が打ち出される。ロビーでスポーツ新聞と雑誌を拾い読み。終わってジムで2キロの遠泳と30分の水中歩行。風呂とサウナ。業務連絡ありスーパーで買いもをして帰宅。倹しい夕食後は居間のソファーでのたりのたりうつらうつら。特段のイベントがないにも拘わらず映画を観ない久々の休日。これは自分にとって事件である。
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恋とニュースのつくり方/英国王のスピーチ

2011-02-27 05:08:00 | 日記
2/26(土)晴れ
明け方就寝、10:00実弟の電話で起こされる。昼近くまで愚図愚図してブランチのサンドイッチを孤食。ガランと誰もいない居間を眺めて突如大掃除を始める。ソファーのクッションの埃を叩き、床にワックスを塗る。トイレ・洗面台を磨き絨毯に柔軟剤をあてる。夕刻、ジムで遠泳。夕食後、レイトショウとスーパーレイトショウ(午前零時過ぎの開始)で洋画の梯子をする。聖林お得意の婦女子サクセスストーリーは、活きの良いヒロインを使ってテンポ良く仕上げた佳作である。大物俳優の貫録や小道具の伏線が効いて全く厭きることがなくお決まりのラストまで安心して観た。元気が出る映画というのはやはり良いものである。かたや今年のアカデミーで主要部門にノミネートされている英国映画は史実の重厚さと堂々たるプロダクションデザインが素晴らしい古典の風格漂う真面目な作風が好感もてる。英・豪出身の主演二人の演技が巧い。コリン・ファースのオスカーは堅いか。帰路、GSで燃料補給、簡単な洗車をして明け方帰宅。
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YOYOCHU SEXと代々木忠の世界 /我が友ヒットラー

2011-02-26 17:18:00 | 日記
2/25(金)晴れ時々曇り
昨日の陽気は春一番だったそうな。一転肌寒くなり三寒四温。鼻腔の不調が続き深夜に就寝。奉公先へは何時もの一番乗り。貯まった書類に目を通し課題をやっつけ取引先の担当者と昼食を共にする。午後は半日休暇を行使。日本橋の協会で会員の継続手続き。費用15,500円なり。徒歩で銀座へ移動。シネパトスでAV業界創成期から現役を続ける名物監督のドキュメンタリーを鑑賞。観客10名程度。ワケあり風のカップルも何組か。稀代の性の求道者、その半生は著書では知っていたが改めて数々のエピソードに感心する。よよちゅう、筋金入りのアウトサイダーは70歳を超えてなおチャーミングである。夜は渋谷で演劇鑑賞。先週に続きミシマ・ワールドに惑溺する。圧倒的な科白の力。華麗なるレトリック。ゆるぎない構成。小説よりも戯曲を評価する批評家がいるのもうなずける。寒風吹きすさぶなく背中を丸めて帰宅。
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波光煌めく若狭湾

2011-02-25 01:45:00 | 日記
2/24(木)曇り
5:30起床。朝食をかっこんで駅へ急ぐ。品川発6:57発ののぞみで名古屋まで。駅前で帯同者のお迎えを受けてタイ製マーチに乗り込んで名古屋高速・北陸道に乗って福井まで。若狭湾に面した巨大施設の近隣で出来したトラブルの現調を行う。メーカーのサービス工場で破損部品の確認。技術者から説明を受ける。関係各位に提出する資料を確認。昼食は街道沿いの海鮮料理店。如何にも観光客向けの大店舗でチープなランチを食す。太平洋側は曇天でも岐阜の山中を超えると一転晴天になった。気温も上がり穏やかな気候。長閑な田園風景や遠くの連峰、湖を思わせる湾内のさざ波を窓外に眺め、しばし仕事を忘れ観光気分。午後は顧客の現場責任者へ事情説明。人身がらみの事故でなかったのが不幸中の幸い。整備不良ではなく機械自体の構造上の欠陥である可能性が高い。善後策を協議して小1時間で終了。往路と同じ帰路を辿り夕刻、名古屋の事務所入り。旧同僚やら同期と丸の内の居酒屋で懇親。スーパーリーズナブルなメニューに感動。2時間の飲食歓談後に20:23のひかりで帰京。車中爆睡。日付が変わる前に辛くも帰宅。長い日帰り出張であった。
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来る春の 近きを伝える 耳鼻咽喉

2011-02-24 00:41:00 | 日記
2/23(水)晴れ
朝一番の来客は協業先の女性コンビである。苦労人風のおばはんと色白の越後美人。にこやかに雑談しても商談は辛辣。嗚呼この世に競争などなければどんなに良いか。讃岐うどんの昼食を摂って午後は兄弟会社の代表を訪ねて本郷へ出張る。30年来の付き合いになる元上司は相も変らぬ憎まれ口を利いて可愛くない。それはお互いさまであるが。夕刻戻り非生産的な残業をする。周囲を見廻せば辛気臭い顔が並んで世相を反映しているようでどうにも暗い心持になる。銀座あたりでレイトショウでも観ようかとも思ったが同僚の相談に乗っているうちに時計の針は容赦なく回る。都心のターミナル駅は何時なんどきでも結構な混みあいで着膨れした体が接触してこれまた気分がブルーになる。鼻腔の調子すぐれず。鼻風邪だとばかり思っていたが、これはひょっとすると後天的花粉症か。だとすると残りの人生、毎春憂鬱な季節を迎えなければならない。
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役満まであと一歩

2011-02-23 02:22:00 | 日記
2/22(火)晴れ時々曇り
睡眠1時間半でもやけに清々し朝を迎えて元気に奉公先へ。午前中は会議。午後は事務処理。あっという間に夕刻。トラブルユーザーを訪問した同僚の報告を聴いて対応策を協議。夜は昨夜に続いて新宿にて何時もの鬼雀。トップをまくり、まくられ、最後は沈みトータルでワンコイン。きょうび僅かな金子で熱中できるゲームはそうはない。字一色という役満がある。聴牌してもあがらねばクソの役にも立たぬがそれなりの緊張感が楽しめる。痺れまっせ。勝利の女神は何時も気まぐれである。終電に揺られて定刻帰宅。
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雀荘で 啜る汁粉の 苦きかな

2011-02-22 02:07:00 | 日記
2/21(月)曇り時々晴れ
定時起床。咽喉がいがらっぽい。スワ風邪か。奉公先をズル休みするか。そうは云っても週明けで予定も入っている。しょうがなくノロノロと朝支度。午前中に定例のミーティング。半数が休暇を取っている。有給消化月間である。昼食後に親会社のプロジェクトに参加。二言目には経費削減で気が滅入る。夜は新宿でレギュラーメンバーと一戦。出入りの激しい戦績で結果はコイン一枚の出費。良くも上がったり、良くも振り込んだり。上家はしきりに鼻を啜り、下家は腹のお具合が悪いとぼやく。それなら大人しく帰れば良いものを、げにギャンブルとは恐ろしい。毎度の終電で帰宅。特製の雑炊を流し込んでメールのチェックなど。
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RED/悪人

2011-02-21 01:48:00 | 日記
2/20(日)曇り時々雨
中途半端な断続的な睡眠の為に明け方まで眠れず、何故か肘(特に左)の関節が痛い。筋肉痛とはまた違った痛痒に難儀をする。7時就寝、昼前に目覚める。ブランチのサンドイッチをもそもそと食べて窓外の曇天を見上げる。夕刻、近所のシネコンで聖林のアクションものを鑑賞。盛りは過ぎたが豪華配役によるB級大作。原作はコミックスだそうだが、これはハリウッドでしか作れないだろう。あり得ない設定あり、有無を云わせぬ強引な展開あり、派手なドンパチあり、年齢差のある恋あり、古き良き友情あり、憎き敵あり・・・。つまりは映画である。細部やギャグを揶揄するのは野暮である。おじいちゃん、おばあちゃんが大活躍してスカッとする怪作。夕餉に蕎麦をすする。夜は同じくシネコンで昨年大ヒットした邦画を再鑑賞。ユナイテッドの好企画(シネマコレクション)である。つい先日邦家の映画賞(主要俳優賞)を独占してましたな。名画は再見に堪える。そして映画はやはり大スクリーンを見上げて五感全てで感じるものである。細かなシーンまでよく覚えていた。日付が変わる頃に帰宅。
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パルコール嬬恋/ヒア アフター

2011-02-20 05:26:00 | 日記
2/19(土)晴れ
お迎えのクルマ(サスペンションの堅いスポーツタイプの四駆)に乗ってほどなく夢の中。何度か覚醒するも3時間半ほどで目的地のスキー場に到着。2年振りのゲレンデである。快晴・無風、と絶好のスキー日和。帯同者とは初回のゴンドラに乗り合わせたきり昼食時を除き別行動。ひとり黙々とリフトに乗り滑走を楽しむ。見上げれば紺碧の空に飛行機が飛んでいる。遠くの連峰もパノラマのように見渡せて痛快なり。3時半スキー場を後にして町営の日帰り温泉で体を温める。往時と同様、帰路も車中でひたすら眠り、7時自宅着。夕食を摂って居間でひと眠り。近所のシネコンで深夜0時に始まるイーストウッドの新作を鑑賞。本日初日とはいえ流石にこの時間帯は空いている。齢80を超えてなお傑作を連打する巨匠の新作は、3人の迷える登場人物たちが国を超えて出会うまでを描いたヒューマンドラマ。毎度のことではあるがキャスティングが巧い。臨死体験をした美人ジャーナリスト、ドラッグ中毒のシングルマザーを持ち双子の兄を不慮の事故で失った少年、そして心に傷を持つ元・サイキック。映画と人心を知り尽くしたフィルムメーカーからのギフトを堪能した。
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サド侯爵夫人

2011-02-20 04:56:00 | 日記
2/18(金)曇り
月も半ばを超えると提出する資料も多い。過半はやっつけ仕事であるが、最近は追跡調査をされるのであまり絵空事も報告できない。嫌な渡世である。サクサクと仕事を片付けて夜は渋谷へ向う。東急文化村のシアターコクーンでは蜷川幸雄演出による三島由紀夫の2本の戯曲を交互に上演している。生意気盛りのティーンエイジャーの頃に三島由紀夫は全作読破しているが、舞台は初体験。元々登場人物6名全て女性の設定であるが、演じる役者を男性(この配役は凄い)にして話題性充分。豪華絢爛な科白に彩られた3幕物(休憩を含む3時間超え)に感心しきり。やはりミシマは天才であった。観客の8割は女性。知人3名と遭遇。買い物をして帰宅は24時。深夜に特製サンドの弁当を作る。2時間の睡眠でお迎えの車に乗り込む。
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電気自動車再試乗

2011-02-18 01:46:00 | 日記
2/17(木)曇り後雨
少し寝坊をして焦る。朝食もそこそこに横浜にある某車輛メーカーのテストコースへ。電気自動車の試乗会に潜り込む。二月ほど前に招待された時は後部座席に甘んじていたが、今回は堂々のドライバーで時速100キロ超えも経験。役得なり。静寂性と力強いトルク。未来の加速に感動する。課題はインフラと価格だけだな。昼には帰京。有楽町・御茶ノ水・立川と顧客を廻る。契約御礼、ご機嫌伺い、新規訪問etc。夜は帯同の同僚と一献。帰路途中にジムへ寄り2キロの遠泳、サウナで汗を流し定刻帰宅。
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GONIN

2011-02-17 01:43:00 | 日記
2/16(水)晴れ
晴れれば晴れたで放射冷却で寒さが増す。昼前に社内インフラの打ち合わせ。軽い日本蕎麦の昼食後、来客ひと組み。謎の経費削減運動の元締めによるプレゼンに同席する。不況の昨今、機器投資して、それを上回る効果が得られるとは思えないのだが、政治的な圧力もあり疑似は難航する。夜は協業先の元担当者の移動送別会。群馬から岡山へ転勤するそうな。総勢十数名の男女が入り混じって、送る送られという感傷もなく、小一時間で単なる飲み会と化す。20:30中座して銀座へ向う。シネパトスでは石井隆の特集が組まれ95年製作のバイオレンス作品を再鑑賞。観客10名程度。石井ワールドには場末の劇場がよく似合う。豪華配役、切れのある映像、強引な展開も忘れる破壊力。そこには映画でしか表現できない毒やエロスがある。大満足で小屋を後にし、銀座の裏通りを逍遥して帰路に就く。
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立直・河底撈魚・ドラ6(親のバイ満)

2011-02-16 01:35:00 | 日記
2/15(火)曇り後晴れ
深夜に積った水気を含んだ雪はあたかもカキ氷の如し。そろりそろりと駅までの道中を歩く。午前中に定例のミーティング、もやしソバの昼食を摂って午後は川崎の兄弟会社へお願い営業。事情説明と懇願。至誠は天に通じる。何とか了解を戴いて帯同の同僚とビル一階のカフェで休憩。中間小説が好きなこの同僚と暫し贔屓作家の合評をする。デビュー時からの花村萬月作品を語り合って厭くことなし。戻って業務連絡と決裁。夜は毎度のメンバーと新宿で一戦。半チャン4回。2・2・3ときてラストに大物手を上がって余裕のトップ。ついに上昇トレンドに乗ったか。終電に揺られて帰宅。
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雪の降る夜は・・・

2011-02-15 00:52:00 | 日記
2/14(月)曇り後雪
・・・早めに奉公先を退けてターミナル駅で途中下車、駅ビルの地下にあるカフェに入りキオスクにて出来心で買った文芸総合雑誌を精読する。曇天の月曜日は朝から打ち合わせが続き、昼過ぎには静岡・三島へドサ廻り営業に出張り、夕刻新幹線であっという間に帰京。雑用を片付けていると窓外の霙が雪に変わっていった。都心の交通網は急な天候の変化に脆弱である。駅構内の案内板には遅延の文字が流れる。広い店内を見渡せば待ち合わせの恋人たちや友人グループ、帰宅途中で一服する勤め人らで大変な混みようである。通勤途上での読書が捗らなくなって久しい。老眼が進んで活字を追うことが辛くなってきたのが一因。読んだ内容をイメージし難くなっている。想像力の減退である。集中力が落ちたと言い換えても良いかもしれない。性欲や食欲同様に知識欲も体力の低下と比例するのだろう。悄然として雪の夜道を蹣跚と帰路に就く。
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ザ・タウン

2011-02-14 02:17:00 | 日記
2/13(日)晴れ
晴天なれど風もあり寒きかな。昨日同様昼前に起床。近所のシネコンでベン・アフレックの監督・主演作を鑑賞。聖林お得意のジャンル、銀行強盗もの。家業が犯罪というような家庭環境で育った悪ガキ仲間の栄枯盛衰。人質に獲ったヒロインとのロマンスなどなど、そこそこ飽きない内容ではあるが平凡と云えば平凡。そう云えばベン・アフレックもコンスタントに何某かに出てはいるが決定打がない。夕方からはジムで遠泳。買い物をして帰宅。夜は居間でウダウダして三連休を終わる。
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