敬老の日のことです。午前中に残っていた仕事を片付け、職場から自家用車で向かいました。のんびりと車を走らせて、
およそ2時間で越谷駅東口駐車場に。お店には14時27分頃に到着し、後続に5人が並んだ14時32分に閉店となり
ました。
大ラーメン、大蒜。
麺丼の標高はここ最近では高い部類。
盛り上がった部分の麺は、少しヌメットしているせいで互いにくっついて。
冷ます為にサブ丼に一旦移します。柔らか目の仕上がりで表面はボソッとしており、モチモチさはあるものの、勢い良く
啜ると頼りなさげに千切れます。
丼の中でスープとしっかりと絡み、ふくよかになった麺はツルッとした触感に変わり、弾むような弾力を発揮します。
スープは澄んだ色合い。
食べ始めは、液体油と豚出汁や調味料による甘さを感じる円やかなものでしたが、時間が経過すると撹拌されたこともあ
り、醤油の塩気が口の中を支配する重量感のあるものへと変化していきました。
サブ丼には、豚と野菜。
ややしんなり気味のもやしと大胆にカットされてほくほく感のあるキャベツ。
豚は2つ。
表面に肉汁が浮き出るジューシーな肉質ながらもしっかりとした歯応えのある豚。
断面からも力強さが伝わってきます。
引っ繰り返すと不規則な切り口の脂身は、タレが浸みプルンっとして甘味があるもの。
こちらはみっちりとして、薄目にカットされながらもしっかりと噛み切る必要のある豚。
かなり細かく刻まれた大蒜は水分多めで辛味が抑えられています。
溢れる汗をタオルで拭き取りながら18分で完食。店内には未就学児や女子小学生を含む家族連れの姿が3組、それを微
笑みと共に優しく見守る店主さんと助手さん。これが他店にはない越谷店らしさなのでしょう。
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