三多摩地区巡業

10/31(金)晴れ
昨日あたりからぐっと冷えて来た。秋はいつも駆け足である。少し寝坊して府中へ出張る。駅前の公園でしばし休息。老人たちが腰を曲げてゲートボールに興じているのを漫然と眺める。御達者なにより。定刻に帯同者来る。某メーカーの大工場の隅から隅へと移動して訪問・挨拶を繰り返す。旧知の者おり初顔あり。昼食は立川のラーメン（名店）街で食す。煮干しと油濃い醤油味で結構なお味でした。新交通に乗ってさらに客先訪問、更に中央線・豊田で最終商談が終わったのは4時30分。ＳＭ　帰宅経路は高円寺で下車しバスに揺られる。明日に備え弁当を二食分作る。早めの就寝。

学おじさん

10/30(木)晴れ
少し寝坊して余裕の仕事場入り。昼前に豊洲へ出張る。旧知の企業へあいさつ回り。駅前の定食屋でサバ煮込みを食す。ごはんの不味さに閉口。昼過ぎに来客あり、商談進捗良好なり。次いで田端の怪しきソリューション企業へ表敬訪問。行き帰り、帯同のお坊ちゃまと面白くもない会話。夕刻、仕事を早めに切り上げ下北沢へ、マックで腹ごしらえの後、本多劇場で伊東四郎座長の芝居を観劇。高齢者層・業界関係者多数。お話は凡庸なホームドラマで毒も笑いも少なく抑揚を欠く。星をあげるとしたら伊東四郎のダンスと滑舌に。終演後、近所の居酒屋のカウンターで帯同者と煮込み、サンマ、銀杏、秋ナスなどなどを肴に一献。井の頭線渋谷経由副都心線で帰宅は0時30分。

ブーリン家の姉妹

10/29(水)晴れ時々曇り
午前に秋葉原へ。関連3社を小一時間で廻る。旧知の担当と再会する。ふた昔にお世話になった電気屋のオヤジを突然訪ねる。そろそろ還暦だそうな。煙草を吸いたいが為にコーヒーショップに入る。午後、強引な押し売り営業の訪問を受ける。いけすかねぇ中年男のセールストークを聞いてカチンとくる。無意味な残業を少々。帰路、池袋で下車して東急ハンズで修理の終った愛用のカバンを受け取る。費用2,600円は大変リーズナブル。次いでメトロポリタンプラザへ移動し、シネリーブルでＮ・ポートマン、Ｓ・ヨハンソン共演のコスチュームプレイをレイトショウ観賞。米英合作。16世紀のイングランド、ヘンリー8世の御代。エリザベス一世の母親であり非業の死を遂げたアンと、その妹メアリーの視点で描いた歴史絵巻。役者、演出、シナリオ、美術・衣装、カメラとどれをとっても一級の出来栄え。大変お勉強にもなった。終わって23時。徒歩で帰宅。

知人令夫人の通夜

10/28（火）晴れ
朝のミーティングが中止。のんびり書類を検分。業界動向をお勉強。昼食にワンタン麺とチャーハン。カロリー過多。午後も雑用と決裁で時間が過ぎる。夕刻、フライング気味に仕事を手仕舞い、地下鉄・私鉄を乗り継いで千歳烏山へ行く。下車して喫茶。目指すお寺へはすでに弔問客の集団あり、流れに合わせて約1キロで到着。6時ジャストに読経が始まる。故人はすい臓がんだったそうな。享年６３．まだ若い。釣り仲間で喪主（68歳）でもある知人は、本人も肺がん治療の抗がん剤で痩せて頭髪がない。神妙に焼香をしてお清めの席へ。周囲は知った顔が10ほど並ぶ。駅前の居酒屋で2次会。不謹慎なようだが大いに盛り上がる。やはりこの世は生きている者の天下である。10時お開き。新宿経由池袋から徒歩で帰宅。

健康診断／亡父の命日

10/27(月)晴れ
まぁ秋晴れである。8時、市ヶ谷の検診センターで定期健康診断。整理券番号８。バリウムっての何度飲んでも胃にこたえる。9時半にはすべての検査が済み解放される。近所のファミレスで遅い朝食。下剤服用。昼過ぎには茅場町の証券会社へ。ドラブルユーザー担当者と腹の探り合い。夜少し残業をする。帰宅前にルーティンの遠泳をする。兄弟姉妹からのメールで今日が父親の命日だったことを知る。2年前、深夜に車で駆け付けたことを思い出した。

ホームレス中学生

10/26(日)曇り
すっかり明け方までソファーで寝る癖が付いてしまった。昨日同様やや寝坊して昨日の鍋を雑炊にして朝食とする。豊島園でお笑い芸人が書いたベストセラー本を原作とする邦画を観賞。テレビドラマもあったそうだが未見。ついでに原作も未読。小池徹平の中学生というのはやや無理がないか？それに少し色男過ぎる。池脇千鶴の高校生というのも凄い。童顔とはいえふたりとも２２～２３でしょう。まぁそれは措くとして内容は、無責任な父親から一家離散宣言された３兄姉弟のサバイバルと家族愛の物語。監督は玄人好みの古厩智之。相変わらず情に流されない押さえた演出が好ましい。イッセー尾形、田中裕子、宇崎竜童など脇役陣が良い味出していた。むかしは他所の家の子でも𠮟る近所のおじさんおばさんがいたものだ。大阪が舞台だから成立する現代の美談か。帰宅して夕食（鶏肉のトマト煮）の仕込みをしたあとジムでひと泳ぎ。

ＩＣＨＩ

10/25(土)曇り
やや寝坊して９時起床。朝食後に豊島園まで出向き本日初日の邦画を観賞。勝新太郎の当たり役、数年前には北野武がリメイクした名作の女性版。果たして出来の程は…。主演の綾瀬はるなが意外と熱演していたが、やはり殺陣は苦心のカット割りとスローモーションで迫力半減。いくつか設定にも無理はあるが、まぁアイドル映画と割り切れば許せる。思ったより正統な時代劇になっていた。孤独な離れ瞽女の悲恋物語と見ると点数は甘くなる。終わってエクセサイズを少々。ジムで泳いで帰宅。夕食にしゃぶしゃぶを食す。食欲の秋全開。

秋の疾風雨濤

10/24(金)雨のち豪雨時々曇り
一時激しくなる豪雨に交通機関も混乱し遅刻者続出。午前中は同業他社多人数を接客。午後、後楽園、春日、本郷の取引先を訪問。上品なおっさん達と世間話と仕事の話。夕刻、池袋で２時間の特殊ミッション。ジムで泳いで帰宅。夕食にスペシャル焼きそばを孤食。

天国と地獄

10/23(木)曇り後雨
曇天模様の秋空。午前中と午後の一部を割いて妙齢の６人の婦女子と個人面談をする。出身地、家族構成、勤務環境、将来の展望、恋人の有無、自己診断、余暇の過ごし方…。人に歴史あり、十人十色。まぁその資質は追々明らかになろう。午後、来客２件。夕刻から芝公園へ。夜は月例会でいつものメンバーといつもの雀荘。トップ一回、ラス一回。有頂天から失意のどん底までを経験する。人生と同じである。２３時を回ってようやく決着がつき終電間際の電車に飛び乗り帰宅。肉体的な疲労なし。妙に気が冴える。

宮廷画家ゴヤは見た

10/22(木)晴れ
居間でダウンして朝方までソファーで眠る。午前は打ち合わせ数件、来客あり。午後は急遽、大宮へ出張る。１０数年ぶりに会う取引先の担当との会話で遠い記憶が蘇る。夕刻、池袋で２時間の特殊ミッションの後にシネリーブルでミロス・フォアマンの新作を観る。アメリカ・スペイン合作。時代に寄り添った王室お抱え画家を狂言廻しにした歴史劇。ここに描かれ、歴史に翻弄される登場人物たちの波乱万丈な運命は凄まじい。神は存在するのか。同じ監督の【アマデウス】を想起させる。重厚なドラマでありました。特にナタリー・ポートマンは良い女優になった。終わって徒歩で帰宅。

辛く憂鬱な社会復帰

10/21(火)晴れ
ソファーでうたた寝し明け方就寝。朝風呂に入り小一時間、布団で寝る。足取り重く仕事に向かい、１０日ぶりにパソコンを開く。事務連絡ほか１００通に余るメールが来ている。さてさて・・・。打ち合わせと来客が数件。あとはひたすら決裁と承認の押印をする。ジムで１時間泳ぎ日付が変わる頃に帰宅。楽園での生活が遠い昔のようで懐かしい。嗚呼！

ノーザンカントリークラブ 錦ヶ原ゴルフ場

10/20(月)曇りのち晴れ
未明に一雨あったようであるが、日中は陽も出て絶好のゴルフ日和。
５時起床、６時帯同者を迎えに中野まで。さいたまの荒川沿いにあるゴルフ場に着いたのは７時ジャスト。５５分からラウンド開始。河川敷のフラットなコースは天候・同伴者にも恵まれ、これで好スコアーが出ない理由がないのではあるが、環境が整ってもやはりゴルフ。何が起こっても不思議ではない。会心のショットあり、未熟なアプローチあり。あれありこれあり、どうにか大台を叩くこともなく２時にはホールアウト。ゆっくり風呂につかり、５時前には帰宅。明日からいよいよ社会復帰である。少し憂鬱。

イーグル・アイ

10/19(日)晴れ
晴天の秋晴れ。東京は涼しく良い気候である。少し寝坊して８時過ぎ起床。朝食後に１時間のエクセサイズ。１１時開始のハリウッド大作を豊島園で鑑賞。スピルバーグ総指揮のアクション巨編は【２００１年宇宙の旅】と【知りすぎた男】のイタダキ丸出しの大味な一作。シナリオもひどい。そもそもプロットに壊滅的な破綻があるが言うだけ野暮であろう。能天気な映画は嫌いではないが、聖林大作の悪い見本な様な作品。午後はジムでひと泳ぎ、買い物をして夕刻帰宅。夕食はサンマ。秋本番。

P．S．アイラヴユー

10/18（土）晴れ
沖縄離島の石垣は快晴の予感。いつも通り６：００起床。ホテルの大浴場でひとりラジオ体操をしてみる。やや筋肉痛はあれど爽快なり。朝食後に部屋を撤収、チェックアウトをして７：３０空港へ向かう。徒歩で小一時間、出発１時間前に石垣空港到着、那覇へ向かう。昼前に那覇空港到着。ゆいレールに乗っておもろまち下車、ショッピングモールの２階、シネマズＱにてハリウッドの恋愛ものを観賞。何も沖縄くんだりまで来て映画観るこたぁねえだろうと、わが胸中の他人が突っ込む。これは性（サガ・中毒）ですな。本日初日。しかし、沖縄はロードショウ料金が1,600円なのですなぁ。平素シニア料金しか払ったことがないのでどうでもいいのですが・・・。そこそこの客入り。主演はヒラリー・スワンクとジェラルド・バトラーという意表？をついたキャスティング。キャシー・べイツなど脇は固い。悪い話ではないし、絵もきれいである。（とくにアイルランドロケのパート）選曲のセンスも良く音楽映画としても聞かせる。しかし・・・やはりヒラリー・スワンクはミス・キャストじゃないかい。嫌いな役者じゃないし、芝居も巧いが、純愛ものには適役とは思えない。終映後、国際通りをぶらつく。土産を買って市場のはずれの花笠食堂でそば定食。ここのカレーはしびれます。20：00の飛行機に乗り無事帰京。23：30安着。 また鼻毛の汚れる世界に戻った。

マンタ！スクランブル

10/17(金)曇り時々晴れ
天気予報は８０％の降水確率。わたくしって晴れ人間なのかしらん？五日間の滞在中適度の晴れ間が出て気候申し分なし。定刻のルーティンは略。ダイビングも最終日となる。ショップの計らいで、名所の石崎マンタスクランブルへ。すでに多くの船が集まるポイントでアンカーを下ろす。潜行ロープを伝って下降、根まで移動すると、ほどなくクリーニングへやって来たやや小ぶりなマンタがホバリングをはじめた。間じかに見る海の絨毯とツーショット。満足満足。3本目はリーフの重なる棚とトンネルを周遊。透明度抜群４～５０メートルは見通せた。思い残すこともなくエキジット。乗船後、曇りから雨も振り出す中を帰港。波は鉛色に変わる。海の豹変は怖い。ショップでログ付け。イントラから食事を誘われる。ホテルに帰り入浴。近所の写真屋でプリントアウトしてもらう。便利な世の中である。１８：００サイドショップへ。荷物をパッキングして清算。皆で地元客の多い居酒屋で一献。オーナー夫妻とインストの卵、お客の女性計5名で、ああだこうだと四方山話。石垣の夜は更ける。グルクンの唐揚、トンソクの唐揚、ゴーヤチャンプルなどなど、最後にモズクのアイスで〆てホテルまで送ってもらう。