Il film del sogno

現実逃避の夢日記

ウーマン・トーキング 私たちの選択

2024-08-14 21:27:45 | 映画
8/14(水)晴れ
久々の出勤日。5:30起床。7:00奉公先到着。午前中は真面目に仕事。午後は引継ぎの打ち合わせ。遅い昼食にルーローハン。いつの間にか900円に値上げされていた。15:50定刻退社。駅前のカフェで一服。地元ではゲリラ雷雨があったようで濡れた路面が既に乾いている。さして涼しくもない公園を兄貴分と長い散歩。夜はアマゾンプライムで昨年公開時に見逃していた洋画を視聴。カナダの女流作家ミリアム・トウズの実話を基にした同名小説の映像化。監督・脚本は同じくカナダ出身で女優でもあるサラ・ポーリー。都会から隔絶された集落で暮らすキリスト教の教派メノナイトの女たちは、男たちに動物用の麻酔薬で意識不明にされ性的暴行を受けていたのだ。文盲の彼女たちのディスカッションを議事録にすると云う体裁で作劇は進む。 オスカー(脚色賞)受賞作。ルーニー・マーラ、クレア・フォイ、ジェシー・バックリー、フランシス・マクドーマンドなど実力派の女優陣の競演は必見。隔離された小集団での饒舌な会話劇は寓話の如き雰囲気も漂わせる。信仰の強さと脆さ、女性の自立やアイデンティティなど、切り口は実に現代的である。暴力的なシーンを敢えて排除したその演出(凄味)がジワジワと効いてくる佳作。
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1 コメント

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Daydream Believer (まっき~)
2024-08-17 03:20:25
この曲が流れてくるまで時代感をピンとこさせないのは意図するところだったのでしょうね、ドキッとしました。
そうか近過去の話なのかと。
オーガストの配置に作者の思いがこめられていたように思います。
日本ではSHE SAIDばかりが話題になってましたが、同じくらい取り上げられてよかった作品だったなぁと。
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