Il film del sogno

現実逃避の夢日記

ブラインド・マッサージ

2023-01-31 21:32:16 | 映画
1/31(火)晴れ
定刻起床、散歩、朝食、午前中まで真面目に仕事。清掃、散歩、遅い昼食。余ったおでんに葱とシメジとうどんを入れて食べてみる。微妙な味わい。3時に口直しのどら焼き。夕方、ジムで銭湯感覚で入浴とサウナのみ。目標体重まで1.3㌔。血圧上108下89と正常範囲。夜はアマゾンプライムにて先週の≪シャドウプレイ≫繋がりで未見であったロウ・イエ監督の旧作を視聴。2014年のベルリン国際映画祭の芸術貢献賞受賞作。畢飛宇(ひつ・ひう)の同名小説が原作だが未読。舞台は多くの盲人が働く南京のマッサージ院。 ハンディキャップを負った彼ら彼女らの赤裸々な日常と葛藤を描いた群像劇。外見や美醜の区別はつかないが研ぎ澄まされた感性ゆえの懊悩。対人関係や懸想・性欲など。手持ちカメラの揺れがドキュメンタリーを思わせる。雨のシーンが多いが、一層の悲哀を感じた。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

眠れぬ夜のカルテ

2023-01-30 20:52:51 | 映画
1/30(月)晴れ
7:30定刻起床。気分爽快。兄弟分と散歩、朝食、清掃。10:30~正午まで定例会議。ネットで参加。自分のパートが終われば内職に精を出す。昼に頂き物のおでん。独り炊事で最もしない献立は鍋ものだろう。人参や玉葱、牛肉などを加えてみるもやはり主役は大根やネリモノである。午後も長い散歩でスタート。ベランダの清掃をして陽の長さを感じる。夕刻、駅前カフェで一服。夜はアマゾンプライムにて中国映画を視聴。催眠療法を得意とする精神科医が主人公のサイコ・スリラー。開巻からインパクトのある演出で始まり、謎の美女との問答で物語は先の読めない展開となる。後半のツイストと謎解きは類似がないわけではないが意外性あり。語り口と全編に散りばめた伏線の回収にはシナリオも書いた監督の職人的な技巧が光る。カレン・モクなどアイドル歌手出身とは思えないほど達者な演技である。中国と云うより香港出身のスタッフ・キャストが中心なようで作風から頷ける。≪特別行政区≫シネマは侮れませんな。 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

川場スキー場

2023-01-29 20:23:07 | スキー
1/29(日)晴れ
土曜夕方に友人からメールあり。急遽スキーへ行くことになった。12:00就寝4:50起床。前日のうちに準備万端、弁当も作っておいた。5:10お迎えの車がやってきた。関信越道に乗ってようやく東の空が明るくなる。沼田ICを降りて一般道を20㌔ほど登り、7:30スキー場の立体駐車場に到着。駐車料金千円也。身支度を整え車中でサンドイッチの朝食、窓口で5時間券(4,400円)を買い、8:00にはクワット・リフトに乗って山頂を目指す。気温マイナス5.0℃、積雪2.3メートル、快晴・無風・視界良好と絶好のスキー日和。山頂近くではダイヤモンドダストが輝き周囲の稜線が望める。当スキー場での滑走は昨年12月以来。周囲は8割以上がボーダー。長いクワットリフト2本を乗り継いで全長3.3キロを待ち時間もなく往復する。13:00の撤収まで2回の休憩を挟んで滑走を満喫。難点は一部混雑する狭いゲレンデがあることくらいである。下山して街道沿いの日帰り温泉の露天風呂(800円)に浸かり、隣接する道の駅(川場田園プラザ)にて相棒とふたり遅い昼食(麺屋 川匠の味噌ラーメン)を食す。15:00帰路に就く。川越近くの事故渋滞で30分ほどロスするも18:00前には自宅到着。飛び出してきた我が仔と夜の散歩を終えて用具も収納。夜はじっくり読書を楽しむ。不思議とレジャーでの疲労は翌日に残らない。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

シャドウプレイ 完全版

2023-01-28 20:38:32 | 映画
1/28(土)晴れ
8:00起床。兄弟分と散歩、ファミレスで朝食、散歩がてら池袋まで出張ってシネマロサで2018年製作の中国映画鑑賞。場内眼光鋭い中高年層中心に20名前後と閑散。完成から中国当局の検閲に2年も要したいわくつきの作品で今回の【完全版】は5分ほどのカット部分が復活しているそうな。ロウ・イエ監督作品は2000年の≪ふたりの人魚≫以来。舞台は80年代と2013年の広州を行ったり来たりする。90年代以降の高度成長と21世紀に入って不動産バブル。背景には所得格差、官僚汚職、土地収用などがある。語り口はクライムサスペンスなのだが、濃密な男女の愛憎劇でもある。主要人物たちの生き様(ピース)が一旦ばらばらになり再構築される。そのあたりが実に映画的文法なのだが、如何せん関係性が複雑すぎて少々難解。これは素直に時系列で描いた方が良かったのではないか。監督独特の陰翳ある絵造りは健在。過去作を見てみようと思った。14:00終映。近くの中華料理店で遅い昼食。いま当地はディープな本格中華の聖地として話題を集めているらしい。馴染の店は満席。第2候補も8割方の入り。周囲はネイティブらしき集団ばかり。中国語と云うのは語感が強く勢いがありますな。帰宅して兄弟分と2度目の散歩。夜はひたすら読書。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

レジェンド&バタフライ

2023-01-27 20:54:09 | 映画
1/27(金)曇り
朝夕は冷え込みますな、とは犬の散歩仲間と交わすここ数日の挨拶。寝坊して8:30起床。特段の用向きはないが休暇取得。期末も近いので消化の意味合いもあり。連日休んでいるようなもんじゃないか、と自分にツッコミを入れるも、それは云ってはイケナイお約束。午前中は押し入れの清掃をする。なぜ半密室なところに埃が溜まるのだろう。クローゼットの蛍光灯が切れている。前回の交換は記憶にないくらい昔である。近くのディスカウントショップで購入。グロースタータ形20W型1本290円也。昼過ぎにダスキンの営業が試供品(モップとクリーナー)を持って営業に来た。絵にかいたような好青年の説得力あるPRとリーズナブルな料金に1年間だけ契約することにする。15:00自転車で近所のシネコンへ。本日初日の邦画を鑑賞。デカい小屋には中高年層中心に3割程度の入り。まぁ平日の昼間に駆けつけるとは余程の(主演ふたりどちらかの)ファンでありましょう。東映70周年記念作品。聖林大作に比べればカワイイもんだが総製作費は破格の20億円だそうな。監督はNHK出身の大友啓史、脚本はヒットメーカー古沢良太、主演は木村拓哉と綾瀬はるかのツートップ、と云うのが宣伝惹句の最上段。≪信長と濃姫≫なんてタイトルにしないところに若年層や海外販売への思惑がチラつく。などと前段が長くなったが、確かに力作である。予算の都合で本格合戦シーンはないものの、キャラ設定や夫婦愛に絞ったストーリー展開は悪くない。エキストラの統率や衣装・小道具まで丁寧な仕事振り。ベテラン芦澤明子の撮影、 佐藤直紀の壮大なスコアも大画面・高音質の劇場映えする。3時間近い長尺も退屈することなく観終えた。上手く云えないのだが、ただ何かが物足りないような・・・。正月に放映されるTVドラマ(特番)のような雰囲気があったからか、脇役陣や少々弱かったか。帰路はつらつら考えるもモヤモヤは消えず。



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

僕と頭の中の落書きたち

2023-01-26 21:18:19 | 映画
1/26(木)晴れ
極寒続く、と云っても関東以北に住む方々にすればこの季節に氷点下の気温など当たり前だろう。9:00散歩。午前中は真面目にお仕事。昼食に豚汁の残りと稲荷寿司。午後は散歩を2回。陽が射せば暖かく春近しを感じることができる。夕方、駅前のミスドで一服。可愛らしいティーンエイジャーと髭面の中年オヤジが並んでオールドファッションを齧る絵はなかなか妙味あり。夜はネットフリックスで独占配信の洋画を視聴。2020年製作の米国インディー作品。精神疾患(統合失調症による妄想)に苦しむ高校男子を主人公にした屈折した青春譚。その家族・教師・友人などとの関係や葛藤がシニカルに描かれる。原題≪Words on Bathroom Walls≫と同名の小説が原作のようだが未読。まずシナリオが良く出来ている。少年にまとわりつく守護神のようで実は疫病神な3人組(妄想)、カウンセラー的な神父(アンディ・ガルシアが好演)、テイラー・ラッセル演じるガールフレンドも適役。主人公の成長物語をキレイごとにしておらず、金言の科白が散りばめられている。これは拾い物の佳作でありました。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ダイブ

2023-01-25 21:13:21 | 映画
1/25(水)晴れ時々曇り
前夜から強風と寒波のダブルパンチで今シーズン一番の冷え込み。出勤日ゆえ6:00起床。以下、毎週水曜日のルーティン。奉公先では書架の整理。ファイルのラベル貼りなど単純作業が続く。頭使わなくて大いに助かる。昼に毎度の蕎麦屋でセットメニュー。15:50定刻退社。池袋から徒歩帰宅。途中駅前カフェで一服。帰宅して兄弟分と人影もまばらな公園を散歩。夜はアマゾンプライムにて2020年製作のメキシコ映画を視聴。本邦未公開。監督・主演女優ほか知った名前なし。オリンピックを目指す飛び込みチームのお話。単なるスポコンものではなく、実話に基いたパワハラ・セクハラ疑惑とヒロインの妖しき葛藤がねっとりと描かれる。スキャンダルを正面から糾弾などしないところが意表を突いている。後のない落ち目のエースの薬物と性的依存症、コーチと選手の関係など、第三者からは理解し難いエピソードもあり結末まで厭きることはなかった。アルゼンチン出身の小説家でもある女流監督が描きたかったのはアスリートのグロテスクな偏愛やエゴだろう。見応えのある一品でありました。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

東芝 真空圧力IHジャー 炊飯器RC-10VST(W)

2023-01-24 20:17:28 | グルメ
1/24(火)曇りのち晴れ
7:30起床。散歩、朝食、仕事。10:00愛車に乗って隣駅の家電量販店へ。10年間使用していた日立製炊飯器が不調となり買い替えることにする。開店直ぐの店内は客も疎らで炊飯器コーナーは一列左右に100台以上展示あり。1万円以下の廉価版(マイコン)から3万から5万のミドルレンジ(IH高圧)、6~10万前後までのハイスペック(IH高圧多機能)までメーカー入り乱れて百花繚乱。基本は一日2食、朝は果実と乳製品、昼は主に麺類が多く、コメの飯は月に何度かしか摂取しない。ただ釣果あれば刺身には白米だし、たまには鯛めしやかやくご飯も食べたい。米櫃には奮発した銘柄米各種がある。若い販売員のお姉さん(苗字が米津!)と問答して通路を数回行き来して結局もっとも売れている無難なクラスで手を打った。近年中国企業に買収されて斜陽の名門ブランドではあるが、アフターサービスも万全とのこと。帰宅して兄弟分と2度目の散歩を済ませて遅い昼食を拵える。あきたこまちとコシヒカリをブレンドした2合の米が炊き上がるまでに白米に合う副菜(豚汁、厚焼き玉子、鮭の塩焼き、サヤエンドウの明太子和え、焼き海苔、納豆、冷奴、ほうれん草のバター炒め、ヤマトイモのキムチ乗せ)を準備。嗚呼、やはり米飯は美味い。残りは梅干し、おかか、シラス、揚げ玉、シソ、胡麻を混ぜておむすびとする。夕方、腹ごなしに長い散歩に出てパークサイドのカフェで一服。夜はひたすら読書。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

エンドロールのつづき

2023-01-23 21:10:26 | 映画
1/23(月)小雪のち曇り
7:30定刻起床。寒き週明け。9:00散歩へ出ようと玄関ドアを開けると好小雪が舞っていた。朝食後は真面目に仕事。10:30~正午までネット会議。午後は散歩、昼食、掃除など。近所のシネコンで18:00上映開始のインド映画を鑑賞。場内中高年中心の観客ヒトケタと寂しい入り。監督(シナリオも)パン・ナリン作品初見。過去作も不案内。設定はインド版「ニュー・シネマ・パラダイス」なのだが、これは監督の体験談らしい。全世界の片田舎と映画館では無数のトトとアルフレードが居たわけである。相応にキャリアのある制作陣による本編も幾つか見所はあったが、少々雑駁な展開と人物設定と描写が気になってしまった。まぁニュー・シネマ・パラダイスは、わが生涯ベストの一本であるから、比較してしまうと評点は自然と辛くなる。個人的な思い入れを如何にドラマに取り込むか。そこには冷静な他者がいなければ成功しないと云うことなのだろう。少々落胆して帰路に就いた。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

モリコーネ 映画が恋した音楽家

2023-01-22 21:15:33 | 映画
1/22(日)晴れ
寝坊して8:00起床。散歩、ファミレスでの朝食、正午からジムでエクセサイズを2時間。理想体重まで2㌔減が必要。血圧上108下88。今月からマシンによる身体測定を行う。フィットネスポイント≪75≫とあり脂肪も多いが筋肉もそれなりにあるらしい。自転車で隣町のシネコンへ出張って14:55上映開始の洋画を鑑賞。2020年に90歳で鬼籍に入った映画音楽の巨星エンニオ・モリコーネ、その生涯と係わった作品を時系列で本人をはじめ関係者の証言でまとめたドキュメンタリー。監督は≪ニュー・シネマ・パラダイス≫で組んだジュゼッペ・トルナトーレ。関与した本数は400本を優に超えて名作・傑作・佳作が綺羅星の如し。ビッグネームたちの敬慕と愛情に満ちたコメントが連綿と語られる。トランペット奏者としてのスタート、ストイックな創作活動、横溢する天賦の才とは裏腹に律儀で職人肌の技術も併せ持っていた、などなど次々に流れるシークエンスと楽曲のさわりに2時間半を超える長尺も全く気にならなかった。映画の神様に愛されたマエストロと云うより映画音楽の神様である。個人的には最も劇場へ通った80年代の公開作品の数々に深い想い入れがある。それにしても≪時計仕掛けのオレンジ≫をモリコーネのスコアで観てみたかった。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

SHE SAID/シー・セッド その名を暴け

2023-01-21 20:20:35 | 映画
1/21(土)晴れ
快晴なれど強風で寒し。7:50起床。兄弟分と散歩してファミレスで朝食。隣接するシネコンで10:35上映開始の洋画を鑑賞。昨日初日。場内は中高年層中心に6割程度の入りと堅調な出足。2017年10月、大物プロデューサ、ハーヴェイ・ワインスタインによる数十年におよぶ性暴力と虐待の実態を告発する記事がニューヨークタイムズ紙に掲載された。その後に発展したMeToo 運動は世界的に波及した。本作はふたりの女性記者の獅子奮迅振りを描いた実録モノ。権力のあるパワハラ・セクハラオヤジはどこにでもいる。作中の被害者が云っているようにそれを許容したり守っている業界や法規の方が罪深い。かつてウォーターゲート事件を調査したワシントン・ポストの二人のジャーナリスト描いた≪大統領の陰謀≫と云う映画があった。事件は1972年、映画公開は1976年だから半世紀まえのお話である。但し黴臭いホワイトハウスの盗聴スキャンダルよりは、その解明に奮闘する記者(そして取材対象者の)苦悩や葛藤は劇的である。監督はドイツ人、シナリオは英国人(ともに女性)。キャリー・マリガンとゾーイ・カザンの二枚看板が好演。実名で糾弾したアシュレイ・ジャッド は本人が出ている。米国ジャーナリズムの健全性とエンタテインメント業界のしたたかさも窺える快作だと思ふ。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

左様なら今晩は

2023-01-20 20:27:32 | 映画
1/20(金)晴れ
日中は春先のような温かさ。反面、来週は寒波到来らしい。7:30起床。午前中のルーティンをこなしていると玄関ベルが鳴る。東京ガスの点検だそうな。ガス漏れと器具の点検。キッチンにしかない警報装置が、いまは条例で各部屋に備え付けないとイケナイらしい。火の気もないのに?役所と業者の結託が疑われるな、と嫌味を云うと若い検査員のあんちゃんが苦笑する。昼食に特製オムレツ。午後はうららかな公園を兄弟分と長い散歩。夕方、駅前カフェで一服。夜はアマゾンプライムにてインディー系の邦画を視聴。原作漫画あるようだが未読。成仏できない若い女性と冴えない男との恋愛譚。≪ゴースト≫をはじめこの手の幽霊ものも類似作多し。監督はまだ20代の高橋名月。ヒロインはなんちゃら46のメンバーらしいが初見。相手役の男優は中堅の若手だろう観たことはある。舞台は尾道。主演ふたりの鮮度とロケーション、更には地方訛りに素朴な手作り感あり。脇のキャラも魅力的で、このZ世代と呼ばれる女流監督の演出手腕は見上げたものだと思ふ。少しマニアックになるが、画面構成や風景描写が巧くキレイに撮れていると感心して、エンドロールを確認すると撮影は板倉陽子だった。こうした愛くるしい小品は応援したくなる。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

きっと見つかる

2023-01-19 20:37:25 | 映画
1/19(木)晴れ
主人になり代わって一筆啓上。7:30起床、自室でモソモソと仕事(をしていた模様)。吾輩と散歩、食事、掃除、雑用など判で押したような日中行動。夕方、吾輩を置いて駅前カフェで一服。(していたと思ふ)夜はサブスクで我が一族が主人公の洋画を視聴。以下、主人の蘊蓄とつぶやき・・・青春スターだったロブ・ロウも還暦近くなんですな。≪花嫁のパパ≫の娘役だったキンバリー・ウィリアムズ=ペイズリーも母親役とは自分も年を取るわけである。犬を出して泣かせようとしたってそうはいかんぞ。実話ベースらしいが、こんなに善人ばかりでというのも嘘くさい。家族の絆が強まって、と結末まで予想がつくんだよな。ほら、やっぱり・・・と、まぁ横でうるさいこと。但しまんまと制作陣の術中にはまってしっかりベソをかいておりました。人間のオトナは何故か映画やドラマなんぞに出てくる動物とかコドモのあざとい芝居に弱い。ちょろいな。蛇足であるが邦題は酷い。原題の≪Dog Gone≫のほうがまだ良くね?

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

タルーラ 彼女たちの事情

2023-01-18 21:08:49 | 映画
1/18(水)曇りのち晴れ
出勤日。6:00前に起床して7:00には奉公先到着。自宅と変わらぬ入力作業を淡々と。昼食に千円ジャストの鶏(南蛮と唐揚げ)定食。胸やけがしそうである。15:50定刻退社。エクセサイズを兼ねて池袋から徒歩帰宅。途中、カフェで一服。18:00帰宅。兄弟分と散歩。夜はネットフリックスで独占配信の洋画を視聴。2016年米国インディーズ作品。監督は後に『コーダ あいのうた』でオスカーを獲ったシアン・ヘダー、主演はいつのまにか≪エリオット≫になっていたヘレン・ペイジ。彼女の初期作品は衝撃的でありました。トランスジェンダーだったそうだが、三十路半ばには見えない。類似作の多い疑似家族のお話だが、キャラクタ造形と展開の仕方が実に巧い。登場する母親たちの対比によって見方も変わってくる。親はなくとも子は育つ、だが母性や子供の自立は人それぞれ。そのあたりの愛情の機微がキチンと描写されていた。これはおススメの1本。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ほの蒼き瞳

2023-01-17 21:05:44 | 映画
1/17(火)曇りのち晴れ
漸く晴れ間が見えるも寒き一日。二度寝して8:45行動開始。散歩、朝食、真面目に仕事。午後は大量在庫の砂糖を消費すべくどら焼きをつくる。小豆250gと同量の砂糖。本当は一晩寝かせると良いのだが短縮バージョンで3時間ほど煮詰めて完成。生地には砂糖のほか、卵・小麦粉・みりん・日本酒・ハチミツ・重曹を加えて攪拌。1時間ほど寝かせてフライパンの温度を気にしながら丁寧に焼き上げ津。大ぶりのどら焼き6個が出来上がった。そこらのスーパーで売っているシロモノよりは上品で味わい深い。夕方、隣町のカフェまで長い散歩に出て一服。夜はネットフリックスで独占配信の洋画を視聴。ルイス・ベイヤードのミステリーが原作だが未読。この作者とスコット・クーパー監督、クリスチャン・ベール主演では『ファーナス/訣別の朝』(2013年製作)で大いに感心した記憶あり。舞台は1830年、士官学校での猟奇殺人を調査する主人公。重要な役回りで若き日のエドガー・アラン・ポー(ハリー・メリングが好演)が登場する。電気などなく、蠟燭の灯りで幽霊や黒魔術について語れば、そのままポーの世界観である。邦家では天保元年、北斎や馬琴が活躍していた頃である。重厚なプロダクションデザイン、手堅い演出、ラスト30分には哀切極まる展開(謎解き)となり大いに楽しめた。ポーも老後に読み返してみたい作家のひとりである。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする