Il film del sogno

現実逃避の夢日記

ラブ・アゲイン

2011-11-30 02:29:00 | 日記
11/29(火)曇り
昼過ぎから外出。日比谷で海鮮丼の昼食。横浜の市営地下鉄に揺られて目的地へ。老健施設の竣工検査に立ち会う。数千万円かけた省エネの空調機器。屋上に上がりズラリと並んだ室外機を眺めて写真撮影。入居者百数十名、デイケアもあり、連日ほぼ満員の盛況だそうな。ロビーでは車椅子の老人たちがお遊戯をしている。スタッフもほぼ同数いるそうでこれからはシルバー産業が伸長することは間違いない。早目に仕事も終わって帯同者を振り切り湘南ライナーでビュンと新宿まで。3丁目のシネアートで都内単館上映の米国コメディを鑑賞。渋めの豪華キャストが災いして試写会場のようなちんまりした小屋に観客もまばら。下ネタ満載の上品とは云えない内容ではあるが芸達者を並べたキャスティングの妙もありそこそこ楽しめた。ストーリーも捻りとサプライズを効かせて感心感心。かの国では不倫やら離婚やらがこれほどオープンなのかいな。新進のエマ・ストーンに剋目。次回作はスパイダーマンだそうな。終映後、毎度の雀荘で悪友らと一戦。ラストの半チャンで大勝ちして気分良し。深夜25時まであいている最寄駅そばのスーパーで買い物をして帰宅。深夜までサンドイッチ作りに勤しむ。
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新少林寺/SHAOLIN

2011-11-29 01:48:00 | 日記
11/28(月)曇り
冬服を着て初出勤。早目に駅に到着して1ヶ月の定期券購入。午前中はパソコンでe-learningをしこしこ行う。機械に答え機械に褒められてりゃ世話ない。シュールだ。定刻退社して有楽町へ徒歩移動。スバル座でカンフー映画鑑賞。観客2割程度。オールスター大作でこんなに面白いのになぁ。ジェット・リーをスターダムに押し上げた前作から30年近く経つのですなぁ。主演のアンディー・ラウも五十路だそうな。香港エンターテイメント映画の王道・お手本のような快作である。ドラマ部分良し、アクション良し、役者良し。主従、友情、親子愛、勧善懲悪、犠牲の精神。出来過ぎと云われればその通りであるが、あそこまでキレイに決められると文句も出まい。大満足の1本。日比谷公園を散策してブラブラ帰宅。
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ハッピーフィート2 踊るペンギンレスキュー隊

2011-11-28 01:19:00 | 日記
11/27(日)晴れ時々曇り
鼻風邪は後退したが咽喉に違和感あり、どうも体調悪し。昼過ぎまでグズグズして午後は近所のシネコンで聖林製フルCGアニメーションの続編を鑑賞。字幕版は豪華スターが声優で参加しているようだが、こちらは日本人タレントによる吹替版、かつ2D。5割程度の入りで廻りは家族連れが過半。良い子たちとスクリーンを見上げて童心に返ったような心持。キャラは可愛いし、映像はキレイだし、ダンスシーンと楽曲は迫力満点。オキアミのコンビには笑いました。但し人間の実写パートは蛇足ではないか。夕刻からはジムでエクセサイズ。スーパーで買い物をして帰宅。
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ハードロマンチッカー

2011-11-27 04:09:00 | 日記
11/26(土)晴れ
明け方就寝、10:00起床。遅い朝食を摂って掃除と衣替えをする。根っからの貧乏性なので衣類の捨て時というのは難しい。午後にはインドアで白球を打ち、夕刻からジムで2キロの遠泳。夕食後にはダラダラしたが、ネットで予約をして少し離れたシネコンで零時過ぎに上映開始の邦画を鑑賞。観客5名。舞台は下関。喧嘩に明け暮れる若者たち(ヤクザ・高校生・フリーター)の暴力による青春グラフティ。開巻10分で傑作の予感。あとはテンションが全く落ちることなく画面に見入る。リアルな役者の熱演とストーリー展開が素晴らしい。この監督の処女作はほとんど覚えていないがCM出身だけあって構図やカット割が実に巧い。中村獅童、渡部篤郎、白竜、淡路恵子など脇役の配置が渋い。サウンドトラックも洒落ている。東映もまだこうしたテイストの作品が作れるのかと嬉しくなる。大満足の一本でありました。
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エンディングノート

2011-11-26 05:56:00 | 日記
11/25(金)晴れ
終日枯れた業務で時間をつぶす。叔父が叙勲をしたとのことで勲章の歴史や種類を調べて一族へ告知。来月祝賀会がある予定。定刻退社して有楽町へ徒歩移動。ヒューマントラストで話題のドキュメンタリーを鑑賞。単館系から好評につき上映館拡大の模様。慶賀也。語弊を承知で書いてしまうが、この末期癌に侵された監督の父親は、その生涯をこの作品のために生きたような・・・本作はそれほど感動的に纏まっている。例えば原一男の『ゆきゆきて神軍』『全身小説家』の奥崎謙三や井上光晴が、また最近では『ディア・ピョンヤン』の在日朝鮮人の父親が被写体として特異な【名優】であるのと同じように、本作の高度成長サラリーマンの権化のような父親も魅力的に描かれている。誰もが他人の家族のホームビデオを見せられて辟易した経験はあろう。この作品を観ると、プライベート・フィルムと商品としてのドキュメンタリー映画との違いがよく解る。肉親とはいえその対象となる素材を如何に活かすか。その距離感、編集(再構築)と軽妙なナレーションに監督の並々ならぬ才気を感じた。終映後はジムに寄って2キロの遠泳。
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ブラインド試写会

2011-11-25 01:14:00 | 日記
11/24(木)晴れ
午前中、恩師の突然の来訪あり。個人で会社設立とのこと。人格円満にして申し分のないキャリアあり、陰ながら応援したい。勇んでバタバタしている間にとううも通勤定期券を落としたらしい。八方探すが見つからず。古い磁気タイプのモノは悪者に拾われ利用されればハイそれまで。定刻退社して銀座へ徒歩移動。会員になっているモニター会社の覆面試写会に参加。2時間のアジア映画を鑑賞。アンケートに答える。ジャンルで云うならばノワール調をベースに年齢差のある恋愛をまぶした内容。有名男優と新進の美貌の女優が共演して映画らしいカットも多いが、細部の設定が甘いのでピリッとしない出来栄えになっていた。役者の魅力で2時間持たせるのはちょいと辛い。帯同者と謝礼で食事をして帰宅。
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インモータルズ -神々の戦い-

2011-11-24 01:48:00 | 日記
11/23(水)曇り後雨
明け方就寝、10:00起床。睡眠時間はバッチリである。ブランチ後の午前中は床掃除をする。午後は車検の済んだ愛車に乗ってインドアでひと汗かいて少し離れたシネコンでギリシャ神話をモチーフにした米国映画を鑑賞。場内ガラガラ。まぁ造りと出来栄えは良くも悪くもハリウッド的である。固有名詞と一般的なキャラクターを借りて大胆なオリジナルストーリーにしておりました。ギリシャ神話や古代ローマ物は一大スペクタクルになるので映画の題材として多くの作品が生まれたしこれからも生まれるだろう。圧倒的な世界観とSFXを駆使した映像と音響は流石に大画面映えする。ミッキー・ロークは儲け役。衣裳デザインが良いと思ったら石岡暎子だった。しかしR15は伊達ではなくスプラッターものと云われかねないほど戦闘シーンは激しい。好戦的でキナ臭いですな。夕刻帰宅。降雨あり。倹しい夕餉の後にTVでクイズ番組を眺める。
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アントキノイノチ

2011-11-23 02:30:00 | 日記
11/22(火)晴れ時々曇り
鼻風邪やや改善。日常業務は退屈の極み。夕刻エスケイプして新宿へ出張る。ピカデリーの1番スクリーンで先週末から公開の邦画を鑑賞。時間帯の所為もあるが場内ガラガラ。ピンク出身の監督は夥しい作品に関与しているが、メジャー進出してからの諸作に感心したことはなく、その良き観客ではない自覚はあるが≪ヘブンズストーリー≫だけは大傑作だと思ふ。単館系のカルト的作品から一転大手メジャー資本で撮った本作。観終わっての正直な感想は、あぁ残念の一言。旬の主演男女優は文句ない熱演で、良いシーンも多いのだが、小首をかしげざるを得ないリアリティのない場面も多々ある。山岳シーンやラストは興醒めである。大向こうを唸らせようと気張ることはないのになぁ。終演後、悪友連中の誘いあり、そのまま毎度の雀のお宿で一戦交える。浮き沈みの激しい戦績は最終的にチャラで終了して帰宅は午前様。
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指輪をはめたい

2011-11-22 04:19:00 | 日記
11/21(月)曇り
鼻風邪をひいたようで具合が悪い。日常業務も睡魔との闘いである。定刻に退社して池袋で途中下車。西口シネマ・ロサでは先週末から公開の邦画がかかっている。最終回を鑑賞。観客6名。これだけのキャストでこの入りは寂しかろう。この女流監督の前作を観たのもこの劇場ではなかったか。日記をひも解くと2007年4月の10日に記載あり。≪シネマ・ロサにてマイナーな邦画を観る。中央ど真ん中に陣取る。他の観客は若いアベックのみ。『青空のゆくへ』や『リンダ リンダ リンダ』と同系の青春物。ロケーション地は栃木。ノスタルジックな高校生活の日常。優しく丁寧な描写。登場人物たちが見上げる青空はあくまで蒼く高く、夕焼けは美しい。埃っぽい校庭、文化祭のざわめき、放課後の喧騒、通学の車中・・・。彼女は彼が気になり、彼は彼女を想っている。交互に描かれる二組のカップルのエピソードに胸が熱くなった。監督は新人の岩田ユキ。こだわりのショットにその力量を感じる。売り出しのダブル・ヒロイン、榮倉奈々と谷村美月が清冽である。ときめき、ゆれる。興行は振るわないだろうが、傑作ここに誕生。≫などと好意的である。ツボにはまったのだろう。本作も原作はあれど脚色の効いた映画的な技巧を施し、役者も熱演している佳作だと思ふ。日本版の『エターナル・サンシャイン』と云ったら褒めすぎか。ダメ男の妄想というのはドラマになる。主要3女優を喰った二階堂ふみに大器の片鱗あり。先日予告編で観た園監督の次回作にも出演しているようでこれは楽しみ。ジムでのエクセサイズをやめて早目に帰宅。
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恋文/離婚しない女

2011-11-21 02:03:00 | 日記
11/20(日)晴れ時々曇り一時豪雨
三日連続して規則正しいルーティン。起床、朝食後に池袋へ出張り、古い邦画を梯子鑑賞、ジムで遠泳、買い物をして帰宅、いそいそと夕食を作り、夜は居間で漫然とTVを眺めてうたた寝。
神代辰巳といえば70年代日活ロマンポルノのエースでありました。80年代中期の2本は連城三紀彦原作、ショーケン主演など共通項の多いメロドラマである。いま見直すと古臭いし、設定が唐突な感もある。意外な脇役が出ていてそちらの方が興味深かったりする。例えばライブハウスでコントしているのが室井滋と近藤芳正だったり。芹明香や高橋恵子もまだ若く美しい。男女の情念を描けば自然画面は暗くなる。辛気臭さもスタイルであるし、それは日本映画のお家芸でもありましたな。
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駅 STATION/家族

2011-11-20 02:18:00 | 日記
11/19(土)雨
早朝から雨。冷たい秋雨かと思いきや熱帯低気圧の様に雨脚は激しくなり強風も加わる。朝食後に池袋へ向う。昨日に続いて名画座通い。本日の2本立興行は70年80年を代表する邦画である。場内男性の老齢層でほぼ満席。内容は今更記すまでもなし。それぞれ公開時から(つまり30年から40年振り)の再見であるが、驚いたことにその細部に至るまでの内容を殆んど正確に覚えていたことである。先週観た演目のストーリーさえも忘れる昨今、これは加齢による現象か。よほど初見のインパクトが強かったのでありましょう。いま観ても全く遜色なく傑作というものは永遠に輝き続けるものなのですな。但しカラー作品ゆえ褪色著しきは残念なり。ニュー・プリントで再見したし。昨日同様終映後はジムで遠泳。買い物をして帰宅。夕餉は鍋モノである。夜は珍しく80年代のハリウッドSFをブルーレイ鑑賞する。デジタル技術の再現力を堪能する。こりゃ映画館に行かぬ輩が増えるのが解ります。
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花と龍 青雲篇 愛憎篇 怒濤篇/喜劇 女は男のふるさとヨ

2011-11-19 01:54:00 | 日記
11/18(金)曇り
久々に休暇をとる。10:00起床。朝食後に床掃除。昼過ぎに池袋へ出張る。新文芸坐で上映中の倍賞姉妹特集の2本立てを鑑賞。1本目は火野葦平原作で何度も映像化されている加藤泰監督の任侠大作。渡哲也と竹脇無我が親子というキャスティングは凄い。特撮がチャチなのは御愛嬌であるが親子二代の愛憎劇は見せ場も多い。2本目は松竹喜劇の看板・森崎東監督のおんなシリーズ第一弾。ホン良し、役者良し。何度見直しても笑える。森繁や伴淳、中村メイコ、緑摩子など黄金期のアンサンブルである。派遣ストリップや貧乏人の子沢山など、いまの若い衆が観るとピンと来ないかもしれないが、たかだか40年前の設定である。女性の方がしたたかなのは何時に時代でも変わらない。帰路、ジムへ寄り遠泳とサウナ。サッパリして定刻帰宅。
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鰻の幇間

2011-11-19 01:00:00 | 日記
11/17(木)晴れ時々曇り
先日の接待のお返しに取引先の担当者らと帝国劇場地下にある老舗鰻屋の支店で豪華昼食会。うな重には四段階のランクあれど予約時点で主催者による決定あり選択の余地なし。しかしエコノミークラスでも味に変わりはなく国内自家養殖の極上物は流石に美味也。皆々感嘆の声をあげて会話も弾む。夜は大崎で対局あり。先日の失態を挽回すべく奮闘するも若干のプラスで終了するのが精いっぱい。終電に揺られて定刻帰宅。
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スパルタの海

2011-11-17 01:06:00 | 日記
11/16(水)曇り時々晴れ
コートを着る人も出るほど朝夕は冷えてきた。晩秋と云うより初冬の季節か。午前中は月例の全体会議。毎度のことであるがさしたる進展なし。午後は半日かけて議事録を作成する。定刻退社して渋谷で途中下車。シアターNで28年振りに公開の運びとなった邦画を鑑賞。戸塚ヨットスクール事件からそんなに経つのですな。試写室の様な小屋には水曜日のサービスデーにも拘わらず雑多な年齢層の観客が30名弱程度の入り。伊東四朗の少し狂気を帯びた資質を見抜いて主演に抜擢した製作者は慧眼である。監督は西河克己。コメディアンが芸達者であることは云うまでもないが、あの時代に青春映画の名人とのコラボしていたのには少し驚いた。モデルに綿密な取材をしたであろうシナリオも演出ともども正攻法。少しキレイに決まり過ぎている感はあるが、まぁ映画であるから致し方ないか。そしてお蔵になった理由はよく解った。教育というのは難しいし怖いものである。子供に体罰は必要だと思う。痛みを伴わないと解らないことがこの世間には確かにある。
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チョンボあれこれ

2011-11-16 01:26:00 | 日記
11/15(火)曇り
重要性のない業務が続く。残高確認やら電話当番の代打やら。定刻退社して新宿へ向う。2週間振りに悪友らと対局。あれこれ色々あったが、つまりは老眼による当り牌の見逃しあり、自力でツモ上がった、と思いきや下家からクレームあり。以後、一気に消沈して奈落の底で低迷する。まぁ多くは語るまい。終電に揺られる帰路の足取りは重い。
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