影法師

9/28（金）曇り時々雨
連日居間で朝を迎える。平均睡眠時間は３時間を切っているのではないか。されど目覚めは悪くない。朝夕涼しくなって酷暑が嘘のようである。北関東で定例の工程会議出席。土壌関係の瑕疵工事で工期に遅れが出そうである。夕刻、中途半端な時間帯に開放される。帰宅途中でイタリアンレストランで夕餉を孤食。ジムで２キロの遠泳をして定刻帰宅。百田尚樹の時代小説読了。泣かせる良い話である。プロデューサー気分で主要キャストを夢想する。

送別の儀

9/27(木)曇り
半期末を迎えて人事異動あり。付帯して宴席あり。五反田のこじゃれた居酒屋で２０名程度が犇いて４時間の談笑。話題はいまさら新味なし。たまに旧友と会えるのが収穫か。１時間ほどでエスケイプするつもりであったがダラダラと居座り浮世の義理も交じれば楽し。転出する総長から感動的な別れの挨拶あり。やはりえらくなる人間は違う。混雑した山手線に揺られて定刻帰宅。

ソハの地下水道

9/26（水）曇り
午前ミーティング、午後外出。定刻退社して有楽町へ。日比谷シャンテシネで贔屓監督の新作を鑑賞。都内単館。何度もテーマになっている先の大戦時のユダヤ人迫害もの。ポーランドを舞台に地下水道に１４ヶ月間匿われた人々を描いた傑作である。冷徹な人間観察をする女流監督には駄作がない。極限の状況にあっても人間の営みにはユーモアがありエロスがある。徹底的に説明描写を排してリアリズムを追及した画面に圧倒された。年度必見の一本。余韻に浸って日比谷公園を散策。地下鉄に揺られて帰路につく。

デンジャラス・ラン

9/25(火)曇り
すっかり秋の気配で凌ぎやすい。午後に同業他社を訪ねて水道橋へ出張る。そのまま地下鉄で池袋で途中下車。サンシャイン通りのHUMAXでデンゼル・ワシントンの新作を鑑賞。CIAの諜報部員を描いたスパイ・アクション。南アフリカのケープタウンで大暴れ。ありがちなストーリーではあるが、さすがハリウッド、豪華キャストと潤沢な資金でカーチェイスなど見所満載。生身の格闘シーンも本気度高い。よろしゅうございました。更にジムで遠泳をして定刻帰宅。居間でうたた寝して朝を迎える。

王様とボク

9/24(月)曇り時々雨
気だるい週明け。居間でうたた寝をして朝を迎える。少し肌寒い。午前中は外出。午後は長い打ち合わせ。定刻退社して新宿で途中下車。三丁目のシネマートで先週末から公開されている邦画を鑑賞。観客10名強。打ち切り近いとみた。地味ではあるが、なかなか良く出来た青春ドラマだと思ふ。もったいないですなぁ。主役の青少年3名も個性が出ていて良かったが、扇の要は二階堂ふみ嬢でありましょう。この娘はブレイクまでにあと一息。泣かせる科白と綺麗な絵柄で好感持てた。早目に帰宅して愛犬と遊び、TVで討論番組やらシナリオライターのドキュメントやらを眺めてのんびりする。

ロック・オブ・エイジズ

9/23（日）雨
終日雨模様。午前中は愛車に乗って近所のシネコンへ。昨日から公開されている洋画大作はブロードウェイ・ミュージカルの映画化。80年代の懐かしいロック・ポップスの名曲を繋いだサクセスストーリー。まぁハリウッドのおはこであり独壇場のジャンルですな。予想に反して場内ガラガラ。この楽曲を楽しめるのは50代前後の者達だろうが、そのあたりが一番映画なんぞ観ない客層なのでありましょう。ド派手で少し下品なところもあれどテンポ良し、役者の過剰演技良し、能天気なストーリー良しで大いに楽しめた。インドアで白球を打ってジムで遠泳。買い物をして帰宅。夕食の後愛犬と入浴。ダラダラと居間で過ごして朝を迎える。

軽井沢72

9/22（土）曇り時々雨
6時起床。シトシト雨が降っている。朝食をかっこんで愛車に乗って関越・上信越道で軽井沢へ。天下のリゾート地へは2時間で到着。まずは練習場で軽く肩慣らし。東西南北のコースあれど本日は西のブルーにて行われる取引先コンペに参加。流石に著名な避暑地は気温20度と肌寒いほど。10時半、曇天無風の中で厳かにスタート。フラットで広いフェアウェイに万全な調整も幸いして、まぁ快調なラウンド。ダブルぺリアのハンデに恵まれて結果は優勝。帰路もさしたる渋滞もなく21時には自宅着。めでたしめでたし。

京浜の巨大工場

9/21（金）曇り時々雨
午前中に来客。午後に外回り。夕刻、鶴見線で工業地帯へ。重厚長大な製造現場で海外案件の商談。終わって一本何億という鉄の棒が無造作に並ぶ構内を見学。モノを造ると云うことは尊きことなり。帰路、池袋で途中下車。プライベートな買い物をして早目の帰宅。

ヴァンパイア

9/20(木)曇り
終日事務作業。定刻退社して渋谷で途中下車。シネマライズで岩井俊二の新作を鑑賞。都下単館。観客20名弱と閑散。かつて業界を背負った俊英も過去の人か？カナダでのオールロケ。全編英語。予備知識なければ欧州あたりのインディーズ作品と見紛う質感。しかし岩井節は健在である。監督脚本音楽撮影編集を全て自身で行い、あたかも凝って贅沢なプライベートフィルムの如し。このままこの才人は枯れて行くのでありましょうか。少し心配。地下鉄に揺られて帰路に就く。

ストリッパー

9/19(水)曇り時々雨
ひと雨あって更に蒸し暑い。朝一番で飯田橋へ。同業他社へ協調のプレゼン。昼に戻ってあとは業務連絡を少々。来客ひと組、打ち合わせ2件。2時間の残業をして池袋で途中下車。通りすがりのシネマ・ロサでレイトショウ鑑賞。ラブ＆エロス・シネマ・コレクション≪Autume≫と銘打ったシリーズの一本。都下単館興行にも拘らず観客8名と閑散。驚いたことに過半はうら若き女性の単身者であったこと。しかし、出演者やスタッフには親類縁者がいないのだろうか？肝心の内容。久し振りにかつての平均的なロマンポルノを思い出した。出来栄えはそれ以上でも以下でもなし。1時間半、眠くもならずにいられたのは裸婦舞踏と濡れ場のシーンのお陰である。ピンク映画を侮ってはいけない。かつては意外なビッグネームが下積みを経験しており、画面には不思議な熱気が迸っている。終演後、怪しき西口の繁華街を抜けて帰路に就く。

Blue

9/18(火)曇り時々晴れ一時雨
個人的に休日続く。明け方までYoutubeで10年程前に公開された邦画を再鑑賞する。偶然ひっかかったのも何かの縁である。主演したふたりの女優が清冽でありました。9時起床。インドアでエクセサイズをして自宅の居間を清掃。午後から繁華街に出て買い物をする。夕餉に鯵をおろす。食後に愛犬と遊ぶ。

第16回OH杯

9/17（月）曇り時々晴れ一時雨
6時起床。朝食を摂って6時半自宅発。青梅街道を西へ。8時クラブ到着。1時間半練習に勤しむ。9時50分、東コーススタート。断末魔の様な残暑の日差しあり、更には台風の影響で遠くに不穏な雨雲あり。スタート3ホール目で激しい通り雨に見舞われる。午前中は毎度の不調。特に上がりの9番は二ケタの大叩き。1時間の昼食休みで13時より午後ラウンド開始。前半から一転ドライバーが冴え渡りバーディー２、パー２とハーフの自己ベストを出してフィニッシュ。会心の当たりが続くとゴルフとは何と楽しいスポーツかと現金にも思ふ。遥かにそよぐ晩夏の涼風のなか整備されたフェアウェイを悠然と闊歩する。入浴後に名人・師匠・ライバルと足かけ7年の戦績を振りかえって談笑。地卵のお土産を戴き帰路に就く。断続的な渋滞にあり帰宅は19時。充実の連休最終日。

喫煙の誘惑

9/16（日）曇り時々晴れ
明け方就寝、9時起床。インドアとジムでエクセサイズ。午後は駅前のサ店でひたすら読書。禁煙してからひと月半。禁断症状なし。体重がやや増加傾向なのは口寂しさに甘味を摂ることが多いからか。ここが我慢のしどころか。

鍵泥棒のメソッド／天地明察

9/15(土)晴れ
明け方就寝7時起床。朝食後インドアでひと汗かいて、そのままシネコンで邦画の梯子鑑賞。内田けんじ5年振りの新作は男女3名が織りなす捻ったコメディ。前2作もそうであったようにオリジナル・シナリオが練り込まれて、着想と展開、伏線と意外性で大いに楽しめる。よくよく考えると（？）の部分もあるのだが、まぁ良しとしよう。堺・香川は相変わらずの芸達者ぶりであるが、広末のずれ方など宜しゅうございました。タイトルが弱い。午後はベストセラー小説の映像化。原作は発売時に読了。大手の製作配給で手堅い演出と豪華配役で2時間半厭きることはなかったが、さて感動したかと問われれば首肯出来ず。綺麗に決まり過ぎて芝居がかっているからか。ソツのない文芸大作といったところ。夕食は一族で近所のファミレスへ出向く。

B級グルメの一日

9/14（金）晴れ
常磐線に揺られて毎度の定例会に出張る。昼食を街道沿いの中華料理店で摂る。店員は全員ネイティブで日本語が怪しい。出てきたA定食600円也のボリュームに仰天。胸がやける心地。3時間に及ぶ会議にぐったりして帰京。池袋で特殊ミッション後、古典的な喫茶店で一服。名物の甘味ものを摂取して脳細胞を活性化させる。ジムで１．５キロの遠泳。漸く週末。