2/27(火）曇り時々晴れ
拠点の困ったちゃんと電話バトル。月末らしく少し立て込んでくる。昼にハンバーグ定食９５０円也。午後も業務に勤しむも気持ちが乗らない。定刻退社して池袋で途中下車。シネマロサでソフィア・コッポラの新作鑑賞。場内単身者ばかり一桁の入りと超閑散。３女優のポスターに釣られて全くの予備知識なく観始めて１５分位経って«白い肌の異常な夜»のリメイクであることに気が付いた。B級アクションが身上だった体育会系のドン・シーゲルが新境地として撮った異色のサスペンスが、こうまで変わるものか。現代的な風俗をお洒落に描いてきた女流監督がこんなしっとりしたドラマも演出できるのだな。南部の田園・森林風景と自然光を巧みに取り込んだ撮影が美しい。衣装やセットも丁寧な造り。三女優は無論のこと子役に至るまで女性の怖さを演じきって見応えあった。興行サイドは洒落た邦題のひとつも考えるべし。副題にセンスなし。
2/26(月）晴れ時々曇り
出張明けの奉公先は然したる変化もなく困ったちゃんの同僚に頼んだ仕事も案の上、手付かず。昼にワンコインの焼きスパゲッティ―。アサリと菜の花のトッピングとは珍しい。定刻退社して池袋で途中下車。HUMAXシネマではネットで予約したはずの演目が上映されておらず、見直すと渋谷のHUMAXであった。ボケも極まれり。落胆して家に帰り愛犬と散歩。
2/25(日）曇り
終日曇天。9：00起床。愛犬と2回の散歩と買い物以外家に籠って掃除など。合間にTVでオリンピックのダイジェストやらライブやら特集やら。俄か愛国者になって瞳がうるむ。夕食に茄子ときのこを加えた冷凍カレー。
2/24(土）晴れ時々曇り
6：30起床。7：00バイキング形式の朝食。8：00駅前のバスに乗り込んで9：10美術館到着。9：00～16：30までの7時間、広い館内をめぐって泰西名画の数々を堪能。休憩にムンクのどら焼き。16：45徳島空港行きのバスで帰路に就く。空港で土産物購入と名物カレーの夕食。18：55離陸して20：00羽田着。22時前に帰宅してカーリング観戦。祝・銅メダル。
2/23(金）晴れ時々曇り
8：30四国・高松に到着。クラシカルな喫茶店でモーニングサービスの朝食。10：00拠店入り。昼まで臨店。讃岐うどんの昼食後に取引先のスーパー訪問。その後、高松駅からバスで徳島入り。到着夕方。駅前で夕食を済ませてホテルの部屋でオリンピック・女子のカーリング（日本VS韓国）観戦。胃が痛くなる展開で惜敗。
2/22(木）小雨時々曇り
愚図ついた天候。案件相談が立て込んで来て嫌な予感。昼食は社食でワンコインの弁当。定刻退社して新宿で途中下車。武蔵野館で渋い英国映画を鑑賞。観客10名ちょうどで上映開始。大戦時の英国離島でのお話。刺激のない内容で少々退屈する。配給の酒が払底してのコメディーと頑固おやじの二人の娘を軸とした人情もの。いつの時代にも嫁・姑の問題はあるのだな。終映後にバスセンターで高速深夜バスに乗り込んで四国を目指す。
2/21(水）晴れ時々曇り
昼食（ハンバーグ定食）を他部署の同僚と。いい加減な人の噂話に大笑いして楽しいランチ。案件が立て込んで来たが定刻退社。池袋で途中下車してシネリーブルでマイナーな邦画を鑑賞。あわや一桁の観客数。驚いたことに約半数は単身の女性だった。う～ん、男優陣のコアなファンか。２５歳童貞３人組のドタバタ奮迅譚。『スイートプールサイド』で感心した松居大悟のシナリオということで食指が動いたが、達者な役者陣の熱演虚しくドラマはやや空回り。それにしても池田エライザは良くぞオファーを受けた。この手の題材には『童貞。をプロデュース』という傑作がある。«童貞»（処女）喪失は誰もが体験する通過儀礼だろうが、性風俗が蔓延している現代で『ヰタ・セクスアリス』を通常に語っては面白くもなかろう。
2/20(火）晴れ時々曇り
午前中は会社を抜け出し生保のおばはんと身内の娘を引き合わせて保険手続き完了。昼に台湾料理店で賄い飯っぽい定食を。７００円とリーズナブル。３０分ほどの残業。退社して新宿で途中下車して武蔵野館でスペイン映画を鑑賞。場内中高年の単身者中心に１０数名と閑散。全国２０館に満たない興行規模がもったいない。常に世界の何処かで争いは起こっている。一本のロープを探す、というメインストーリーから戦争の理不尽さや愚かさ、戦禍の悲惨な状況、土地に住む者の逞しさが観る者の胸に迫る。主要キャストは豪華だと思うが、ティム・ロビンスやデル・トロも年をとった。ウクライナ出身の名花・オリガ・キュリレンコを久々に観た気がする。
2/19(月）晴れ時々曇り
定刻より１０分早く起床。早目の地下鉄に乗るも混雑は変わらず。昼食にメンチカツと鮭の塩焼きを同僚とシエアする。午後は御前会議あり、大過なく承認。３０分程余計な残業をして退社して新宿で途中下車。シネマートで地味な韓国映画を鑑賞。場内３割弱と毎度の空き加減。三選を目指すソウル市長を描いたポリティカル・フィクション。市長演じるチェ・ミンシクと参謀のクァク・ドゥウォンというだけで怪しい展開が読める。濃いふたりに挟まれ広報担当のシム・ウンギョンが少々弱い。舞台裏の駆け引きや権謀術数が面白さを牽引せねばならぬところだがエピソードにメリハリなくやや平坦になったのは惜しい。この手の内幕モノはやはりハリウッドに一日の長あり≪パーフェクト・カップル»や«スーパー・チューズデー»など佳作多し。政治家に清廉を求めてはいけない。大義を果たせば人格は二の次で良しとすべき。ということを改めて感じさせた反面教師的な作品でありました。
2/18(日）晴れ時々曇り
8：30起床。愛犬が下痢をしたそうで昨夜喰わせた蜜柑がいけなかったか。反省。朝食後には元気に散歩に出る。不要になった義妹のCD３０枚ほどを駅前のブックオフに持ち込む。値段が付いたものは数枚で３９０円也。午後には愛犬をトリミングに出す。合間の３時間をジムで過ごす。オリンピックでフィギュアとスピードスケートで金メダル獲得。TV観戦してさすがに胸が熱くなる。生まれながらのスターというのは存在するし遅咲きのヒロインというのも泣かせる。
2/17(土）晴れ時々曇り
8：00起床。朝食後に愛犬と散歩。午後に近所のシネコンで聖林大作鑑賞。観客は３割程度と微妙な入り。IMAXを奮発して大正解。開巻の掴みのから異次元の世界へトリップ。実在の毀誉褒貶ある興行師を美化し過ぎている（？）と本国の評論家筋からは不評らしいがらしいが、完成度は極めて高いと思ふ。スピーディーで流麗な展開と省略の妙。ドラマ部分の配分も申し分なく、楽曲にインサートされ細かなる表情のカットなど憎らしいほど巧い。特段ミュージカル好きと云うわけではないが、スコア全てに胸が熱くなった。少々の疑義や違和感を払拭する圧倒的なパワーがある。大画面で繰り広げられる無上のスペクタクルを素直に感じるべし。
2/16(金）晴れ時々曇り
朝一番で御前会議の予行演習。さしたるダメ出しもなく案件通過。昼に新規開拓の九州（鹿児島）料理の店でアジフライ定食。千円也。午後から銀座へ出張って某信用情報会社主催の講演会に参加。講師は大手機械商社の審査マン。まぁ定番のテキストを使った可もなく不可もない現場主義のお話で為にはなりました。16：30終了。そのまま直帰して池袋で途中下車。ヒューマックスにて本日初日の邦画を鑑賞。原作コミックスは２０年以上前に岡崎ファンの友人宅で薦められるままにパラパラと、のレベル。援助交際や摂食障害などに『へぇ～』と思った程度。青春モノにも光と影（謳歌と屈折）あり、恥多き１０代を送った身には«サード»あたりに感じ入ったと云えばおおよその年齢がばれてしまう。本作も主要キャストの背負った家庭環境や孤独や性の問題は普遍的なものだろう。原作に思い入れのある方々には先行するイメージもあろうが、役者は皆々熱演。ふみ嬢の肢体とSUMIRE嬢との接吻は眼福もの。この監督は大作も撮るが、やはり初期の«ひまわり»や«ロックンロールミシン»のような本作同様チンマリした作品が性に合っていると思ふ。
2/15(木）晴れ時々曇り
朝と日中、気温の寒暖差が大きい一日。朝一でトラブル対策会議。遠方より担当上京。監査対策と新規案件の受付。昼にハンバーグ。珍しく１時間程の残業をして帰路新宿で途中下車。ピカデリーでスイス産のクレイアニメを鑑賞。字幕版。若年層中心に３割未満の入り。２頭身のギョロ目キャラは好みが別れるだろうが、手作り感あり味わい深い。«KUBO»のようなハイテクものと違い、お話もクラシカルで孤児たちの交流が一時間強の尺で淡々と描かれる。子供よりオトナが観て思ふところ多き作品だろう。暗い宿命を背負った子供たちではあるが、プロダクションデザインの色彩設計が素晴らしく、清澄な画面同様の明るい未来を願わずにはいられなかった。帰宅して愛犬と散歩。寒さも峠を超えたか。
2/14（水）晴れ時々曇り
早目の出勤で課題をやっつける。昼に明太子食べ放題のサバ味噌定食。1,080円也。定時退社して池袋で途中下車。シネマロサにてコリアン・バイオレンス映画を鑑賞。単身者ばかり10名強と閑散。韓国版ニキータ。親子愛も夫婦愛も炸裂する復讐や怨嗟の起爆剤に過ぎない。少々ドラマ部分が混み入って強引か。開巻とラストの長廻しに制作陣の意気込みを感じたが観ているだけで疲れた。アクションも度を過ぎるとスプラッターになる。観客に負荷をかけてはいけませんな。
2/13（火）晴れ時々曇り
オリンピック観戦でやや寝不足。メダルの色は違えど勝ち残ったアスリートの努力や精神力の強さに感動。休み明けの奉公先は心持ち底冷えがする。トラブル対応と事前相談。昼の三田つけ麺を孤食。30分の残業をして新宿で途中下車。シネマカリテで珍しいポーランド映画を鑑賞。場内お洒落で情報アンテナの高そうな若年女性過半で30名前後と不入り。タイトル通り人魚姉妹のお話。80年代のワルシャワを舞台にしたミュージカルテイストのダーク・ファンタジーと横文字が並ぶが、まぁ一言で云うと怪しき食材を使った寄せ鍋映画である。ディズニーアニメの人魚姫やハリウッド映画の≪スプラッシュ≫などを想像してはいけない。かといって猥雑な見世物小屋にいる得体の知れない珍獣とも違う。１０代とおぼしき美人姉妹の全裸シーンなど少しも猥褻でないのが不思議。これは監督が女性だからだろう。大昔にはああいったクラブがありましたな。お約束通り人間の美青年と恋に落ちたりもするが、エンディングは悪くない。どこか懐かしくノスタルジーを感じさせるサウンドトラックにはグッと来た。帰宅して定例化した愛犬との散歩。早目の就寝。
