Il film del sogno

現実逃避の夢日記

殺人の記憶法

2018-01-30 00:51:48 | 映画

1/29(月)晴れ時々曇り
寒波が居座って寒い週明け。それでも気温は零度で冷気も幾分和らぐ。一本早い電車で7:30奉公先着。案件をノロノロと仕上げる。昼にレバニラ炒め定食。750円也。定刻退社して新宿で途中下車。シネマートで先週末から公開の韓国映画を鑑賞。ジャンルとメンズデーゆえ殿方9割だが客席は3割程度の入り。«ペパーミントキャンディー»と«オアシス»で、わが名優殿堂入りのソル・ギョングも今年五十路。相変わらずの芸達者ぶりではありましたが、クライム・スリラーとしての完成度は少々難あり。映像に迫力あり、お家芸のバイオレンスやエグミもアクセントだと思えば我慢も出来る。にもかかわらず後半は冗長に感じてしまった。設定は悪くはないのでやはり演出や語り口の問題か。22:00帰宅して愛犬と夜の散歩。雪も随分と減った。

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CINEMA FIGHTERS

2018-01-29 00:01:19 | 映画

1/28(日)晴れ時々曇り
明け方就寝、10時近くに起床。朝食後に愛犬と散歩。昼過ぎに近所のシネコンで公開二日目のオムニバス邦画を鑑賞。場内単身の婦女子ばかり7名と超閑散。EXILEファミリーの楽曲にインスパイアされたショートフィルム6編。平均15分であるからシチュエーションかオチのアイデア勝負。何か一つ輝いたり印象に残るシーンや贔屓役者の好演が観られれば木戸銭払った甲斐はある。順不同・アトランダムに良かった点やら雑感。山田孝之の若造り。はじめましての駒井蓮と«シムソンズ»以来の贔屓・藤井美菜は綺麗に撮られていた。柳英里妙はあの手の役を演らせると上手い。倍賞・村井のオチは読めたが男女の理想だろう。喜日少年は将来が楽しみな大器の片鱗。AMIはブレイク前の浜崎あゆみによく似てる。それにしても肝心の楽曲をひとつも知らなかった。さてこれからYouTubeで確認するか。ジムで遠泳とサウナ。夕餉は手羽先とサラダ。夜も愛犬と散歩に出る。残雪の上でも犬は元気である。

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デトロイト/祈りの幕が下りる時

2018-01-28 02:18:59 | 映画

1/27(土)晴れ時々曇り
9時過ぎ起床。朝食後に愛犬と散歩。昼過ぎに近所のシネコンで公開二日目の洋画を鑑賞。オスカーノミネーションからは外れた所為でもないだろうが客席は2割も埋まらず苦しい出足。内容はそれ以上に息苦しいデトロイト暴動のさなかに起こった陰惨なエピソードを主軸にした実録モノ。イントロの絵画は太古の壁画を思わせるが、たった半世紀前の出来事。社会派のビグロー女史らしい硬質な演出、ザラついた質感と手持ちカメラのブレが不快感を増幅させる。関係者からの膨大な証言を取捨選択・再構築したシナリオは、当時の社会状況や個々の人間性が上手く取り込まれていると思ふ。リンチ・拷問と変わらぬ尋問や理不尽な裁判に背筋も凍る心地。いつに時代どこの国でも差別や偏見、保身や欺瞞はある。こうした作品を制作して世に問う人々の勇気を讃えたい。それに応えるには劇場に足を運び、自分のおつむで正義や人権について考えることだろう。一旦帰宅して各種雑用をやっつける。夕餉は親族の小僧と鍋焼きうどん。愛犬との夜の散歩の後にジムで入浴とサウナ。更にはレイトショウで本日初日の邦画をレイト鑑賞。場内3割弱なのは時間帯からすれば健闘か。加賀恭一郎≪新参者≫シリーズである東野圭吾の原作小説は既読。少々強引でご都合的なところもあるが、役者の熱と演出の上手さで終盤のクライマックスにはさすがに心中響くものあり。監督は近年TVドラマでヒット連発の福澤克維だが、画面構成やカット割りなどキチンと映画になっていて感心。東野作品は映像化多く出来不出来の振り幅も大きいが、本作は上位の良作だと思ふ。

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神楽坂 別邸 鳥茶屋

2018-01-28 02:10:19 | グルメ

1/26(金)晴れ時々曇り
連日の大寒でも本日は格別で都心でも氷点下5度記録。御前会議の案件が特認されてやれやれ。昼に単身立ち食いそばをすする。定刻退社して飯田橋まで。山仲間との新年会で老舗料亭の個室で3時間の談笑。コース料理はどれも丁寧で繊細な味付け。名物のトリ鍋をつついて遠慮会釈のないお喋りに興ずる。2次会のカフェまで付き合って帰宅は23時過ぎ。下着一枚シャツ一枚の我が薄着に旧友たちもびっくりするやらあきれるやら。

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ベロニカとの記憶

2018-01-28 01:25:49 | 映画

1/25(木)晴れ時々曇り
大寒波襲来で連日寒い。昼に同期と名店のハンバーグ。千円也。定刻退社して新宿で途中下車。武蔵野館にて英国映画を鑑賞。監督の長編デビュー作には、その人物描写や展開が実に繊細で感心した記憶あり。本作もごくごく普通の日常描写に映画的な仕掛けがそこかしこに。過去シーンのインサート(語り口)が巧みで、行間を読む文学作品の如き余韻がある。単なる青春懺悔譚ではなく、主人公の記憶の窯変が裏のテーマでもある。«愛の嵐»以来の贔屓女優S・ランプリングは古希を過ぎても背筋が伸びて矍鑠たるもの。やはりミステリアスな役が良く似合う。

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父の黒歴史

2018-01-25 01:16:45 | 演劇

1/24(水)晴れ時々曇り
定刻出勤、業務内容略。定刻退社して新宿で途中下車。紀伊国屋ホールにて贔屓劇団の定期公演観劇。この劇団を見続けて10年以上。一定のクオリティを維持して毎回楽しませてもらっている。今回のテーマは昭和の頑固な家父長。昔のような疾走感はないが笑って泣かせてしんみりさせる。終演後にこれも昭和な雰囲気の居酒屋で懇親。

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ピンカートンに会いに行く

2018-01-25 01:01:23 | 映画

1/23(火)晴れ時々曇り
普段より30分早く6:00起床。一面の銀世界を駅に向う。冷凍庫の中を静々歩いている心地。定刻より遅れている通勤急行に乗って7:30会社へ一番乗り。出張精算や雑用をやっつけて午前中終了。焼きパスタの昼食後、ライトナ案件をふたつほどやっつけて定刻退社。新宿の武蔵野館で先週末から公開の邦画を鑑賞。場内単身者中心に20名弱と閑散。初主演の女優は顔見たことあるなぁ、と 判れば相当な邦画通であろう。内田慈は過激な劇団ポツドールのころから馴染みである。少々ヒロインの毒舌が過ぎる気もしますが、何はともあれ、祝・初主演映画。20年の時を隔てた5人組のアイドルグループの今昔を描いた痛いコメディ。着想は面白く、演出や映画的な企みも悪くないのだけれど、もう少し予算(時間)があれば完成度も上がったのではないか。つまりこの監督はメジャーの作品も充分撮れる力量があると思ふ。

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福岡臨店

2018-01-23 00:41:58 | 日記

1/22(月)曇り時々晴れ
7:00起床。朝食後姉夫妻に出水駅まで送ってもらい新幹線で福岡まで。11:30拠店入り。嘗ての同僚ふたりと市場の食堂でブリずくしの定食。1200円と格安。午後から2時間の臨店。関東が大雪だそうで早目に帰京する。一便早い飛行機に乗れたおかげで無事羽田到着。京急・JR・地下鉄と2時間半を乗り継いで9:30自宅着。雪かきを1時間。パソコン不調なり。メールが全て消えて表示もしなくなった。入力もままならぬ。鬱陶しい。

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薩摩・阿久根へ

2018-01-23 00:34:27 | 日記

1/21(日)曇り時々晴れ
8:00起床。9時には自宅を出て羽田へ向かう。11:45発のすスカイマークで鹿児島空港まで。姉と甥の出迎えで姉宅へ向かい、途中、出水で鶴を観る。陽が長いので6時近くまで明るい。夕食はしめさばとイナダの刺身、ヒラメのムニエルなど豪華な夕餉。早目の就寝。

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パディントン2/嘘を愛する女

2018-01-21 01:42:37 | 映画

1/20(土)曇り時々晴れ
7:30起床。近所のシネコンで洋邦画の梯子鑑賞。著名な英国児童文学の映像化。一昨年公開されヒットしたパートワンの続編。9時台の開始時間ゆえ場内は観客20名強と閑散。CG/SFXも進化。主人公の造形は前作以上に表現豊か。姿かたちは野生動物のままに誠実・知的でユーモラスなキャラクターは誰からも愛されるだろう。お子様向けのファンタジーものだと思ったら大間違い。超絶的な編集と撮影技術、練り込まれたストーリー展開でオトナも充分に楽しめる。脇を固める人間たちも各々の性格付けと特技が伏線となって要所でキチンと回収されて感心かんしん。ヒュー様が憎々しく楽し気にヒール役を好演しておりました。根っからの悪人不在、死者も出さず、善意は周囲を明るくして優しさは連鎖する。老若男女誰にでもお薦めできる臍下丹田が暖かくなる佳作。長澤まさみ・高橋一生ダブル主演というのは一定の集客が期待できるキラーキャストなのだろう。TSUTAYAが企画を募ってグランプリを獲った作品だそうな。丁寧に創られたミステリー・ロードムービーだとは思ふが、隔靴掻痒たる心持で少々イライラした。演出のリズムか、キャラへの違和感か。題材は悪くないのでやはり語り口か。そもそもこの手の複雑な役をまさみ嬢に演らせてはいけないのではないか。良かったのは川栄李奈の廻し蹴りと松たか子の楽曲のみ。帰宅して愛犬と散歩。夕方から池袋で土産の洋菓子調達。ジムでひと汗流してスーパーで夕餉(寿司)を調達して帰宅。

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カリオストロの城

2018-01-19 23:51:56 | 映画

1/19(金)曇り時々晴れ
早朝から独楽鼠のように働く。昼食にワンコインのカツ丼を孤食。早退をして夕刻自宅着。愛犬と散歩。冷蔵庫の残り物で夕餉。久し振りにTVで劇映画(アニメ)を鑑賞。宮崎駿の長編デビュー作。何度見返したことか。雑なところもあるがやはり名作。躍動感とシリアスが程好い活劇。間断なく入るCMが興を削ぐ。ソファーに横になりロハであるから致し方なし。

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ネイビーシールズ ナチスの金塊を奪還せよ!

2018-01-19 00:03:53 | 映画

1/18(木)曇り時々晴れ
一雨ごとに春の予感。日中は13度まで気温が上がり3月中旬の陽気だそうな。まとまった案件が来て忙しない一日。昼に新装開店した中華屋で刀削麺を頂く。チャーハンとセットで900円也。定刻退社して新宿で途中下車。歌舞伎町のTOHOで独仏合作のアクション映画を鑑賞。弱年層やカップルで3割程度の入りと苦戦の部類。全く予備知識なく観て普通に面白かった。1990年代の民族紛争と云うシリアスな背景を微塵も感じさせない能天気のイケイケな展開に実写中心のミリタリーアイテムも迫力あり。J・K・シモンズとシルヴィア・フークス以外は誰だっけ?というキャスティングであるが、メンバーの性格付けなどユーモラスでよろしい。ラストの粋な捻りなど少々ウルっときました。突っ込むのは野暮と云うもの。娯楽に徹した2時間弱の尺も良し。帰宅して愛犬と夜の散歩。夜気も優しい。

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レディ・ガイ

2018-01-18 00:48:49 | 映画

1/17(水)曇り後雨
曇天、昼から雨。やや寒さ和らぐ。昼食は最上階で弁当。案件を1件仕立ててあとは雑用。定刻退社して新宿で途中下車。シネマカリテで来年喜寿のウォルター・ヒルの監督作を鑑賞。場内サービスデーにも拘らず5割埋まらず。主演はデビュー当時から武闘派で来年四十路のミシェル・ロドリゲス。監督・役者には短い長いはあれ盛りがあると思ふ。シナリオも書ける職人肌の監督の最盛期は、やはり80年代だろう。«ストリート・オブ・ファイヤー»はクールでした。設定が奇天烈なんだから徹底したB級狙いで良いと思うのだが、骨格が正統派の復讐譚だから少々チグハグな感じ。つらつら思い返すに男女入れ替えなどせずに作っていた方が面白くなった気がする。それにしてもポスターの惹句«女に改造されても、弾丸(タマ)はある»には笑った。そっけない原題より邦題もセンスあり。雨の上がった繁華街を抜けて早目の帰宅。

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早春 DEEP END

2018-01-17 01:26:59 | 映画

1/16(火)晴れ時々曇り
寒波も一段落で≪通常≫の寒さかな。業務進捗は相変わらず。軽い案件を1件仕上げてあとは下調べや質問状作成。昼に七輪を囲んだ焼肉定食980円也。定刻退社して恵比寿まで。ガーデンプレイスシネマにてポーランドの産んだ異才・イエジー・スコリモフスキ監督の旧作鑑賞。好奇心旺盛な若年層がやや優勢で3割程度の入り。ジェーン・アッシャーとジョン・モルダー・ブラウンとは懐かしい。年子の姉がブラウンの大ファンで«初恋»を観に行ったことを思い出した。ガラスのような繊細な美少年。本作はTV放送で観た記憶があるのだが・・・勘違いかな。ストーリーはないに等しく、ロンドンの少々猥雑な公衆浴場が舞台。ラストのプールのシーンだけは憶えていた。あれは羊水のイメージですな。改めて官能的な色彩と先進的なサウンドトラックが際立った作品だったのだと再認識。デジタル・リマスターは伊達ではない。フィルムの質感と云うのはやはりスクリーンでしか得られないと思ふ。

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5パーセントの奇跡 嘘から始まる素敵な人生

2018-01-15 23:43:23 | 映画

1/15(月)晴れと時々曇り
寒い週明け。寒波も今日までとのこと。四国から突然の大型案件。終日資料作成。昼に中華(味噌ラーメンと半チャーハン)780円也。定刻退社して新宿で途中下車。ピカデリーでドイツ映画を鑑賞。場内、若年層やや優勢で3割と程よい空き加減。ハンデキャップのある混血青年(ホテルマン)の奮闘記。優しい母姉、シングルマザーの彼女、ちゃらんぽらんな様で実はナイスガイの同僚、鬼教官などを絡めて艱難辛苦と働くことの尊さを描いての2時間。実話が基になっているそうだがハリウッド映画のような設定・展開とハッピーエンドのハートウォーミング・ストーリー。少々出来過ぎで欧州映画らしからぬところがいささか不満だと云ったら贅沢か。ドイツでは移民が人口の20%を超えているそうな。アフガニスタンからの移民同僚やクスリで職場の掛け持ちを乗り切ろうとするシーンなどに現代的な社会問題が窺い知れる。この監督≪白バラの祈り ≫を撮った人物であることを検索で知って驚き。意外や才人なのだな。

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