Il film del sogno

現実逃避の夢日記

始末書・顛末書・反省文・懺悔録

2010-03-31 02:20:00 | 日記
3/30(火)晴れ
快晴なれど寒波去らず。三分咲きの桜を出勤途上に眺める。午前中は定例のミーティング。午後は田町周辺の3社の取引先を訪問。懐かしい担当者と再会。夜、執務場所に戻り馬に喰わせるほど残業をする。メールというのは便利な半面、暴力的なところがある。読んだことを前提に話を進められて唖然とすることがある。チョンボをしでかした丁稚にその経緯を記録する課題を与える。自分を棚に上げて言うが仕事の能力と文章力はほぼ比例する。絵日記と変わらぬ稚拙な内容にあきれ返る。大げさなようだが亡国の危機を感じる。どんよりとした気分で帰路につく。夜食にスペシャル雑炊。明日は月末期末。
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期末の決戦

2010-03-30 02:49:00 | 日記
3/29(月)曇り時々晴れ一時雨
・・・という落ち着かない天候。更に気温は真冬並み。道行く人は厳冬の装い。咲きかけた桜が凍えはしまいか。朝から小僧のせいで穏やかならず。恩人とランチを共にして特上の寿司を食す。2週間前に御子息が結婚されたとのこと。午後は打ち合わせを二組。必死のプレゼンで風呂敷を広げる。夕刻戻り一仕事。そして急遽、いつものメンバーと一戦交える。半荘3回を行い2位1位3位で終始ややプラス。会心のツモあり油断の放銃あり。さながら人生の如し。終電に近い電車で帰宅。
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突然の来訪者

2010-03-28 17:49:00 | 日記
3/28(日)曇り
桜が咲き始めたのに真冬に戻ったような北風が吹く。寒い。明け方就寝し昼前に覚醒。やや自己嫌悪して定番の朝兼昼食を摂る。自転車でジムに出向き2キロの遠泳。鈍った体を温める。実姉よりメールあり、夕刻の訪問を予告。お茶請けの菓子を買って一旦帰宅。17:00過ぎ、重篤な癌に侵され週明けには緩和ケアへの入院が決まっている彼女は亭主の運転する車でやってきた。見た目は元気そうであるが気が張っているからだろう。お土産にカステラと親族への祝儀、貸していた書籍を返却。夕食は一族でファミリーレストランへ。
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誰かが私にキスをした

2010-03-28 04:39:00 | 日記
3/27(土)晴れ
晴天なれど風強く肌寒い一日也。10:00起床。特製焼きそばのブランチを摂って家を出る。沿道の桜が咲き始めた。地下鉄で豊洲へ向う。本日初日の邦画を鑑賞。監督が【カンバセーションズ】のハンス・カノーザ、主演・堀北真希、相手役に松山ケンイチ、手越祐也。お話は東京のインタナショナルスクールに通うヒロインと3人の男との四角関係。いやはや久々に途中で席を立ちたくなるほど詰らない作品でありました。リアリティのない話を嘘っぽいセリフで2時間以上ダラダラと続けられて欠伸連発。失敗の最大原因はやはりシナリオだろう。デビュー作の才気と知性はどこえやら。終映後には舞台挨拶あり。清楚な主演女優は優等生的な発言で当たり障りなし。満座の疎らなれど暖かい拍手あり、ファンというのはありがたい。真希ちゃんやマツケンは10年後もスクリーンで観ることができるか? 帯同者とシネコンが入っている巨大ショッピングモールでエスニック料理を食してウォーターフロントのカフェで喫茶をして別れる。
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来る春を 寒の戻りが とうせんぼ

2010-03-27 02:53:00 | 日記
3/26(金)晴れのち曇り
ようやく終末。早朝から小僧に小言。午前中は暫定税率撤廃についての対処会議。午後も続けて打ち合わせ。あぶく銭が入ったので仲間内の懇親会を企画すべくメールで連絡。夕刻、外出しそびれて夜まで不毛な残業をする。中4日ぶりのジムで40分(2キロ)の遠泳をする。定刻帰宅して賞味期限切れの食パンでフレンチトーストを作る。居間でうたた寝をして寒さで起きる。深夜の入浴で体を温める。
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春雨や 蕾を濡らす 寒戻り

2010-03-26 05:27:00 | 日記
3/25(木)雨
終日冷たい雨が降り続く。自宅そばを流れる石神井川の沿道の桜並木は蕾を膨らませて足踏み状態。期末に野暮用も重なり帰宅は深夜。春は修羅。大きな組織変更が予定されて水面下で足の引っ張り合いが行われている模様。そして良いか悪いかは別として出会いと別れの季節が近づいている。ナイトキャップの読書も出来ずに爆睡。
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傷心切傷

2010-03-25 02:14:00 | 日記
3/24(水)曇り後雨
終日どんよりして肌寒い。午前中は午後の対策会議、昼には上司から人事がらみで雷が落ちる。昼食を抜いてセッセと雑用をこなしていると隣の小僧が足を引っ張る。夕刻、御前会議あり予想より君子は穏やか也。1時間半、針の筵に座った心地で神妙に答弁する。早めの帰宅を目論むもなかなか問屋はおろさない。帰宅後の台所で左親指の先を包丁でバッサリ。驚くほどの流血。これから当分不便だろう。
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ナニカアル

2010-03-24 00:47:00 | 日記
3/23(火)曇り後雨
少し寒が戻り肌寒い朝。連休明けの気だるい体を引き摺って奉公先へ。午前会議、午後は青物横丁へ営業へ出張る。若く紳士的な担当者と腹の探り合い。夕刻からまた打ち合わせ。夜は同僚に誘われて駅前のインテリジェントビルの2階にあるカフェバーで友人に近い同僚と懇親。期末である。接待費に余裕のある部署の長が支払いを持つ。ごっつあんです。
桐野夏生の新刊を読む。昭和の大作家・林芙美子が戦中に南方に渡航し、そこで経験した秘め事の手記、という体裁をとっている。作者お得意のダークな内容である。女はつくづく怖い。放浪記や浮雲でも読み返してみようか。あの陰惨な生活環境の中にあって、なお残っていたカラリとしたユーモアやペーソスが懐かしい。
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アイガー北壁

2010-03-23 03:08:00 | 日記
3/22(月)晴れ
深夜の3時間ほどの睡眠で結局朝方まで起きていて、そのまま夜食のような朝食を6:00に摂取。変に目が冴えたので休日出勤なんぞすることを思いついた。7:00過ぎには職場の机で雑務をしこしこと行う。同僚2名が昼前に現る。正午を機に引き払って有楽町へ向う。イトシアにあるヒューマントラストで独逸山岳映画を鑑賞。スターが出るわけでもない地味な単館系、どうせガラガラだろうと多寡をくくっていたら意外や満席であった。
時はベルリン五輪開幕直前の1936年夏。ナチス政権は国威発揚のため前人未到のアイガー北壁初登頂に成功すれば金メダルを与えると発表。山岳猟兵(そんな兵隊さんがいることを初めて知った)だった二人の若い主人公は名誉と栄光をかけて登頂に挑戦する。昨年公開された邦画【剣岳】より数段出来映えは良い。その圧倒的なロケーションと苦労の程が偲ばれる撮影技術に何度も息をのんだ。また過酷な登攀過程と地上(俗世)を対比させつつ恋愛による色香や戦時体制のキナ臭さを適度に散らしたシナリオも巧い。しかし、少し登山の経験があるから解るが、あの峻嶮な魔の絶壁をあんな軽装備でアタックするとは自殺行為である。ひたすら寒くて痛い作品。ラストも救いがない。されど大画面で大枚投じて観る価値のある傑作である。
夕刻、ジムで遠泳、早めの夕食後、居間で爆睡。(あれっ?昨日と同じ?)
3連休も終わる。
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マイレージ、マイライフ

2010-03-22 04:23:00 | 日記
3/21(日)雨後晴れ
夜半から明け方にかけて凄まじい暴風雨あり。朝食後に愛車でシネコンヘ。道中台風が去った後のような惨状。自転車は倒れゴミが散乱。9:35スタートの洋画は今年度のアカデミー主要5部門にノミネートされた作品。なるほどこれはCGやドンパチがな淡々としたお話ではあるが、シナリオや役者が達者でなかなか奥深い。軽々しく感情移入などしたくはないが、やはりこれは登場人物誰かに思わず肩入れしてしてしまう巧い設定になっている。人間関係って奴は何かとベタついて嫌なものではあるが、なければないで寂しかろう。良い映画は観終わった後に静かな余韻が胸に広がる。
昼前には劇場を後にしてジムで遠泳。駅前のブックオフで書籍購入、喫茶店で精読。夕刻、スーパーで特売の牛肉を買って帰る。久々に一族がそろったので夕餉はすき焼きにする。食後、居間で爆睡。
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ダレン・シャン/ナイン

2010-03-21 05:20:00 | 日記
3/20(土)晴れ
明け方就寝、9時起床。まず衣替え。クリーニング屋へ夏服を取りに行く。納戸代わりに使ってすまん、おばちゃん。先日の救急車の騒動の清算に某医大の付属病院へ。カウンターで5千円の支払済の領収書を出すと10円の返金あり。次いで大手家電量販店で蛍光ランプを求めるも製造中止との返答。LEDにするか一瞬迷うがコストパフォーマンスを考え断念。ひと球5千円の電球というのは相当な決心がいる。
午後は洋画の梯子鑑賞。1本目は英国のファンタジー・ノベルを原作とするヴァンパイアもの。【トワイライト】や【渇き】など、吸血鬼ものは不滅のテーマですな。主人公の苦悩やダークな設定が製作者の創作意欲を刺激するのでありましょう。渡辺謙やウィレム・デフォーで脇を固めて、プロダクションデザインも立派ではあるが、面白さという点ではいまひとつ。B級見世物小屋的アクションになるのは仕方がないが、もう少し猟奇的なテイストもほしい。監督のセンスの問題か。
続いては豪華絢爛なミュージカル大作。イタリア映画の古典名作→ブローウェイミュージカル→聖林映画というオリジナルが生まれて半世紀近くを経ての一種の変形リメイクである。当たり前であるが、やや難解なフェリーニのオリジナルに比べて格段に明確で上質なエンターテイメントになっている。役者、演出、楽曲、美術などいずれも一級品。各キャラに応じた見せ場とその繋ぎが素晴らしい。2時間越えを久し振りに短く感じた。傑作なり。しかし、世評(特に評論家)の間では賛否ある模様。オールドファンの古典崇拝恐るべし。
夕食後、ジムで遠泳。帰宅して居間で心地よいうたた寝。外では春の強風が吹き荒れる。幸福な連休初日。
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東京国際ゴルフ倶楽部

2010-03-20 02:00:00 | 日記
3/19(金)曇り時々晴れ
遠足前日の小学生のように9時就寝、夜中の3時に起床、食事・入浴・読書で時間をつぶして5:00愛車に乗って多摩の丘陵を目指す。距離40キロ弱、大事をとって1時間半とみたが現地到着は1時間後であった。空いた道路は走りやすい。途中マックでモーニングコーヒー、ピックアップした帯同者の自宅周辺を散歩する。
クラブは7:00受付、パターの練習をして7:39イン・スタート。気温・最低6度、最高14度、ほぼ無風。絶好のゴルフ日和である。距離は長くはないが起伏に富んだ戦略性のある良いコースであった。毎度、スコアーは比例せずとも会心のショット・アプローチ・パターは随所にあり、まぁ実力通りであろう。昼食を挟みアウトを廻っても13:30。更にハーフを追加することにする。17:30コースを発ち、渋滞により往路の倍をかけて19:30自宅着。食事を摂って居間で泥のように眠る。
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静岡日帰り出張

2010-03-18 21:29:00 | 日記
3/18(木)曇り時々晴れ
早朝から会議である。人のお話。余剰人員が出そうなので何人かどうだ(引き取れ)、と云うわけである。
午後は新幹線に乗って駿河の里へ行く。どうということもなく夕刻帰京。ジムで遠泳。早めの帰宅。
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黒澤明VSハリウッド

2010-03-18 01:30:00 | 日記
3/17(水)晴れ時々曇り
3月も半ばを過ぎると本来はバタバタと忙しいもんなのであるが不況のせいか商売繁盛とはゆかず、打ち合わせばかりが多く、どうにも締りのない毎日。本日も昼前から国際会計基準を控えて某大手電機メーカーの経理マンたちと打ち合わせ。机に戻ればあまり利益にもならない書類の決裁の山。使えん小僧に説教していると悪戯に時間は過ぎてゆく。
昨日から2006年度の国内各賞を幾つも獲ったノンフィクションを精読。これが無類に面白い。副題は【トラ!トラ!トラ!】その謎のすべて。著者は長くジャーナリストとしてNHKやAP通信にいた経験あり、その綿密な取材と分析力で、天皇と呼ばれた邦家の巨匠と万事合理主義の米メジャースタジオとの対峙を描く。
監督や役者は、その作品が全てであり私生活や人柄など知らぬがいい。しかし、天才と呼ばれる製作者は何と愚かで苛烈な自尊心を持っているのだろう。あまり友達に持ちたくない人種だな。
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ひと月半ぶりの和解

2010-03-17 01:54:00 | 日記
3/16(火)曇り
深夜の救急事件があり、災い転じて何とやら、冷戦が続いていた家人との間に温もりが戻ってきた。家を出る際の握手の慣習が復活され、ざらついていた刃はめでたく鞘に収まった。奉公先での業務は決裁と打ち合わせの平凡な一日。定刻に退社してジムで2キロの遠泳。久し振りに早めに帰宅し松本清張原作のTVドラマなんぞを観る。途中意識不明。大昔に山田洋次監督、ヒロインは賠償千恵子がやってたなぁ、と我ながら古い。海老蔵の過剰演技と相武紗季の悪女ぶりがまぁまぁといったところか。清張生誕100年だそうで、いつの時代でもエリートの転落というテーマは凡夫の共感を得るのでありましょう。
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