7月上旬の土曜日のことです。臨時営業の情報を得た先週の時点で訪問は確定。後は、限定メニューが提供されるかどうかを確認するのみという状況で、当日朝を迎えました。そして、公式Xにて塩ラーメンが提供されることが告知されました。つけ麺ではないこと、最高気温が36℃と予想されたことで、そこまでの混雑にはならないと予感するも、開店前で店入口前までの行列、という情報を得て、一瞬躊躇しましたが、11時を過ぎた頃に自宅を出立しました。そして、電車の遅れに巻き込まれながらも、13時34分に到着し28人の列の最後尾に続きました。それから、後続に20人が続いた14時18分に入店し、店主さんが敢えて別作業をこなして私達の分の調理の開始を遅らせたり、何度か声を掛けたりして、ようやく前々ロットの2人の若者が席を立った直後の、14時34分にラーメンが配膳されました。なお、14時47分に退店する際にも20人が入店を待っていました。ただ、後ほど確認すると、14時37分に、同じくXにて閉店の旨がお知らせされていました。そう言えば、私のロットの配膳が終わった頃、店主さんがスマホをいじっていたなぁと。
大ラーメン(塩に変更)、野菜脂。
同ロットに居た、毎回麺増しを食べてSNSに投稿されている方が、食券提示時「普通の大で。」と申告していました。その方の分として作成された青丼が、助手さんが配膳先を間違えた結果、私のところに回ってきたのではないかと。
およそ7分間の茹で時間だった麺は、1分強を要して6つの丼に振り分けられました。
シコシコとした食感で、押し込む上下の歯を跳ね返すよう。硬めと言えるかと。
塩ラーメンは、特に胡椒との相性が良い気がします。
増量をお願いしても、明らかに増えたとまでは見えなかった野菜は、全体的にはぐったりとしつつも、時折、大きく切られたキャベツの歯応えを感じました。
豚。
脂身だけでなく、赤身にもとろとろとした舌触りを覚えた、軟らかな豚。
厚みのある形状で、赤身にはサクッとした適度な噛み応えを、脂身にはトロッとした舌触りを持っていた豚。 ネット上では、越谷店の豚の品質を酷評する投稿を見かけることがありますが、どこの店の話をしているのだろう、と。
黄金色に輝くスープ。
口に含むと、ベタつきの薄れた塩味であることを確認出来ました。その後に、控えめな塩気に従うようにして姿を現した、魚介のような風味を含んだ嫌味の無い甘みとも表現できる旨味が、徐々に広がっていきました。
終盤は、色合いと共に醤油の存在感が強まったように感じたのは、単に攪拌が不十分だったから?
背脂の中に、破肉が混ざった固形脂。
およそ12分で完食し丼を上げると、店主さんからの「毎度っ」とのご挨拶を背に、帰路に就きました。帰りは、豪雨に遭遇し、傘を持っていなかったので、何度も雨宿りしながらようやく帰宅しました。
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