Il film del sogno

現実逃避の夢日記

危険なメソッド

2012-10-31 02:54:13 | 映画
10/30(火)曇り時々晴れ
早朝から港区のITビルへ。同業の来客もひと組。午後は緊急会議の招集。1時間近い残業をして退社。渋谷で途中下車。文化村のル・シネマでデヴィット・クローネンバーグの新作を鑑賞。ショッキングな映像と粘着性が身上の鬼才が意外や正攻法な演出。過去作のようなケレンを求めると少し肩すかしを食う。フロイトとユングという精神分析の師弟関係が史実に基づいて描かれていた。本作は主演3人のアンサンブルと熱演に尽きる。巨人二人の業績や当時の風俗などのお勉強にもなった。『夢は現実の投影であり、現実は夢の投影である』
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恋に至る病

2012-10-31 02:36:46 | 映画
10/29(月)晴れ
月末であるがルーティンワークがあるわけでもなく、昼前には外出してそのまま常磐線に乗り北へ向う。駅からはタクシーも使わず徒歩移動。街道沿いの中華料理店で凄まじいボリュームの格安定食を胃に収める。小一時間の散策で気を鎮めて毎月の定例会に参加。帰路は特急を奮発して渋谷で途中下車。ユーロスペースで女流監督のデビュー長編を鑑賞。観客10名内外。過去には『運命じゃない人』や『二十歳の微熱』などの傑作を生み出しているPFFのスカラシップ作品。これはなかなかの拾い物でありました。低予算、スター不在。しかし、荒削りであるが監督(シナリオ)の才気がほとばしっていた。これは将来の西川美和やタナダユキになる可能性大。またヒロイン(我妻三輪子)に着目。この娘は化けるかもしれない。独りほくそ笑んで渋谷の雑踏を抜けて帰路に就く。
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009 RE:CYBORG

2012-10-29 00:15:14 | 映画
10/28(日)曇り時々雨
車を飛ばして近所のシネコンへ。深夜0時に開始のアニメーションを鑑賞。単身の老若男女で3割程度の入り。ロケーションを考えると結構な集客である。オリジナルの漫画雑誌やTVアニメは我が幼少の思い出。何とも懐かしい。大画面・大音量でさらには3D。いかにもプロダクションIGらしい高度な作画技術と難解なセリフ廻し。これは良い子が観てもあまり面白くないかもしれない。フランソワーズのサービスショットなどオトナ向けでありました。原作へのリスペクトもあり、《甲殻機動隊》には大いに感心したゆえ本作も大満足の出来栄え。神山健治恐るべし。2時間程度の仮眠で愛犬の散歩で一日が始まる。近所の公園はをぐるりと廻って結構な運動になる。午後は冷たき秋雨ぞ降る。インドアで白球を打ち、ジムで遠泳、買い物をして夕刻帰宅。夜は懐妊した友人へ胎教音楽のCD作成。クラッシックに親しむ秋の夜長。
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終の信託 /アルゴ

2012-10-28 02:57:41 | 映画
10/27(土)晴れ
愛犬の散歩で一日が始まる。朝食後にインドア、次いでシネコンで邦洋画の梯子鑑賞。寡作の周防正行の新作は重たいテーマを扱った医療もの。得意の笑いやペーソスを封印しても、2時間半の長尺を全く感じなかったからやはり演出力があるのだろう。夫人を主役に据えたキャスティングが成功したとは思えないが、濡れ場シーンには覚悟は感じた。次回作はコメディーだと云う。これは楽しみ。午後は才人ベン・アフレック監督・主演作。実話に基づくサスペンス。80年代に起きたイラン米国大使館人質事件の裏面譚。大使館員6人のキャラが少し説明不足ではあるが、ドキュメンタリー風な質感と後半の畳みかける展開に感心。帰宅すると家人がTV録画で『それでもボクはやってない』と『ゴーン・ベイビー・ゴーン』を梯子鑑賞していた。何という偶然。夕刻ジムで1週間ぶりの遠泳。スーパーで買い物をして帰宅。柿が安かったので購入。自転車で感じる風は冷たい。
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イベントのない金曜日

2012-10-28 02:49:35 | 日記
10/26(金)晴れ
朝一番から浜松町。取引先で商談、待ち合わせにビルの谷間の公園で日向ぼっこ。昼食に格安握り鮨。午後、ダラダラしていると業務連絡あり。定刻退社してまっすぐ帰宅。愛犬とお留守番。冷蔵庫の残りモノで晩飯を済ませ、他にすることもないので厨房の清掃をする。
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さらばモスクワ愚連隊

2012-10-26 06:16:53 | 映画
10/25(木)晴れ
快晴続く。予定のない一日で退屈する。定刻退社して池袋で途中下車。新文芸坐では先月逝去した堀川弘通の追悼特集が組まれていた。長く黒澤明の助監督勤めて一番に思い浮かぶのは『裸の大将』や『黒い画集』であるが、五木寛之のデビュー作の映画化である本作は見逃していた。当たり前だが役者が皆々若い。政治とジャズ。セピア色に退色した映像を大画面で見上げて感慨深し。更に特殊ミッションを敢行して早目の帰宅。連日居間で就寝して明け方覚醒。
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最終目的地

2012-10-25 05:31:24 | 映画
10/24(水)晴れ時々曇り
午前中に商談2件。新橋でブリ大根の昼食。午後はひねもすのたりかな。定刻退社して新宿で途中下車。上映時間までいつものカフェで読書。右隣のテーブルでは売れないお笑い芸人がネタ合わせをして、反対側ではキャバクラのマネージャーがケバイ少女を面接していた。都会ですな。新宿シネマートで齢80を超えて意気軒昂なジェームス・アイボリーの新作を鑑賞。100席に満たないシネマート2は都下で1・2を争うショボイ小屋だと思ふ。インテリっぽい単身の壮年男女中心に場内満席。2008年製作というからお蔵入り寸前だったのだろう。実績のある監督とこれだけのキャストの作品が都内単館とは邦家の映画偏差値が知れる。配給会社もこの邦題は酷くないか。≪ウルグアイのゴンドラ≫とすべし。前段が長くなったが、今作、巨匠晩年の代表作と云ってよかろう。ホン良し、役者良し、演出・美術・音楽良し。大満足で劇場を後にする。
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伏 鉄砲娘の捕物帳

2012-10-24 04:16:57 | 映画
10/23(火)曇り時々雨
秋雨が降ったり止んだり。朝夕冷えてきた。午前中は半期に一度の期初会議。発表10分拘束3時間。昼食を孤食。午後はひたすら事務処理とトラブル対応。定刻退社して池袋で途中下車。シネ・リーブルで邦画アニメを鑑賞。観客10数名と寂しい興行。原作は直木賞受賞作家・桜庭一樹が『南総里見八犬伝』を独自に解釈した小説。未読。文芸春秋社創立90周年記念作品だそうな。作画レベルが均一でないのは下請けの問題か。テーマも絞り込みが甘くとっちらかっている印象。隔靴掻痒たる内容で、どうにももったいない。早目に帰宅して愛犬と遊ぶ。滅多にないことではあるがTVドラマを漫然と眺める。科白が洒落ていると思ってエンドロールを確認すると是枝裕和であった。なるほどなるほど。
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希望の国

2012-10-24 03:31:59 | 映画
10/22(月)晴れ時々曇り
定刻起床。羽田へ直行。福岡へ向うLCCのボーイング737は満席である。昼前に福岡空港到着。地下鉄で天神へ移動して有名なサバ塩焼店で昼食。確かに脂はすごいが、正直近所のやよい軒の方が旨い。午後一番、客先で契約調印。あとは夕方まですることもなく天神周辺を散策して時間をつぶす。いつ来ても九州最大の繁華街は活気がある。夜は新宿で途中下車。ピカデリーで園子温の新作を鑑賞。若年層の単身が過半で、観客は20名程度と寂しい。ここ数年の監督の精力的な仕事振りは瞠目に値する。今作もデリケートな時事問題を扱った力作である。架空の市町村を舞台にした近未来ものという設定ではあるが、リアルな群像劇であり大胆なカリカチュアでもある。圧倒的な被災地の惨状と滑稽で愚かともいえる人々の言動。これこそ不条理の極みではなかろうか。≪希望≫というタイトルが最大の皮肉ともとれる。そこには映画でしか表現できない仮想や逆説がある。終映23時。痺れたオツムを夜気が冷す。新宿の裏通りを逍遥して帰路に就く。
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エクスペンダブルズ2

2012-10-21 23:47:59 | 映画
10/21(日)晴れ
快晴続く。昨日に続きインドアでひと汗かいてシネコンで洋画鑑賞。2010年公開の前作の感想(ブログより)。『おっさんたちが体を張って演じるアクションもの。筋などあって無きが如し。B級テイストと生身の肉体を誇示したアナログな出来栄えは娯楽作の常道。スタローンは還暦とっくに過ぎてますからねぇ。まぁ老体に鞭打って大したもんです。』今作も全く感想変わらず。掴みの15分で料金分は楽しめた。しかし少しエグいシーンが多すぎないか。悪い奴らでも過激な流血は頂けません。午後は愛犬をトリマーへ連れて行って待ち時間にジムでエクセサイズ。夕食に特製焼きそばを孤食。風邪気味なのに喫煙再開。嗚呼、意思が弱い。
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ペンギン夫婦の作りかた

2012-10-21 18:39:04 | 映画
10/20(土)晴れ
秋晴れ。まずインドアでひと汗。昼前に近所のシネコンで本日初日の邦画を鑑賞。石垣島を舞台にした夫婦もの。当地は5年ごとにダイビングに行く思い入れのある地。予告編通りの展開とハッピーエンド。毒にも薬にもならない凡作。しかも肝心の紺碧の空と大海原がCG合成されていてガックリ。一旦帰宅して部屋の掃除に勤しむ。夜はジムで2キロの遠泳。
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桃さんのしあわせ

2012-10-20 02:25:35 | 映画
10/19(金)曇り
はや週末。終日契約関係の書類作成。会議と来客。夕刻、契約締結を終えてフェイドアウト。渋谷で途中下車してBUNKAMURAで香港映画を鑑賞。上品な客層中心であるが場内ガラガラ。家政婦として一家に仕えた老女と壮年の独身男の交流を描いたウエルメイドな良い話である。主演ふたりの抑制された自然な芝居につきる。香港の街並みも市井の人々の活写も素晴らしい。人は必ず老いて死を迎える。最近、老人をテーマにした作品が多いのは世相を反映してのことだろう。3人にひとりは65歳以上だそうな。地下鉄の急行で早目の帰宅。
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三連チャン三連勝

2012-10-19 00:27:30 | 日記
10/18(木)曇り後雨
朝から不快なことばかり。景気づけに昼食にチキンカツカレーを孤食。同窓会の出欠督促あり。用事を口実に不参加。夕方、重要打ち合わせに親会社へ出向く。キャッシュアウトは月末。夜は一昨日、昨夜に続く連戦。結果は呵々大笑。朝刊で若松孝二の急死を知る。政治やエロや暴力を好んで描いた無頼派のイメージがあるが、プロデューサーとしてもミニシアターの経営者としての手腕もあった。名古屋に住んでいた頃にはシネマスコーレへよく行った。合掌
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上海から来た男

2012-10-18 04:36:12 | 日記
10/17(水)曇り後小雨
午前中から外出して川沿いに散歩。取引先の海外案件について意見交換。定刻退社して昨夜に続いて新宿で一戦交える。海外赴任している宿敵と久々に遊ぶ。若いうちは裏ドラが良く乗る。収支トントンで規定回数を済ませ冷たい秋雨のなかを早目の帰宅。
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勝利の女神は気まぐれである

2012-10-17 01:17:04 | 日記
10/16(火)曇り
連日親会社である巨大メーカーへ日参。定刻退社して新宿で定例会。初回から我慢の展開であったが終盤まくりに成功し、余勢をかって3連続トップ。最終回でラスをひくが久々の大勝。
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