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マンハッタン島から南東方向に向かって伸びており、マンハッタン橋と並ぶように位置している。イースト川(East River)の上に架かっており、長さは1,834m、中央径間は486m。
もともとの名称は“ニューヨーク-ブルックリン橋”といった。米国でもっとも古い吊り橋の一つであり、同時に鋼鉄のワイヤーを使った世界初の吊橋でもある。年の歳月をかけて年に竣工・完成した。
同年5月24日に開通し、開通初日には万人もの人がこの橋を渡った。この橋は 2層に分かれており、現在でも上層は人や自転車が歩いて渡ることができる。下層は片側3車線の車道である。
ブルックリン橋はゴシック風のデザインともあいまってニューヨークの観光名所のひとつになっており、休日にはよく橋の上をランニングする人々を見ることができる。
(写真は長女)
継ぎ目なしにイースト川を渡る柔軟なケーブル、ゴシック風の荘重な石積みの巨塔、その間を貫いて対岸に走る橋桁。ニューヨーク市民はその姿に技術と人間の偉大さを実感したといわれています。 このブルックリン橋の完成によって、吊り橋は広い水路を架ける安定した構造であることを実証しました。
(Massage)
この橋は、ナイアガラ橋で実績のあるジョン・ローブリングによって最初に設計されましたが、彼は橋の建設開始をまたずに破傷風で病死しました。亡くなったジョンを引き継いで息子のワシントンが引き継ぎましたが、彼もまたケーソン病により下半身を麻痺したため、その妻のエミリー・ワーレン・ローブリングも工学を勉強し、現場の監督者と彼との意思疎通をはかったと言われています。ワシントンは1903年に妻を先立たれてからも、1926年に89歳で亡くなるまで自宅から望遠鏡で橋の建設を見守ったそうです。
ローブリングは橋を設計する際に、それが当時必要と考えられていた強度よりも 6倍も頑丈に設計しました。橋が建設された当時はまだ風洞実験が行われておらず、同時期に建てられた橋のほとんどが廃棄されたのに対して、この橋が今日まで生きながらえたのはこのようないくつかの幸運があったためだと指摘されています。(多くの橋が廃棄されたのは、タコマナローズ橋が風で崩壊したことも理由と考えれています)。☆ウィキペディアより