Il film del sogno

現実逃避の夢日記

女が眠る時

2016-02-29 00:00:26 | 映画
2/28(日)晴れ時々曇り
明け方就寝。10時起床。簡単な部屋の掃除をして愛車に乗り近所のシネコンまで。開演までの合間にカフェで優雅なブランチ。アマダイのソテーと各種サラダとパンの食べ放題。お腹を満たして12:00開始の邦画を鑑賞。7割程度の入り。スペイン人作家の短編小説を台湾出身で米国で活動しているウェイン・ワンが監督。主演の男女優はなかなかのキラーキャストだと思ふ。特に女優二人は渋い人選。良い意味でハッタリの利いたミステリアスな佳作でありましょう。簡潔に云うと変態映画なのだろうが。ジムで遠泳。新聞各紙を精読。夕食はカフェのスイーツで、ここでも経済雑誌を精読。帰宅してネットで麻雀ゲーム。東京マラソンを走った実弟のタイムなどを検索。実に便利なものです。少し暖かくなったか。
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ヘイトフル・エイト

2016-02-28 02:39:27 | 映画
2/27(土)晴れ
明け方就寝、11時に覚醒。陽は高い。のっそりと予約していた歯科医へ行く。欠けた前歯を再治療。名医の作業10分、料金2千円なり。そのまま徒歩で近所のシネコンまで、ちょうど本日公開のタランティーノの新作が上映10分前。観客7割程度の入り。3時間近い上映時間を長く感じさせないのはさすが。饒舌な会話劇。密室サスペンスと謳っている向きもあるが、やはりこれはQT印のスプラッター・ブラック・コメディーだろう。相変わらず役者が皆々いい味出している。美術は種田陽平、音楽がモリコーネなのですな。毒気をたっぷり堪能してジムで遠泳。外食後に特別面談。意思疎通のまま決裂。暗い気持ちで帰宅して自室にこもる。
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ラブ&マーシー 終わらないメロディー/Dearダニー 君へのうた

2016-02-27 00:11:56 | 映画
2/26(金)曇り時々晴れ
長く感じた1週間も終わり。午前に打ち合わせ1件、午後に勉強会。昼食に味噌ラーメン。定刻退社して池袋で途中下車。新文芸坐で見逃していた洋画を梯子鑑賞。いづれも音楽もの。1本はビーチボーイズのリーダー・ブライアン・ウィルソンの半生記。ヒット曲の制作秘話が面白い。もう1本はアル・パチーノが老いたロックスターを演じた家族愛もの。メリッサ・ブノアなどをサラリと使って贅沢な造り。大画面・大音響でサウンドトラックを堪能して大満足で帰路に就く。
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新宿徘徊

2016-02-26 00:01:30 | 日記
2/25(木)曇り
早朝、うっすらと雪が残っていたのには驚いた。冷たい雨から明け方雪に変わったのだろう。終日調書作成。合間に会議と打ち合わせ。昼食にワンコインのカツ丼。少し匂うが肉か油の鮮度が悪いからだろう。文句は言えまい。ダラダラと2時間ほど残業をして新宿で途中下車。シネコンの演目もあらかた見尽くして繁華街をぶらつく。特殊ミッションを3時間。我が脆弱な精神と肉体は永遠に煩悩から解脱できないのあろう。などと哲学的な思惟に耽って握り飯で食欲を満たす。
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極私的エロス・恋歌1974/にっぽん戦後史 マダムおんぼろの生活

2016-02-25 00:05:32 | 映画
2/24(水)雲り時々雨
やれども尽きぬ仕事。午前中に簡単なミーティング。昼食にニシンの塩焼き。数の子を抱えた♀であった。定刻退社して渋谷で途中下車。シネマヴェーラではフィクションとドキュメンタリーのボーダーを超えて、と題して特集が組まれている。本日の演目は原一男と今村昌平の作品。いずれも70年代の熱気が感じられる佳作である。極~は初見時に出産シーンに腰を抜かしたが、邦家初のハメ撮り映画でもあったことを思い出した。両作を再見して、女性は強いと云う当たり前の感想しか浮かばない。冷たい霧雨のなか帰路に就く。
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ホテルコパン

2016-02-24 00:51:08 | 映画
2/23(火)曇り
少し寒が戻って冷える。じっくり宿題でもやろうかと思った途端に立て続けに案件が舞い込む。昼食に坦坦麺と牛のうま煮丼というボリュームセット800円也。2時間ほど残業をして新宿で途中。シネマートのレイトはインディー系の邦画。個人的にはこれだけのキャストの作品が都内単館、更にはレイトのみというのは寂しい。おまけに観客は10名弱と超閑散。往年のアングラ新劇の女王やトレンディドラマの主役を演じた演技派女優など渋い配役の群像劇。監督は新人らしく作り過ぎの感はあるが、なかなかの力量と見た。本当にもったいない。信長ナンチャラなんぞよりナンボカ面白い。帰宅は午前様。実弟の誕生日にお祝いメール。
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妻への家路/黒衣の刺客

2016-02-22 23:59:28 | 映画
2/22(月)曇り時々雨
懸案の難件をやっつけて、会議が一つあり、そこで午前中終了。昼にもり蕎麦とシラス丼のセット。午後も資料を作成したりライトな案件を仕上げて、夕方には来客あり。某総合電機メーカーの中堅営業。社内リストラの実情を聞いて耳を疑う。定刻退社して池袋で途中下車。新文芸坐で中国・台湾の巨匠2人の最新作を梯子鑑賞。コン・リーとスー・チーそれぞれのミューズが健在。ジャンルの全く違う作品であるが、その演出手法の特色が良く出ていた。妻~は文革を絡めた夫婦・家族愛のメロドラマ。黒衣~は、その退屈な展開をものともしない圧倒的な美術と景観が素晴らしい。大満足でネオンを反射した濡れた夜道を踏みしめ帰宅。
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SHERLOCK/シャーロック 忌まわしき花嫁

2016-02-22 00:10:27 | 映画
2/21(日)晴れ
深夜までネット麻雀で遊ぶ。国士無双をあがって欣喜雀躍。明け方就寝。昼前に覚醒。まずはジムで2キロの遠泳。駅前で遅い昼食(早い夕食)を摂ってカフェで一服。経済雑誌をまとめ読みして得ること多し。愛車に乗って近所のシネコンで英国BBC製作のTVドラマから派生した作品を鑑賞。原作はあまりに有名でドラマファンも多いのだろう6割程度の入り。最も映像化されている探偵モノとはいえドラマの予備知識を前提にしているのは如何なものか。TVドラマは現代が舞台だそうだが、あるカラクリでタイムスリップものになっているのがミソである。90分の本編に制作者・出演者のインタビューやメイキングなどが付いてお得なようだが、これは蛇足だろう。映画がTVドラマやコミックスの下請けのようになって久しい。嘆かわしき状況であろう。
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ライチ☆光クラブ

2016-02-21 00:09:23 | 映画
2/20(土)曇り後雨
9時半起床。10時には隣りでちびっ子たちが飛沫をあげるジムのプールでひたすら遠泳。オトナのレーンは爺さん婆さんばかりなり。午後は池袋に出張る。HUMAXにて怪しき邦画を鑑賞。観客30人ばかり。9割がうら若き婦女子。これは嫌な予感がする。原作はコミックスらしい。当然未読。廃墟のような倉庫で少年たちが秘密結社を組織して、ケッタイなロボットを造り、美女を誘拐して、裏切りがあり、仲間割れがあってと、お話はチャッチャと進むが、チンマリとしたサークルの中に留まって拡がりがない。この手の作品に良く使われる≪世界観≫は、さすがにスタッフもプロであるから造り込んではいるが、魂が入っているとは言えないのではないか。少年たちが一体何をしたいのか良く解らず欠伸連続。ヒロインの美少女に少し救われる。以上。夕刻、御徒町の小さな中華料理店の2階で旧職場の仲間と大宴会。幼児を帯同してくる者もいて4時間の楽しき歓談。雨脚は強まってきたが、どことなく春の訪れを感じさせる優しさもある。
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エージェント・ウルトラ

2016-02-19 22:59:40 | 映画
2/19(金)晴れ
長いようで短い1週間。昼食は同期と。社内恋愛の噂を聞いてさもありなんと思う。ライトな案件を1つやっつけてやれやれと思った矢先に人を小馬鹿にした申請があり怒り心頭。定刻退社して新宿で途中。複数の映画館を冷やして上映時間の関係で米国インディものを鑑賞。観客2割程度。R-15のスプラッター・コメディ。ジェシー・アイゼンバーグとクリステン・スチュワート主演とは、前にもゾンビものか何かあったな。米国は懐が深い。不死身の改造人間が大暴れするだけでなく恋愛譚にもなっている。90分ちょっとという尺も良し。サラッと観てカラッと忘れる娯楽作。地下街をウォーキングして各駅停車でゆるゆる帰宅。
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ヴィジット/ジョン・ウィック

2016-02-19 00:36:14 | 映画
2/18(木)晴れ
午前中に雑用を片付けて名古屋へ行く。品川でおにぎり弁当を調達して車中で昼食。少しうたた寝をしている間に到着。新幹線は早い早い。腹ごなしに支店までの2キロを歩き時間調整にコメダ珈琲でコーヒータイム。サイドメニューに小倉トーストをつまむ。臨店1時間半。馴染みの担当と雑談、拠点長と真面目な問答。16時には帰りの車中。19時。池袋で途中下車して新文芸坐にて見逃していたシャラマンの新作とキアヌ主演のアクションものを再見。レディー・ウォーターにあきれてパスが続いていたシャラマン作品であるが、こうした低予算のホラーを撮らせるとセンスや才能はあるのにとつくづく思ふ。突っ込みどころ満載でオチは褒められたものではないが、怖がらせ方は相変わらず巧い。派手なドンパチモノを梯子鑑賞、スッキリして帰路に就く。
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さよなら、人類/人生スイッチ

2016-02-18 00:15:51 | 映画
2/17(水)晴れ
同僚3名、インフルエンザ明け。難件も何とか片が付き、やれやれの週半ば。昼食に立ち食い蕎麦。定刻退社して飯田橋へ。ギンレイホールにて昨年見逃していたスウェーデン、アルゼンチン映画を梯子鑑賞。国際的な映画賞などで騒がれても基本的には地味な演目である。単身率の高い観客で3割程度の入り。恥ずかしながら北欧の巨匠ロイ・アンダーソン初見。39のエピソードをワン・シーン、ワン・カットでカメラは固定され微動だにしない。その計算された遠近構図と統一されたセットを観れば、これが如何に時間と手間を費やしたかが解る。これを単調で詰まらないと思われる輩は永遠に映画的な興奮を味わえないだろう。南米の新進監督の作品は人生の憤怒を抽出して純化させたようなオムニバス映画。6つのエピソード、いづれの主人公にも感情移入できる出色の出来栄え。展開がちょっと読めず各々捻ったラストがブラックである。大満足で地下鉄に揺られて帰宅。
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10年一日の宴席

2016-02-16 23:38:53 | 日記
2/16(火)晴れ
仕事の進捗は一進一退。病欠の同僚の仕事量が良く解る。昼食に濃厚な味噌ラーメン。学校法人の会計処理で難儀をする。残業をしていると旧同僚からのお誘い。駅近くの居酒屋で3時間の懇親。新鮮な話題はないが語り口で何度聞いても笑える話は多い。古典落語と変わらぬな。
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ディーパンの闘い

2016-02-16 00:21:40 | 映画
2/15(月)曇り時々小雨
土日の反動で寒さを感じる週明け。時折冷たい雨も降る。奉公先はインフルエンザが猛威を振るって周囲でもバタバタと罹患の連絡が入る。中途半端な風邪などひいて本調子でない自分。ああスパッと1週間休んでみたい。同僚の仕事をサクサクこなして昼にチャンポン麺。午後は御前会議が一件。自身も携わった2年がかりの案件。残業もせずに退社して新宿で途中下車。角川シネマでカンヌのポルムドール受賞作を鑑賞。観客10名弱と超閑散。一体全体こうした佳作を観ずして邦家の映画ファンは何を観に行っているのでありましょうか?ジャック・オーディアールの諸作には落胆したことがない。本作はスリランカから偽装家族として脱出した男女と少女の物語。舞台はフランス・パリ郊外。怪しき集合団地で疑似一家は生活を始めるのだが・・。圧倒的なリアリティと国際問題の縮図のような設定。淡々とした一家と地域の交流にも緊密感あり。ラスト20分の怒涛の展開には痺れた。大ラスが少しキレイすぎるのは瑕瑾か。大満足で帰路に就く。
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マンガ肉と僕/絵の中のぼくの村/青春の殺人者

2016-02-15 00:41:46 | 映画
2/14(日)晴れ
昨日以上に暖かい。昼近くまで起き上がれず午後から新宿へ出張る。K'sシネマで杉野希妃初監督作品鑑賞。昨日から公開。観客10名弱と閑散。フィルムメーカーとして杉野女史を意識したのは『歓待』から。以降その製作にタッチした作品は多く観てきたが、監督としての才能は如何か。言いたいことは解るのだが、彼女が演じたキャラが最も良く解らなかった。観る者に人間やっぱり見てくれが一番大事と感じられてしまわれては本意ではなかろう。遅い食事を摂ってカフェで芥川賞受賞作を精読。夕方からは文芸坐で原田美枝子の代表作2本を梯子鑑賞。そういえば劇場に入るときに古いボルボを運転している本人に出くわした。トークショウがあった模様。青春~が1976年、絵の~が1996年製作。20年の隔たりあるが、蓮っ葉な少女がしっかり者の母親に成長するわけである、スクリーン上では。両作とも声価の定まった傑作である故に四の五のとは書きませぬが、キチンとシッカリ『映画』ですね。歩けば汗ばむような温い夜気のなか徒歩で帰宅。
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