9月の残暑厳しい土曜日の訪問です。前回、12時30分頃の到着では間に合わなかったので、10時30分頃に到着。
この時点で店内満席、店前には入店を待つ40人弱の行列が形成されており、40分程待っての入店となりました。これ
位の待ち時間は想定の範囲内だったのですが、常連さんと思しき方々は口々に「今日は混んでる。凄い行列だね。」と言
っていました。尚、この日は12時35分頃に入店した方を最後に、それ以降に来店した方は入店を断られていました。
ところでこの暖簾の形状、何か意味があるのでしょうか?閉店の意味でもなさそうですし気になります。
席に案内されると「飲み物は?」と聞かれましたので焼酎の梅(シロップ)割と煮込みを注文しました。
一升瓶から直接注がれた焼酎は受け皿に豪快にこぼれます。こぼれた焼酎をグラスに移してみるとその半分位の量に。最
後に足された梅シロップは少し甘いかな?と感じる程度でしたので良くも悪くも控えめの存在。
味噌仕立ての煮込みはどれもプルンップルンの食感で、甘い脂の存在をしっかりと感じるコク豊かなもの。細かな部位の
指定も出来るそうですが、スタンダードな注文で十分満足できました。
卓上には七味唐辛子が備えられています。
少し味を変えたく振りかけました。ピリッとした辛味でお酒がすすみます。
行儀が悪いのですが、残った汁も、つまみ代わりに直接舐めたり塩味の焼き物を浸けたりして残さず頂きました。
タン生。煮込みが届いた際にすかさず注文しました。
醤油だけのシンプルな味付けで、柔らかさの中にもコリコリとした歯応えを感じられました。今迄は、タン独特の風味が
苦手で敬遠しがちだったのですがそれも無く、生まれて初めてタンを美味しいと思いました。
表面はカリッとして芯の部分はねっとりとしたレバ塩。レバーが苦手という方も抵抗なく食べられると断言出来る程、ス
トレートにレバーの旨味と食感を楽しめました。
ここで2杯目。今度は葡萄(葡萄シロップ)割を。やはり甘さはほとんど感じず。
こぼれ具合が伝わるでしょうか?
3杯目は焼酎そのままで。「今何杯目?」と聞かれながら注がれました。周囲を観察していると、皆さんも同様に聞かれ
「3杯目。」と答えていましたので、何杯目かの注文なのかをある程度把握した上での、酔いの程度のチェックなのかも
知れません。
シロタレ。歯を入れると弾き返されるような弾力で、噛むと旨味が染み出してきます。後で調べると、シロとは大腸のこ
とだと分かりましたが、こちらも当然不快臭はありません。
50分程滞在しお会計は1,400円。注文の仕方が難しいとの声があり不安でしたが、席に案内する時に飲み物の注文
を聞いてくれましたし、他のお客さんが注文した際や料理が届いた際等のタイミングを図れば、スムーズに注文を伝える
ことが出来ました。ですので、当面は難しいことは考えず、食べたい部位を塩やタレで注文したいと思います。ただ、会
計の後お隣の方の焼き物が目に入り、「これは何ですか?」と聞くと「アブラ味噌よく焼き、美味しいよ~。」との回答
を頂きましたので、次回これだけは決定です。
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