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清渓川(チョンゲチョン)に架かる橋_その1

2012年09月29日 19時09分20秒 | 旅、風景写真

本年月にソウルを訪問した。ソウルに行く時は、ぜひ見たいと決めていた復元された清渓川と橋。 当日はあいにくの雨模様で、上流部は河川敷へ降りることができなかったが、の特長ある橋をカメラに収めてきたので紹介したい。


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(清渓広場から下流を見る)

清渓川はソウル中心部の光化門の「清渓広場」を基点に、鍾路、東大門、馬場洞あたりまでの全長キロ。徒歩で所要時間は時間程度かかった。草花がただ生えているだけの川辺ではなく、さまざまな橋がかかり、ところどころに展示や滝、噴水、壁画スポットがあったり、歩いているだけでも飽きない。清渓広場・橋などの横に不規則に設置された階段を下りて、地上から川辺の散策。下流の清渓川文化館には、さまざまな資料が展示されている。清渓親水公園の紹介ビデオ(ユーチューブ)は>>>こちら


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番目の橋。モジョンギョ(毛塵橋)

清渓川に架かる最初の橋、毛廛橋。一番長さの短い橋。毛廛橋(モジョンギョ)は、伝統の大廳(デチョン)様式を取り入れたアーチ橋。昔、曲がり角で果物を売る果廛を毛廛(隅廛)と呼んでいたのだが、この橋がちょうどその毛廛の近くにあったので、そう名付けられたそうだ。


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番目の橋。クァントンギョ(広通橋)
橋のうちのひとつである広通橋は、数十年間、覆蓋構造物の下に埋没していた昔の橋を復元したものである。 広通橋は、清渓川にかかるの橋の中でも一番大きい橋で、王家の人々や使臣の行列が通る重要な通路だった。


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もともと鍾路と南大門をつなぐ幹線道路の十字路にあったものを、今回の復元工事と同時にここに移動。橋の柱には今までの記録が刻まれていて、学術的にも芸術的にも価値の高い橋だ。


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番目の橋クァンギョ(広橋)

クァンギョの近くをビデオで撮影されてものがユーチューブで公開されている。


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番目の橋。チャントンギョ(長通橋)


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チャントンギョ(長通橋)とサミルギョ(三一橋)の中間あたりには滝がある。この他にも川を楽しむための仕掛けがたくさん準備されている。


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番目の橋。サミルギョ(三一橋)は、歩行者用の屋根がついた橋だ。この三一橋には、ベルリンの壁の一部が置かれています。東西統一を果たしたドイツが、南北が早く統一される事を祈り贈呈してくれたのだそうだ。


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番目の橋。スピョギョ(水標橋)は、清渓川に架かる橋では唯一の木でできた橋。


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番目の橋。クァンスギョ(観水橋)橋上は、長さ23m、幅26mの3車線の一方通行道路になっている。


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番目の橋。セウンギョ(世運橋)は、地元商店街の世運商街の名前名よりつけられた橋名。


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橋上が広場になっている 幅員の広い橋。

つづきは、>>>こちら



清渓川(チョンゲチョン)に架かる橋_その2

2012年09月29日 19時07分54秒 | 旅、風景写真

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番目の橋。 ペウゲタリ(ペウゲ橋)車道橋で、 24m、幅 26mの車線道路の一方通行道路になっている。


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ペウゲ橋の歩道には空気入れもあった。この遊びゴコロはGOOD!


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番目の橋。セビョッタリ(明け方橋)長さ23.2m、幅9メートルで、アーチ型の白い天井が特徴の歩行者専用橋 。自転車はバイクな何とかならないかなぁ~


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番目の橋。マジョンギョ(馬塵橋)


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馬廛橋は、 近所に牛馬を売買する馬廛があったから付けられた名前。


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番目の橋。ナレギョ(つばさ橋)


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ナレギョ(つばさ橋)は、“蝶が羽を広げた姿”から(レギョ / つばさ橋)という名前が付いたとのこと。橋の近くには、「平和市場 (ピョンファ・シジャン) 」がある。


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柳橋近くの通りには、不思議なプレートが埋め込まれている。一体これは何


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番目の橋。ポトゥルタリ(柳橋)


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昔五間水門上流に柳が多かったことから、(ポトゥルタリ / 柳橋)という名前がついたとのこと。近くには、東大門市場やファッションビルなど見所が多い。


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番目の橋。 オガンスギョ(五間水橋)


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オガンスギョ(五間水橋)付近から撮影した夜景がユーチューブに掲載オススメ

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五間水橋から下流の側の道へ渡るため、地下道を利用。地下道内は、商店街。鮮やかなチョマゴリが印象的だった。



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番目の橋。 マルグンネタリ(きれいな街橋)


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橋に佇む人たちも絵になる美しい橋のシルエット


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両岸に案内板が設置してあり、迷わずに済んだ。


つづきは、>>>こちら




清渓川(チョンゲチョン)に架かる橋_その3

2012年09月29日 19時06分40秒 | 旅、風景写真

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番目の橋。 タサンギョ(茶山橋)朝鮮中期、実学者チョ・ヤギョンの胡(異民族の名称)の名前を付けた道路である。ハープのような形をした橋でシャープなイメージを受ける。


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番目の橋。ヨンドギョ(永渡橋) は、昔の橋の名前をそのまま使用しており、以前の永渡橋の長さは18間と記録されており、橋幅は約32.4mであったと思われる。屋根付きで、都会的な印象の橋。渡ってみたくなる橋。


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望みの壁


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万人の市民が参加、縦横10cmの陶磁器のタイルにそれぞれの願いを表現したもの。場所はファンハッキョ(黄鶴橋)とピウタンギョ(庇雨堂橋)の間、左右両側に50m。近づいてみると家族や友達、恋人へのメッセージがあり、韓国をとても身近に感じた。


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番目の橋。 ピウタンギョ(庇雨堂橋)は、昔のある役人の家の名前よりとった橋名。川にはアヒルが泳いでおり、のどかなで癒される。


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番目の橋。チョンチギョカッ(橋脚跡) 2003年清渓川高架道路撤去の際、橋柱のうち3つだけ撤去せずに残したもの。歴史的なモニュメントとして、見学者のこころに刻まれていくだろう。


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番目の橋。ムハッキョ(舞鶴橋) その昔、ここに黄鶴が飛来したという伝説から由来している。


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番目の橋。トゥムルタリ(2つの水の橋)主塔が橋の真ん中にあり、橋げたが扇のように主塔を包むような美しい形。 トゥムルタリは歩行者専用に作られたもので、全長43メートル、幅6メートル。 歩行者専用の橋なので、安全で便利。床も柔らかい素材になっており珍しい橋。


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番目の橋。コサンチャギョ(古山子橋)清渓川の終点である城東区杏堂洞の施設管理公団前の交差点に位置する古山子橋。長さ 88m, 幅 43mの両側車線の最大級の橋。


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清渓川文化館の正面


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清渓川文化館パンフレット(日本語のパンフレットが準備されてあった)


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ここは清渓川の歴史と復元工事、そして清渓川復元後の都市変化の様子を展示した「常設展示館」、清渓川文化館が独自に計画した長期的展示「計画展示室」などがあり、清渓川の変遷がわかる無料の展示館(2~4階)である。


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清渓川文化会館の詳細はこちら


急速に発展した印象を受けたソウルの町並。その中で清渓川の風景は、潤いの与えてくれるものだと思う。しかし、草の伸び放題であったり、橋上の違法駐車があったりと、メンテナンスが不足している感じがした。 こんなに素晴らしい事業を成し遂げた後、世界に誇れるこの事業をアピールするためにも、メンテナンスにも市民・行政上げて取り組んでもらいたい。