森の図書館での絵手紙展

10/30(金)晴れ
故あって休暇を取得。少し寝坊して9時起床。雑用をやっつけて愛車の洗車。愛犬と散歩に出てちょうど正午。羽田に向かい鹿児島からの姉を迎える。二人で妹の作品展を訪ねる。中央に展示されている大作に落涙しそうになる。芸術家は逆境や不遇が育てる、を実感。見事な揮毫の色紙をもらう。撤収を手伝って街道沿にある評判のパン屋で買い物。洋麺屋で夕食。姉を杉並の実家に送り兄達と1時間の談笑。帰宅は22:30。

神の１０連荘

10/29（木）曇り
週末の休暇を確定せんとひたすら調書を執筆。所得をちょろまかしている個人事業者には参った。細かな雑務をやっつけて一日ずらした定例会を新宿で開催。トップを2回獲って守勢に廻ったわけではないが宿敵が土壇場で連荘を続けて巻き返し。トータルプラスで終電近くに帰宅。

陽のあたる坂道

10/28（水）晴れ
平日中日。調書を1本書いて２～３の事前相談。昼食にインドカレー。ナンのお替りをして満腹。定例会はメンバーが集まらず休止。池袋の新文芸坐にて1958年制作の日活映画を鑑賞。中高年の単身おっさん中心に30名程度と閑散。いかすね裕次郎、凛としてるね北原三枝、可憐だね芦川いづみ。原作者：石坂洋二郎の作品はミドルティーンの頃に『寒い朝』ただ一冊を読んで甚く感心した記憶がある。爽やかなのですね。本作も同様。日活の王道を往く青春モノとの相性はバッチリ。3時間を超える長尺に全く退屈することはなかった。

無料の大盛りにご用心

10/27（火）晴れ
秋も深まり食欲もあふれる。調書を仕上げて打ち合わせが一件。昼食にワンコインのカレー。夕食にざる蕎麦。いづれも盛は大。新宿を徘徊するも食指の動く演目なくまっすぐ帰宅。腹ごなしに夜の公園を愛犬と散歩する。兄弟各位に週末の業務連絡。人数が多いだけに不在・留守電もあるが、すぐにコールバックもあり携帯というのは便利なもんですな。

白い沈黙

10/26（月）晴れ
ぐっと冷え込んだ週明け。穏やかな業務進行。打ち合わせが一件。調書を2件仕上げる。1時間の残業をして日比谷へ徒歩移動。カナダの鬼才・アトム・エゴヤンの新作を鑑賞。場内上品な勤め人風と学生さんで30名程度。中央ど真ん中でスクリーンを見上げる。娘を誘拐された夫妻の葛藤。子供の虐待事件を追う刑事。そして慈善家の皮を被る犯人グループ。雪化粧に覆われた郊外の風景がサスペンスを盛り上げる。原題はThe Captive（捕虜）。少し腑に落ちないところもあるが役者の力量と演出力で退屈はしなかった。杉の植木を使ったシーンに監督の真骨頂あり。ハッピーエンドでまずはめでたし。帰宅して愛犬と遊ぶ。

トランスポーター イグニション ／パパが遺した物語

10/25(日)晴れ
晴天なれど北風強し。8:30起床。9時台の仏国映画をシネコンで鑑賞。ェイソン・ステイサムの出世作にもなったアクション映画の新シリーズ。若年層中心に3割程度の入り。見るべきものはカーアクション（アウディとのタイアップが露骨）と美女軍団くらいか。お話は陳腐でご都合主義。リュック・ベッソンは資金を集めるのが上手いのだろうな。続いて米＝伊合作のインディもの。太ったラッセル・クロウの芸達者ぶりは措いて、贔屓のアマンダ・セイフライトは相変わらずよろしいですな。ダイアン・クルーガーやジェーン・フォンダなどの大物脇役陣も手堅く、父娘のお涙頂戴のメロドラマに終わっていないところがなかなか奥深い。ハンデを負った人々の痛々しくも切ない愛のお話。帰宅してみると同居の古老が粗相をして後始末に追われる。愛犬と散歩、ジムでの遠泳。夕餉を孤食して夜はNHKのドキュメンタリー（映像の世紀）と民放の人気ドラマ（下町ロケット）を梯子鑑賞。

犬の銭湯

10/24（土）晴れ
文句ない秋晴れ。寝坊をして愛犬をトリミングに出す。皮膚の弱い我が仔には薬用シャンプーを使用してもらう。更には進められるがままに入浴のオプションもつける。迎いに行く3時間で家の掃除に勤しむ。ソファーにはワックスもかける。さっぱりして戻ってきた愛犬と心地よい散歩。夕刻、ジムでの遠泳。夕餉は寄せ鍋。うたた寝をしているうちに日付が変わる。レイトショウに行きそびれたので、しょうがないNetで暇人相手に雀のゲームを。気が付けば深夜の3時を過ぎている。

慶事1週間前

10/23（金）曇り
二日がかりの調書が完成。進歩も認められると自画自賛。目標管理なる詰まらぬ書類を取りまとめ。昼にアジフライ。定刻退社して池袋で途中下車。地下の甘味街でケーキ調達。帰宅して微妙な関係のカップルと談笑。愛犬と送迎を兼ね夜のドライブ。

ヒトラー暗殺、13分の誤算

10/22(木）晴れ
某スポーツ新聞社の案件が回ってきた。業界については少し知識あり。紙媒体の衰退が叫ばれているがなかなかしぶとい。昼に大汗をかいてズーラータンメン。定刻退社して日比谷まで徒歩移動。シャンテで渋いドイツ映画を鑑賞。周りは知的な勤め人ばかり。かの国の生真面目さを感じさせる佳作。第三帝国統帥のお話は数多あるが繰り返し語られるその時代、そしてその悲劇。主人公は平凡な家具職人。何と実話が基であるとは。スター不在ながら丁寧に造り込みされた良作でありました。秋気がほてった体に優しい。

恋

10/21(水)晴れ時々曇り
午前中にミーティング。昼食にお好み焼き。午後、強烈な睡魔と闘い業務停滞。定刻退社して池袋で故あって途中下車。立ち食いソバ屋で夕餉を孤食して、とある打ち合わせに乱入。待ち人の顔を見れば満足。池袋周辺を徘徊してカフェで小池真理子の出世作を遅まきながら読了。早目に帰宅して愛犬と夜の散歩。

先輩と彼女

10/20(火)晴れ
秋晴れ続く。気温の寒暖差も。マスクをしている同僚は鼻風邪をひいたそうな。つまらぬ定例会議が1時間。スタッフという奴は黙っていれば自分の存在価値だけの仕事を作るので要注意。差し迫った案件もなく定刻退社。池袋で途中下車してヒューマックスで少女漫画が原作の邦画を鑑賞。東映のロゴと学園ものというのはミスマッチ。観客はミドルティーンの婦女子中心。肩身が狭い。惚れた腫れたの恋愛ものであるから人物配置や設定はお約束通り。主演の男女優はスクリーン初見。まぁお芝居以前に鮮度だな。後半ダラダラとして欠伸を噛み殺すのに必死。ときめくものがないのは我が身に10代の感性がないということか。早目に帰宅して傷心の客人を送迎。深刻な事態ではあるが敢えて大笑。人生は長く辛いことのみ多かりき。

アデライン、100年目の恋

10/19(月)晴れ
体が重い週明け。終日、調書作成と打ち合わせ。サクサク作業も進み定刻退社。池袋で途中下車してシネ・リーブルで米国映画を鑑賞。客席には単身の女性が目立つが30名程度と閑散。主演の女優はドラマで成功していたらしいが、ノーマーク。出演作は結構見ているのだが印象に残っていない。お話はSFともファンタジーともとれる恋物語ではあるが、堂々たるセットや衣装が豪華でなかなか見どころあり。結末など、ご都合主義と云ってしまえばそれまでだろうが、偶然に不老不死の身体となったヒロインの苦悩はわかる。ハリソン・フォードやエレン・バースティンなど脇役も贅沢で○。早目に帰宅してNHKのドキュメントなどを眺めて愛犬と遊ぶ。

衣装合わせ

10/18(日)晴れ
明け方就寝、9時過ぎまでゆっくり眠る。朝食後、いそいそと池袋の某式場へ向かう。来たるべき祝日に身に着ける礼服の衣装合わせ。お若い女性担当員が出してきた三着の中から選ぶしかない。2・3・4万円台。『松竹梅しかないんだね？』と確認すると『はぁ？』と意味が通じなかった模様。一番クラシカルな竹を選んで寸法を聞かれ、試着して過不足なく、無事終了。徒歩で二駅分異動してカフェで一服、ジムで遠泳して一旦帰宅。愛犬と散歩、買い物。夕餉は飛び切り辛いカレー。夜は原作を随分前に読んだTBSのドラマ2時間拡大版を見る。銀行員を描いてヒットさせたスタッフ再集結。良く出来ておりました。

図書館戦争 THE LAST MISSION /ジョン・ウィック

10/17(土)雨後曇り
小雨の降るなか愛犬と散歩。そのまま入浴。午後からインドアでひと汗かいてシネコンで話題の邦画を鑑賞。場内5割の入り。観客動員でトップを走っているらしい。前作にはそれほど感心しなかったが、続編である本作も同様。但し、贔屓の榮倉奈々ちゃんの魅力全開。これはお目当ての役者を見に行く作品だろう。ジムで遠泳、買い物をして帰宅。夕食に冷凍しておいたアジとイサキのフライ。同居人が小骨で文句を言う。深夜にはIMAXでキアヌ・リーブスの新作を鑑賞。単身の男性中心に30名ばかりと閑散。解りやすい復讐譚。無理な展開もキャラクターたちの力技で強引に引っ張る。ガン・アクションとカンフーを併せてガンフーというそうな。確かに生身の人間の格闘は迫力あり。キアヌも齢五十路だそうな。清掃屋とフロント、そして可愛いワンコに星献上。深閑とした深夜の街道をひた走って帰宅。

真夜中のゆりかご／Ｍｏｍｍｙマミー

10/16（金）雨時々曇り
冷たい秋雨に強風。目標管理やら重点課題やら期日の提出物をやっつけ合間に案件の調書を執筆。昼食に天丼。千円也。定刻退社して飯田橋で途中下車。久し振りにギンレイホールで見逃していたデンマークとカナダ、各々女流と新鋭による2作品を梯子鑑賞。CGやSFX皆無、スター不在のどっしとした人間ドラマを堪能。人心の暗黒や肉親への愛憎など普遍的なテーマを扱っているが、両作とも不思議と仄かな希望で見終えた。監督の人間を見つめる眼差しは優しい。細かな雨が降る中、スーパーで買い物をして帰宅。疲労が堆積していたのか居間で愛犬とうたた寝をして気が付けば明け方。