Il film del sogno

現実逃避の夢日記

眠れない夜なんてない

2008-06-29 23:51:00 | 日記
6/29(日)雨
6:30起床。昨夜仕込んだイサキを干物にすべく自室に竿を通し開いた魚を洗濯ばさみでぶら下げる。満艦飾で壮観也なり。次いで米を炊きイサキの鮨を握る。キッチンにて朝食。エクセサイズに出て1時間。戻ってすぐに吉祥寺に向かう。ガストでケーキセット。1時間暇をつぶし北口徒歩5分の吉祥寺シアターにて平田オリザ作・演出、青年団の公演を観劇。知人の出演あり、木戸銭は役者割引2,500円也。安い。ロビーで知人二人と遭遇。場内満員。マレーシアへ移住し老いを迎える邦人たちの物語。背景にあるのはいじめや引きこもり、不倫や家族愛。淡々とした味わい深い科白劇。山田太一と小津安二郎を足して2で割ったテイストの良作でありました。終って再び知人と3名ガストで談笑。夕刻、買い物を済ませ帰宅。刺身・塩焼き・白子の煮付とイサキづくしの夕食を摂る。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

館山・布良のイサキ釣り

2008-06-29 01:50:00 | 日記
6/28(土)曇り
深夜に就寝。6:00起床。午後船ゆえに寝坊が出来る。7:00自宅発、杉並・世田谷と帯同者をピックアップ、トランスファーして大型車で千葉を目指す。10:00現地到着。途中で寄った釣具店でムーチング・ビシ(錘負荷80-長さ180)を衝動買い。12,000也。地場スーパーで昼食調達、13:00の出船まで港で休憩。食事をする者、サビキの竿を出す者、仮眠をとる者…。気温26度曇天、暑くもも涼しくもなく絶好の釣り日和。乗り合いの船は予約で満員。納竿の17:00まで13~20Mの棚を探ってコマセをまく。釣果27匹。隣の名人は70匹を超え竿頭。どん尻は16匹。全体にやや小ぶりか。前半苦戦するも後半盛り返し前回(7匹)のリベンジは果たした。帰路、街道のラーメン屋で夕食。21:00帰宅。道具を洗い、魚の下処理をしていると日付が変わった。明日はイサキづくしである。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

自分の余命は知らぬが仏

2008-06-28 01:33:00 | 日記
6/27(金)曇り時々晴れ
早朝から示達式。昼前に千葉は市原に出張る。アクアマリンを通過して1時間で目的地到着。街道沿いのラーメン屋で昼食。13時ジャストに取引先の代表と面談。財務諸表を受け取り金の無心を聞く。ある種の脅迫である。棟上げが始まった建屋を見学。千葉市へ戻り同社の大番頭を見舞う。63歳、肺がんで入院療養中である。病室の主は髭を伸ばして短髪にした以外は外見に変化なく元気そうである。脳への移転あり、生存率10%とのこと。達観し落ち着いた立ち居振る舞いに感銘を受ける。1時間で辞去し帰路に就く。途中週末の同僚の華燭の典へ祝電を打つ。夜、宿敵連中と定例会。2着1回トップ1回。明日のイベントに備えて22時にお開き帰宅。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

名人謹製十割蕎麦

2008-06-27 02:01:00 | 日記
6/26(木)曇り
福島も曇りである。それに涼しい。8:00起床、お粥の朝食。ひと風呂浴びて9:30ロビーで少人数となった一行と地場のベンチャー企業を訪問。白河へ移動し、で製薬会社の見学コースと続いて、自治体運営のカントリー・ヴィレッジにて昼食。周辺の田園風景と遠き深緑の稜線に暫し仕事を忘れる心地。帰路は新白河から新幹線。ガラガラのやまびこで夕刻東京到着。事務所に戻ってひたすら残業。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

そこはドイツではなく福島の温泉地

2008-06-27 01:38:00 | 日記
6/25(水)曇り
上野発9:00の常磐特急スーパーひたちに乗り、2時間半車中爆睡。4列シートの指定席は幅広で快適。11:30泉で下車。そこは福島県南部いわき市、小名浜港にほど近い。駅前で今回行動を共にする取引先、同業他社、コンサル、総勢13名と合流。レンタカーに分乗し、漁港そばの海鮮料理屋へ移動、初顔合わせの名刺交換の後、皆々で豪華海鮮丼を食す。終って近隣にある製薬会社を門外から見学、自治体施設で説明会。3年後の巨額投資への参加を促すプレゼンを行うは、斯界経験40年の老役員。質疑応答にも熱が入る。終了後、常磐・磐越の高速道路に乗り、夕刻、郡山入り。田んぼの真ん中に威容を誇るリゾートともビジネスもつかぬケッタイなホテルに到着。欧州著名な保養地と同名なのには笑った。6:00懇親を兼ねた夕食。8:30お開き。大浴場で温泉につかる。部屋に戻りTVドラマと衛星の劇映画を梯子視聴し深夜就寝。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

深夜の掃除

2008-06-25 02:33:00 | 日記
6/24(火)曇り
早朝出勤。周囲の慰安の言葉と好奇の眼差しに照れ笑いと恐縮でこたえる。午前から会議が二つ。机に戻って書類と格闘。夕刻、定例会お誘いあるも謝絶。残業をやっつけ渋谷に出張る。同好の帯同者あり。駅前の上州屋でイサキ竿と仕掛けを購入。1万円強。近くの居酒屋で懇親。話題は映画と釣りと家族の話。
副都心線に乗って帰路に就く。連携未だ滑らかならずやや遅れて最寄駅到着。それでも乗換えなく便利になりました。突然思い立って台所と風呂場の掃除を始める。清潔になった水廻りを眺めて点ける一服の満足。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

激痛の一夜が明けて

2008-06-24 00:20:00 | 日記
6/23(月)曇り
早朝℡にて休暇を届け出る。消沈した小声で事の顛末を説明するが、実はそれほど気分は悪くない。9:30、自転車に乗り近所の総合病院へ。泌尿器科の受付で小1時間待つ。診察前の質問(書面)に答える。性交は週何回だとか残尿感はあるかだとかあけすけで遠慮のない赤裸々な質問に苦笑する。担当医は若い男性。採尿とレントゲン。排尿したコップに米粒大ほどの固形物。我が身中を移動し苦しめたオブジェの小ささに虚脱する。医師に告げるとそれであろうと。一件落着。心もち体も軽くなる。機械で会計を済ませる。6,000円弱。その足で昨夜の病院へも向かい過不足清算。こちらは3,500円なり。帰宅して遅い蕎麦の昼食を摂り居間でうたたね。買い物、夕食以外はダラダラして我ながらいい身分である。
健康の有難さを痛感した二日間。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

生涯2度目の救急車

2008-06-23 22:23:00 | 日記
6/22(日)曇り後雨
珍しく寝坊をする。10:00、優雅にブランチの焼きそばを作る。食後、池袋へ出張る。釣竿を購入すべく上州屋で物色するも店員にかまってもらえず何も買わずに出る。近所で喫茶をする。本を少し読みうたたね。15:00地元に戻りジムで水泳とサウナ。買い物をして帰宅。夕食途中から激しい腹痛(背中に近い)に見舞われる。これは12年前に経験した尿道結石と全く同じ症状である。しばらく唸りながらも横臥する。一向に収まらぬ痛痒に119番をする。10分ほどして隊員到着。徒歩で乗り込む。外は雨が激しい。2~3の病院を当り、ようやく体制の整った個人病院へ担ぎ込まれる。車中、痛みはピークに達し2度嘔吐する。処置室にて座薬挿入、鎮痛剤を注射、点滴も受ける。ほどなく痛みは霧消し1時間ほど眠る。ベッドの空きもなくこれ以上の治療もできないので、薬をもらいタクシーで帰宅。夜中に何度か鈍痛で起きる。鳩尾のあたりに違和感あり気分悪し。入浴などして気を紛らわせて朝を迎える。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

西の魔女が死んだ

2008-06-22 01:09:00 | 日記
6/21(土)曇りのち雨
3時間強の睡眠で覚醒。朝食後にエクセサイズ。そのあと映画館、という休日のルーチンを踏襲。
長崎俊一監督の新作は、原作は100万部を超すベストセラーだそうだが未読。予告編でおおよその雰囲気と流れはわかってしまった。期待というより予想通りのつくり。ロケ地は長野・山梨あたりの高地だろうが、美術セットや小道具は丁寧に作りこまれていて好感。ほぼ全編、祖母と孫娘の交流を描き、ハロス的な緩やかで温かい時間の流れじっくりと見せていた。シャーリー・マクレーンの娘、サチ・パーカーのおばあさまは上品で毅然として柔らかく適役。
本作の肝は、そんな大自然と新旧東西の女優の個性に尽きるだろう。
昼過ぎに終映。愛車のオイルを交換し帰宅。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ランボー 最後の戦場

2008-06-21 02:31:00 | 日記
6/20(金)曇り時々にわか雨
大きなプロジェクトの頓挫確定?保身と安寧しか考えぬ経営者は犬に食われて死ぬがいい。午前中いっぱいグレて業務放棄をする。午後、橋本へ出張る。馴染みの中小企業主と歓談。京王線で新宿、JRで池袋にたどり着きHUMAXシネマにて老体に鞭打つスタローン、往年の当たり役の最新作を観賞。レイトショウ、観客10名弱。噂には聞いていたが、すさまじい殺戮の地獄絵図。右も左も正義も悪もない。無辜の人々を虫けらの様に殺してゆくミャンマーの兵士たち(当然大将は言葉少ない憎々しい悪役)。主人公も殺人マシーンとなって大奮闘。死屍累々たる亡骸は無限に続く人類の愚かさの象徴である。スーパーヒーローが派手なドンパチ(進化するCGがサポート)を行い、明確な敵がいて仲間がいて人質を救出し・・・と、古典的かつストレートな筋立て。正義のために闘い自身も殺生を重ねるという皮肉。この徹底した破壊とそのあとの虚無。反戦映画の傑作誕生である。むしゃくしゃしていたので尚更心に響いた。
終映後1時間の特殊ミッション敢行が、終電の地下鉄で帰宅。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

イースタンプロミス

2008-06-20 01:54:00 | 日記
6/19(木)曇り
早朝より打ち合わせ数件。午後には蒲田へ出張る。エンジニアリング会社のSEから新規商談。次いで本郷三丁目、赤門前の取引先の決算説明。終って黄昏、池袋へ出る。
シネリーブルでクローネンバーグの新作を観賞。舞台は英国。ロシアン・マフィアを描いたハードボイルドなノワールもの。ヴィゴ・モーテンセン、ナオミ・ワッツ、ヴァンサン・カッセルという配役は、なかなかそそる布陣である。カナダ出身で独特の色調とエグさを身上とする監督の面目躍如な一本。血族、裏社会、絆とくればゴッド・ファーザーであるが、サスペンスとしても楽しめた。ハリウッドで一旗あげたスター達も欧州映画に出ると渋い。
猥雑な倫敦には映画の背景にもなった曇天がよく似合う。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ぐるりのこと。

2008-06-19 02:32:00 | 日記
6/18(水)晴れ
夜中に目覚めてそのまま断続的にうたたねと覚醒を繰り返す。8:30バイキングの朝食を頂く。もともとリゾート系に強いホテルだけに食事はうまい。11:00まで部屋で連絡事項と雑事。昼前の新幹線でお江戸へ帰還。一服つけて銀座シネスイッチで橋口亮輔、待望の新作を観賞。16:10の回はガラガラである。『二十歳の微熱』『渚のシンドバッド』『ハッシュ!』と、その一連の監督作品には駄作なく、今回も平凡な夫婦の10年を、社会時事と共に描いて心に残る傑作であった。贅沢な、そして最適な役者を見るだけでも価値はある。日本映画の最も良質な作品に出会って大満足。メオトとはかくも儚くしかし強固なものだろう。
終映後、新橋でお洋服とシャツを買う。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

新幹線、環状線に南海・近鉄(近畿編)

2008-06-19 01:36:00 | 日記
6/17(火)晴れ
慌しい朝の緊急ミーティング(関係者を一喝!)後に師匠とティータイム。終わって新幹線に飛び乗り大阪まで。弁天町の取引先を訪問。同業の先客あり。商談は30分。旧パートナーの倒産とその影響を聞く。終って地下鉄で難波まで。そのまま南海に乗って和泉中央へ。新興のベッドタウンのはずれの工業団地内の某社を突撃訪問。払わぬ金の督促である。半分開き直った代表から苦しい言い訳を聞く。こちらも取引先の倒産による信用不安。帰路は駅まで社員に送られ、今度は近鉄に揺られて黄昏の奈良路を往く。新ノ口は大和八木から一つ先の何の変哲もない駅である。到着19時。陽が長くなったおかげでまだ明るい。目指すゲームセンターは徒歩10分。ショッピングモール、シネコンを擁する商業施設ブロックの一角、パチンコ屋の2階にあり。平日の夜で人出はいま一つ。館内見学の後、施設内に入っている九州ラーメンを食す。往路をなぞって難波に戻る。9時過ぎに難波のはずれの予約したホテルにようやくチェックイン。2時間の特殊ミッションの後、最上階の大浴場でサウナに入り部屋で前後不覚。長い一日であった。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

座ってなんぼ、歌ってなんぼ

2008-06-17 01:51:00 | 日記
6/16(月)晴れ
定例のミーティングもそこそこに銀座で御前打ち合わせ、終わって日本橋へ。戻れば書類の山と格闘。夕刻、同業他社と浜松町で懇親。和風のコース料理。2次会は銀座へ。グランドピアノが鎮座するクラブで生伴奏つきのカラオケ。深夜帰宅。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

シークレット・サンシャイン/JUNO

2008-06-16 02:39:00 | 日記
6/15(日)晴れ
快晴続く。父の日だそうな。早朝、昨日釣ったサメの肉(牛乳につけて臭みを取ってソテーして)でサンドを作って食す。なかなかの美味なり。エクセサイズを1時間。戻って池袋に出張る。副都心線のおかげでダイヤが遅れる。ロサ会館で韓国映画をメトロポリタンプラザでインディー系のアメリカ映画を鑑賞。『ペパーミント・キャンディ』『オアシス』に続くイ・チャンドンの5年ぶりの最新作は前2作に劣らぬ傑作である。打率10割。監督はいつも弱者に焦点を当てる。夫に先立たれた子連れの母親の奮闘記。物語は健気なヒロインに過酷な運命を背負わせる。母性、娼性、可憐でしたたかな主人公を巧み演じ分けたチョン・ヨドンの入神の役作りに尽きる。人は弱く神はいつも沈黙する。それでも人は生きてゆかねばならない。
単館上映から全国拡大し全米で大ヒットしたガールズ映画は、その洒落たダイアローグ(但しスラング解らず)とヒロインの魅力で見せる佳作である。エレン・ペイジ、『ハード・キャンディ』で注目した新進女優は並みの器ではない。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする