Il film del sogno

現実逃避の夢日記

青春漫画 僕らの恋愛シナリオ

2006-08-31 00:11:00 | 日記
8/30(水)曇り時々雨
前日継承、本日も川崎でお勉強。
パソコン持ち込んでエクセルやグラフやらと悪戦苦闘。
講師の甲高い声が生理的にあわず、反面、眠気払いにはよし。

夕刻、開放。
池袋に着いたのは18:30ジャスト。
駅から最も近い小屋、シネリーブル池袋にて『青春漫画 僕らの恋愛シナリオ』を鑑賞。
7割程度の入り。男性数名、あとはやや高齢層の女性。(単身あり、コンビ・トリオ・グループあり)
日韓両国での人気を誇るクォン・サンウが演じるのは、ジャッキー・チェンに憧れる映画青年。
おかっぱ頭にアクションってのはどうよ。
そして相手役は、端整な正統派美人のキム・ハヌル。
韓流お得意のラブ・コメ(途中ややシリアスになる)であるから、まぁ勘所は押さえたつくり。
男女の友情は成立するか?
回想シーン(子役)が、良い味だしていた。
邦題が酷い。
配給会社は、安直になるな。タイトルは大事である。
真剣に考えよ。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

花田少年史 幽霊と秘密のトンネル

2006-08-29 23:43:00 | 日記
8/29(火)晴れ時々曇り
川崎で終日マーケッティングのお勉強。
当地も変わりました。
高層マンションが増えた。

17:30開放。
東口チネチッタへ4~5年ぶりに行ったが、こちらもその変貌に吃驚。
これはなかなか洒落たモールというかアミューズメントエリアだな。
『花田少年史 幽霊と秘密のトンネル』鑑賞。18:10の回。観客30人前後。
子連れ多し。もうすぐ夏休みも終わる。
松竹・NTVの連合。
幽霊を使った家族愛もの。
まぁメルヘンものだな。

製作サイドの思うママに号泣しました。
役者のオーバーアクションもCGがチープなのも気にならなかった。
ロケ地は広島・竹原市忠海・三原市本郷町あたりだそうで、その景観の美しさだけでも入場料の元は取った。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

スーパーマンリターンズ

2006-08-29 01:04:00 | 日記
8/28(月)
昨夜はワーナーマイカル板橋で『スーパーマンリターンズ』をレイトショウ鑑賞した。
終了は0:15。帰宅後、入浴やら読書やらをしていたら白々と夜が明けてきた。
スーパーマンもパワーアップしておりましたな。
今回は子供の使い方が肝でありました。
しかし、5年前にすることはしていたのだな、スーパーマン。(笑)
いかにもアメリカンヒーローコミックの古典、ハリウッド好みの題材。
3時間近く飽きもしなかったし、まぁ面白かったのですね。

睡眠不足の割には爽やかに起床。
午前ダラダラ、午後、来客あり、打ち合わせあり。
夕刻、世田谷の用賀へ。
IT機器メーカーの事務所見学。
そのまま近所の寿司割烹店で接待を受ける。
タクシーで帰宅。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ラフ ROUGH

2006-08-27 20:32:00 | 日記
8/27(日)曇り
暑さも和らぎ過ごしやすい。

ユナイッテッド・シネマとしまえんにて『ラフ ROUGH』鑑賞。
速水もこみち、長澤まさみ主演の学園もの。
11:30の回。観客20名。単身のおとこが点在するのは、まさみ嬢の水着姿目当てか。
原作(あだち充の漫画)あり、未読。
まぁ『タッチ』と同じテイストだろう。
美男美女のじれったい恋模様であれば、見所は設定と素材しかない。
二人ともややトウがたっているので高校生といわれると辛い。
しかし、水中のCG処理は巧みで迫力あり。
ラストの告白(カットバック)なんぞは映画的だな。
監督の大谷健太郎、『NANA』に続き、コミック原作を上手く料理し、なかなかの才人と見た。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

UDON

2006-08-27 17:37:00 | 日記
8/26(土)曇り
早朝起床。
いつもと変わらぬ時間に家を出る。
有楽町のカフェでモーニングコーヒー。
ボケ防止に煙草の空き箱で折り紙をおる。
わが銘柄チェリーは赤白のコントラストが美しい。
テーブルに大小の鶴。

9:30 有楽町マリオン
『UDON』鑑賞。初日舞台挨拶付き。
踊る大捜査線と同じCX・東宝・ROBOT製作。
監督が香川の出身だそうな。
お気楽な讃岐うどんの御当地グルメガイドとも見て取れるが、CXとROBOTが組むと流石にソツがない。
うどんの魅力、自然や町並みの背景の美しさ、友情、親子愛などてんこ盛り。
2時間15分という上映時間は少し長い。
もう少し刈り込んでも良かったが、丁寧な作りには好感が持てた。

座席は前方中央の通路寄り。
監督ほかユースケ・サンタマリア、小西真奈美ほか主要役者の舞台挨拶あり。
小西嬢と握手ができたのは僥倖。

銀座で遅い昼食をとって実家へ。
夕食後歩いて帰る。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

東京ドーム

2006-08-26 01:56:00 | 日記
8/25(金)豪雨のち曇り時々晴れ
早朝豪雨あり、駅まで車で。
仕事場に着けば傘持つ人はまれなり。
局地的なものだったのね。

昼を狙って秋葉原へ。
老舗洋食屋でランチ。重い。
午後プレゼンあり、来客あり。

夕刻、渡世の義理で都市対抗野球を観戦。
10年ぶりの東京ドーム。
ヤマハ対東芝。浜松対川崎。観客比率1対5。関東勢断然有利。
6:30プレイボール。
前半中盤投手戦。8回ヤマハの猛攻で6対2。
プロ並みに10時を廻ってようやく決着。
6対3でヤマハに凱歌。
観るほうも疲れた。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

銀座のJAZZな一夜

2006-08-25 01:31:00 | 日記
8/24(木)晴れ
暑さやわらかず。
終日、お茶をひく。
夕刻、新橋駅前の雑居ビル内居酒屋で某氏と懇親。
7:00 銀座・王子ホールでトリオバンドのジャズ・コンサートへ行く。
お上品な紳士淑女の常連さんで8割の入り。
最近2枚目のCDを出した中堅バンド。
前半は新曲、後半はサックスとヴォーカルを加えてスタンダードの演奏。
アンコールのテネシーワルツまで、心地よき2時間。
帰路、4丁目のラーメン屋で余韻に浸る。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

紙屋町さくらホテル

2006-08-25 01:21:00 | 日記
8/20(日)晴れ
早朝起床。
朝食後漫然とTVニュースを見る。

昼過ぎ新宿へ。
紀伊国屋ホールでこまつ座『紙屋町さくらホテル』の千秋楽マチネ公演を観劇。
こまつ座常連の中高年層で満席の盛況。
H列10番、中央の良い席ではあるが、前に座高の高いおっさんが座りわが身の不運を恨む。
03年の再々演以来2度目の観劇。

流石に新国立劇場のこけら落し(97年)に書かれただけあって、作者渾身の一作。
過去の忌まわしい国家主義にメスをいれながら、演劇に対する愛惜が如何なく描かれている。

達者な役者のアンサンブルが素晴らしかった。
書き込まれた人物造形を具現化して、夫々の見せ場は圧巻。
何度も眼前に陽炎が立ち、落涙してしまった。
休憩を挟んだ3時間はあっというまに過ぎた。
最近、公共施設では全て禁煙というところが多い。
紀伊国屋ホールでは2畳ほどの喫煙ルームあり。休憩時に駆け込む。作者、井上ひさしが独り煙を吐いていた。
『先生、愛煙家は追い詰められていますね』
『おっしゃるとおり』

池袋で野暮用を済ませ、夕餉の買い物をして帰る。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

マッチポイント

2006-08-24 01:14:00 | 日記
8/23(水)晴れ
午前退屈な定例会。
午後ダラダラ仕事。

(シネスイッチ銀座)で、ウディ・アレンの新作【マッチポイント】鑑賞。
ほぼ満席。銀座は客層が上品であります。

アレン作品といえばN・Yだろうが、今回はイギリス・ロンドンが舞台。
筋立ては、逆玉に乗った元テニスプレーヤー(アイルランド出身)と女優志願の妖艶な女(こちらはアメリカン)との不倫の顛末。
英国上流階級と野心家の二人とのコントラストが面白い。
アレン作品にしては、ラストが捻ってあった。
ジョナサン・リース・マイヤーズとスカーレット・ヨハンソンは熱演。
贔屓のエミリー・モーティマーも宜しかった。
ドストエフスキーとオペラなぁ。
ウディ・アレン、老いて益々盛んである。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

グエムル -漢江の怪物-

2006-08-23 02:09:00 | 日記
8/22(火)晴れ
少し寝坊し、西東京・府中へ。
面談を2つ。
駅前のエアコンの効かない喫茶店で昼食。
午後は報告書の作成。

夕刻、文京区役所内にある文京シビック大ホールで9/2公開の(グエムル -漢江の怪物-)の試写を鑑賞する。
角川ヘラルド配給。
先週映画館で予告編は見た。
怪獣が出てきてB級臭のある雰囲気であった。
しかし【あの】(殺人の追憶)や(吼える犬は噛まない)のポン・ジュノ監督が並みのB級映画を撮るわけがない、と思ったのではあるが・・・。

これは評価の分かれるであろう作品である。
随所に監督らしいカットはあるが、少し展開に無理がある。
人が容易く死んでしまうのも不快である。
次回作に期待。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

飛べない沈黙

2006-08-22 01:47:00 | 日記
8/21(月)晴れ
前日就寝が明け方4時。
眠い週明け。体もだるい。
午前打ち合わせ、午後も打ち合わせ。
夕刻から焼き鳥屋で懇親。
団塊の世代のオヤジ達の昔話を聞く。

帰路、池袋で下車。
新文芸坐で黒木和雄のデビュー作『飛べない沈黙』を鑑賞。
66年製作。
監督の劇映画第一作で、一時オクラ入りしていたがATG系で公開された。
作風は文字通り難解なアート系である。
北海道にはいないはずの南国蝶を少年が捕まえる。
蝶の化身が全国を横断する。
各地でのエピソードがオムニバス形式で描かれる。
40年前の加賀まりこが謎の美女役で何役も演じる。
白黒の映像と凝った構図。
ドキュメンタリー風なカメラワークから観られる町並み風俗にやや時代を感じた。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

茗荷とり

2006-08-20 01:13:00 | 日記
8/19(土)晴れ
上州も暑い。
親族邸にて一夜をあかす。
朝食は一族伝統の味、鯨汁である。
広い庭に群生している茗荷をとる。

子供のプールを眺めてうたた寝。
ひねもすのたり。
夕刻、10年ぶりでりょうもう号に乗る。
ガラガラ。
北千住-池袋経由、途中下車で寄り道して22:00過ぎ帰宅。

ネットで依頼していた書籍到着。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

墓参り

2006-08-20 01:08:00 | 日記
8/18(金)晴れ
早朝起床。
大宮から新幹線で越後湯沢まで。
迎えの車に乗り込んで、見附市新町の椿澤寺まで。
母の墓参り。
送り盆も終わっているが、許してくれるだろう。
11:30 墓前に立ち合掌。
周囲を掃除しているだけで汗が噴出す。
78歳になる住職も元気である。
暫し歓談。
帰路、群馬・太田の親族邸へ立ち寄る。
バーベキュー&花火大会。
小さな子供が走り回る。
しょぼい火花と硝煙に夏の終わりを感じる。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

太陽

2006-08-20 01:00:00 | 日記
8/17(木)曇り時々晴れ一時にわか雨
降ったり止んだり曇ったり。
蒸し暑い。
休日明けの仕事は辛うございます。
午前身辺整理。
午後来客あり。

夕刻、銀座シネパトスで話題の『太陽』を鑑賞。
イタリア、スイス、フランス、ロシア合作。
監督はアレクサンドル・ソクーロフ。
恥ずかしながらヒトラーを描いた『モレク神』レーニンを描いた『牡牛座』ともに未見。
『エルミタージュ幻想』さえ観ていないのだから、やはり映像世界は広く、深い。
まだまだ名作佳作の未見映画は無数にある。
さて今作。昭和天皇の終戦時と直後を描いて、その人間性に迫っている。
感心した点。
空襲の幻想的な美的センス。
主演のイッセー尾形の熱演。
独特の色調と、邦画の古典作品を思わせるリズムと構図。
これは極めて美術的な映像文学である。
ソクーロフの神格化されてしまった平凡な人間に対する眼差しはあくまで柔らかく厳しい。
そしてその歴史観も。

よくぞ公開にこぎつけた。
戦後61年経過した今でも(だからこそ)必見の1本。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

黒い雨/TOMORROW 明日/ユナイテッド93

2006-08-17 01:42:00 | 日記
8/16(水)雨のち晴れ
早朝起床。
釣り行きで一日置いたが池袋へ。
今村昌平の『黒い雨』黒木和雄の『TOMORROW 明日』を鑑賞する。
お盆休み中は中高年層中心に満席であったが、今日はさすがに4割程度の入り。
相変わらず若年層・女性客が極端に少ない。
今村・黒木は硬派好みか。
両作ともいまさら説明不要の戦争映画である。特に広島・長崎の原爆投下を扱っている。
その作家性ゆえにアプローチの違いがあり、感動とともに興味は尽きなかった。
しかし、TOMORROWのフィルム状態は酷かった。大画面に堪えない。2割方評価が落ちる。
黒木和雄はそのあと『美しい夏キリシマ』(2003)『父と暮らせば』(2004)と佳作を連発している。
遺作『紙屋悦子の青春』(2006)は、いま岩波ホールで上映中。観に行かなければ・・・。

終映は2時前、そのまま西武線で豊島園まで。ユナイッテッド・シネマとしまえんにて『ユナイテッド93』を鑑賞。
9.11のテロ事件でハイジャックされた4機の航空機のなかで、唯一、目標に到達することなく墜落したユナイテッド航空93便の物語。
監督は『ボーン・スプレマシー』のポール・グリーングラス。
大物スター不在。
実際の管制官やパイロットも多数採用。
全編手持ちカメラのドキュメント風の映像は、生々しく圧倒的な臨場感が胸に迫る。
エンターテイメントの対極にある作品であるが、観る価値はある。

自分に死期が迫ったとき、最後に連絡するのは誰で何を言う?
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする