67camper's Blog

管理人67camperの空冷VW、北米輸入住宅、キャンプ、ジャズ、自転車、アコギ、カメラ、アメカジに関するログです。

なおったぞー!!!パワーアンプ

2006-05-13 18:21:32 | jazz & vocal


 皆様、お騒がせしました。本日、簡単に直りました。EL34の1本が白濁し、真空状態がなくなっていました。fuseも死んでました。両方の交換で何と か復活です。ロシア製の球ですが、今まで4-5年は交換する事なく行ってましたので寿命ですかねぇ?それにしても昨夜はビックリしました。PCに向かって いると突然後方でドンという音がしました。何も演奏しておらず通電状態だったので最初は何が起こったかわかりませんでしたが、パワーアンプが消えており球 が死んだなと思っていました。結局EL34ペアで交換し、もうワンペアをストックで購入しました。何も原因がわからずじまい・・・。



 復活したうちのパワーアンプ、Quicksilver Audio GLA(Great Little Amp)です。導入後、14年になりますが、あまり手がかからないアンプで今まで球の交換も4-5回です。自分はオーディオに関しては明るくないのでこの ようなメンテフリーに近い道具は助かりますね。球は時に、交換したあとすぐに切れたりする事もあったので交換直後は要注意ですね。
 これで元の状態に戻りました。聴きたい時にjazzが聴ける環境、これ大事にしないとね。大事に至らずとりあえずはパチパチ!これでまたblogの更新も出来そうです!!よかったよかった!!

イパネマの娘

2006-05-13 05:46:24 | jazz & vocal
We Get Requests/Oscar Peterson
(Verve MV4001 Japanese reissue)


 突然にパワーアンプの電源が落ちてしまい、今日は更新不能かな?なんて考えてましたが、たまにはジャズのサウンドがない日も良いかななんてアコギでも弾 いています。最近、bossaを自分で弾いてやろうなんて無謀な思いが頭をもたげてきていたので丁度良いかもなんて考えてます。でもって、イパネマの娘で す。皆さんご存知、誰でも知ってるジョビンの作品です。以前にサッカー選手のラモス氏が唄っているのを聴いた事もあります。それ程、有名な曲ですよね。ア コギの演奏では中盤の転調がすばらしい効果を上げていると言えます。ここはほとんど同じコードフォームで半音ずつ変化するのが、演ってても聴いててもこの 気持ちよさに繋がるんだと思います。

 自分が初めてこの曲に接したのは、民放FMなどまだなくって、田舎ではNHK-FMしか受信が出来なかった70年代半ばだったと思います。FMのジャ ズ・フラッシュと言う番組だったと思うのですが、流れてきたのは、このアルバムに収録されたイパネマでした。軽快なピーターソンのピアノを一発で好きに なった事は言うまでもありません。ラジカセで受信していていきなり録音ボタンを押した記憶があります。そのカセットテープも暫く持っていたのですが今はど こに行ったのでしょうねぇ??? このアルバムについては説明するなと言われそうですが、はっきり言ってピーターソンのレギュラートリオの演奏では、そういった思い入れがあり、一番好きで すね。曲が短くて、ソロが短すぎるなんて指摘を浴びそうですが、コルコバードとイパネマが収録されていて、録音は良いし、スタンダードも多いので、これ一 枚で数曲はジャズのスタンダードが覚えられます。当時の自分のようなビギナーには持ってこいのアルバムでした。

 てなわけで、自分にとっては重要アルバムなのですが、カセットテープがあったので、購入したのは随分後になってからです。1500円の廉価版シリーズでした。未だにこれですが、やっぱりいいですね。早くパワーアンプを直さないと・・・

ジョビンのボッサ

2006-05-12 06:09:20 | jazz & vocal

The Composer of Desafinado, Plays/Antonio Carlos Jobim
(Verve V6-8547)

 かなり暖かくなってきたので、この時期になるとターンテーブルにあがる機会が増えるのがボサノバのアルバム群です。 ボサノバの代名詞的存在がこのアントニオ・カルロス・ジョビンです。この盤はverveのクリードテイラーが63年に発表したアルバムで、63年に "GETZ/GILBERO"が空前のヒットを飛ばした後ですよね。既にこのアルバムで名声を得た、ジルベルトとの共演も紹介され、ジョビン自身が知ら れるようになってきた頃のアルバムだと思います。クラウス・オガーマンのストリングスが入っているためか。有名なアルバムの割にジャズファンには軽視され る傾向があるように思います。ジョビンはプレイヤーとしてギターとピアノを演奏しますが、ここでは主にピアノでのリリカルなプレイが取り上げられていま す。副題に"The composer of DESAFINADO"とあるように彼はむしろコンポーザーとして知られていますよね。収録曲は、イパネマの娘、おいしい水、コルコバード、メディテー ション、ワンノートサンバ、ソダンソサンバ、デサフィナードとこのアルバムだけでBOSSAスタンダードがすべて聴けてしまう曲構成です。カツカツと鳴る パーカッションに載って淡々と美しいメロディが流れるアルバムは、収録曲の時間も3分程度のものがおおく、作業中のBGMにも最高ですよ。さらに良く聴く と、ジミー・クリーブランドのボントロとレオ・ライトのフルートが随所にフィーチャーされている事に気付くと思います。  



 盤はVerveのMGM盤です。カバーはゲイトフォールドで中にこの写真があります。36歳でジョビンはこのアルバムを録音したと言われています。録音 時の写真かどうか知りませんが、ギターを弾くジョビンのポートレイトが美しく、リオ出身のハンサムガイ登場といったところですね。

Jazz & Vocal Vinyl Collections

2006-05-11 21:14:53 | jazz & vocal

 ジャズ&ヴォーカルファンの皆様こんばんわ。いつも自分のblogにきていただきありがとうございます。旧67camper's Homepageが約3年ちょっと、67camper's blogがこの6月で丸1年を迎えようとしています。たくさんのwebの仲間やblogの仲間が出来、ネット上という極めて特殊な環境ですがたくさんの方とお知り合いになれた事をうれしく思うと同時に大変感謝しております。
 ジャズ&ヴォーカル部門では、皆さんのコメントなどに勇気づけられたくさんのアルバムをUPさせていただきました。自分のUPしたアルバムの整理が主な目的でしたが、今回、ウェブで紹介してあったアルバムとブログで紹介した(現在進行形ですが)アルバムを一括してリストで表示するページを作成しました。
このURLから入れますので皆さんの閲覧の一助になればと思います。
またblogのサイドメニューバーの中のブックマークにもリンクとしていれましたのでこちらからも入れます。

画像は画面を撮影する訳にも行かず、印刷したものを撮影したものですので、若干異なりますがアルファベット順に、リーダーのファーストネーム順に並んでいますので検索も容易かと思います。
これからもweb, blogとも宜しくお願いいたします。

バック・クレイトンとバディ・テイト

2006-05-11 06:48:00 | jazz & vocal
Buck & Buddy/Buck Clayton & Buddy Tate
(Swingville 2017)

 SwingvilleはPrestigeの傍系レーベルの一つですが、モダンジャズ中心のプレステッジと一線を画し、中間派やトラディショナル系のアル バムを中心にリリースしていったレーベルである事はみなさんご存知のとおりです。New Jazz、ソフト路線のMoodsvilleとともにプレステッジの3大支店と言っても良いと思います。最も多くのアルバムがリリースされたコールマン・ ホーキンスをはじめ、バド・ジョンソン、ジョー・ニューマン、タイニー・グライムスさらにここで登場するバック・クレイトンやバディ・テイトなどが主なプ レーヤーです。多くは、スウィンギーなリラックスした演奏が主体です。

 本日UPのアルバムもこの例に漏れず、中間派トランペットの第一人者バック・クレイトンと豪放なバディ・テイトのテナーの共演盤です。やや詰まり気味の 音で迫るクレイトンがいいですね。テイトはホーキンス系のザラッとした音色ですがクレイトンとのコンビは絶妙です。ピアノはSir Charles Thompsonでシングルトーンを駆使したピアノです。ベースはGene Ramey、ドラムにMousie Alexanderの5重奏団です。クレイトンのバラードプレイが聴ける"When A Woman Loves A Man"やリラックッスした"Thou Swell"が聴きものです。  
 センターレーベルは赤字にシルバーロゴのスウィングビルオリジナル盤で美しいコーティングカバーです。クレイトンの真剣な横顔と中央のロゴ、右下のオフ・ フォーカスのバディ・テイトがバランスよく配されたカバーデザインも秀逸ですね。

復活後のアート・ペッパー

2006-05-10 06:18:41 | jazz & vocal
Among Friends/Art Pepper
(TRIO PAP-9129)  

 麻薬に溺れたジャズメンは数々おりますが、白人アルトサックスでは最も人気の高いアート・ペッパーもサナトリウムでの療養を余儀なくされたこういうジャ ズメンのひとりですよね。ペッパー絶頂期の演奏はイントロのモダンアート、オメガセッション、サヴォイのサーフライド、そしてミーツ・ザ・リズムセクショ ンを始めとするコンテンポラリーのアルバム群と枚挙にいとまはありません。  
 本日紹介するこのアルバムは麻薬から復活したアートが、日本のレコード会社トリオの企画で録音したペッパー晩年の快作と思います。晩年のペッパーは、体 調による好不調の波がありどれでもOKという訳ではありません。ここでの演奏は、前述の名盤群で何度も共演してきたピアノのラス・フリーマンとドラムのフ ランク・バトラーとの再会セッションとなっており、日本制作らしいスタンダード中心の選曲にストレイトアヘッドなアタックを見せるペッパーがとらえられて いると思います。リズムセクションは上記2人の旧友にボブ・マグヌッセンと言う若手ベースマンのトリオで、このトリオとのワンホーンの格好です。好調の ペッパー、手堅いフリーマン、バトラーは良いですが、マグヌッセンのベース、この録音がいいかあるいか、良いのかもしれないですがが自分としてはあまり好 きじゃない。決してマグヌッセンが悪いベーシストではないですが、録音にキレがなく、高音部の音がやわらかすぎる感じで自分としてはあまり好みではありま せん。まぁ、エンジニアの好みなんでしょうが・・・   このアルバムが制作された1978年というのは、自分がジャズにドップリと使っていた頃(今もそうですかねえ?)、リアルタイムで新譜としてリリース されたアルバムであり、結構話題になって、当時はどこのジャズ喫茶のターンテーブルにも一日数回なんて頻度で載っていた盤ですよね。スタンダードが多い し、ビギナーにも聴きやすい選曲だったし結構もてはやされた盤だと記憶しています。結構、リアルタイムで聴いた人が多い盤じゃないでしょうか・・・・?ってことはこれがオリジナルかなぁ・・・・・・・・・・

cornbread, Sylvia そして Lee Morgan

2006-05-09 06:38:59 | jazz & vocal
Cornbread/Lee Morgan
(Blue Note BST84222)

 今から、17-18年前になるでしょうか、一度だけニューヨークを訪れた事があります。初めての海外だったかもしれません。このときにHarlemを巡 るツアに参加しました。Ella, Michael Jackson, James Brown, 日本人では平井堅なども出演したアポロ劇場のアマチュアナイトを観劇し、その後、127丁目のソウルフードレストラン”シルビア”で会食するというものでした。こ のとき、いわゆるアフリカンアメリカンの家庭料理“ソウルフード”を数々味わった訳ですが、このときに出てきたのが今日のタイトルにもなっているコーンブ レッドでした。もちろん、本格的なコーンブレッドを食したのはこの時が最初で最後であり、以外とすっきりした味わいで、我々日本人にも好評だった記憶があ ります。  
 さて、今日はモーガンファンにはご存知の名盤その"CORNBREAD"です。ネットでコーンブレッドを検索すると、この料理についてではなくモーガン のこの盤の事ばかりがピックアップされてきます。それだけ有名ですよね。メンバーはフロントがモーガン、マクリーン、モブレイ、リズムはハービー・ハン コック、ラリー・リドレイ、ビリー・ヒギンズです。ハンコックの参加がこのアルバムをただのファンキーアルバムではなく、やや洗練された内容にかえたとい えるのではないでしょうか。昨日のバードにも出てきたマクリーンもやや新主流派よりの演奏のような印象です。A-1のタイトル曲のジャズロック、サイドワインダー ばりの佳曲です。またB-1を飾るジャズボッサの"CEORA"も美しい曲で今更説明の必要はないですね。両曲ともハンコックのピアノが効いています。A -1"cornbread"ではトレモロ風のバッキング、B-1"ceora"の美しいイントロ、テーマの提示と大活躍ですね。ヒギンズのリムショット、 ブラシでのバッキングも特筆ものです。このアルバムでのポイントはハンコックを中心としたリズムセクションにあるのかもしれません。フロント特にモーガン の歌心あるプレイは、絶好調でモーガンの人気を裏付けるものです。B-2"ill wind"のコントロールされたミュートプレイも聴かせますよね!  
 この盤も、四半世紀前に新品で購入しました。blue&blackの♪盤ですが、当時はモーガンの盤なんてサイドワンダーしかshopには売ってなかったのです。後に日本で再発されて話題になりましたよね。懐かしいですね。

これぞ、ファンキー!

2006-05-08 00:02:06 | jazz & vocal
Byrd In Flight/Donald Byrd
(Blue Note BST84048)

 
 皆様、ご存知のアルバムです。ドナルド・バードの五重奏団の演奏です。自分が最初に購入したバードのリーダー盤です。フエゴでもオフツーザレイシズ、あ るいはブローズオンベイコンヒルでもなく、このバード・イン・フライトなのです。新潟駅前、石丸電気のレコードフロアの入り口に置いてあったバーゲン盤の コーナーのえさ箱に無造作に入れられていた一枚です。なんでこれが、なんてよく見ると入り口ボトム側にカットが入ったカバーでした。当然、中は blue&blackの♪レーベルでした。でもこのアルバムについてはそんな事はアンマリ関係ないのです。学生の時で、資金グリが苦しいときに GETして聴きまくったアルバムですからね。

 演奏は、ある意味ハードバップからファンキーの象徴とも言うべき内容ですよね。A面はモブレー、B面はマクリーンが相方です。典型的2管リズムのクィン テットで傑出したプレーヤーがいる訳でもなくみんなが対等って感じでこれぞ珠玉のハードバップと言った感じです。A-1のGHANAのワトキンスのベース とレックス・ハンフリーズのリムショットに導かれるように飛び出すマイナーテーマがたまりませんね。A-2の朗々と吹くオープントランペットもいいです ね。A-3LEXのセカンドリフが入るあたりは、サイドワインダー(これも好きですが)真っ青です。B面も負けていないですよ。ストップタイムを利用した ファンキーナンバー"Little Boy Blue"にはじまり、ピアソンの"Bo"、そして最後のこのアルバムのハイライト" My Girl Shirl"に移っていきます。このマイナー調テーマが好きですね。A, B面全曲良いテーマを持った曲ですが、これがベストです。ソロではマクリーンのややフリーキーな音色のアルト、これぞマクリーンの真骨頂と言うべきソロだ と思います。バードも負けじとオープンでメロディアスなソロを聴かせます。

 もちろん、バードのリーダーアルバムで一番好きですし、一気に両面聴いてやろうと思う数少ないアルバムです。みんなこう言う思い入れのアルバムってありますよね!  

Teddy Edwards/Joe Castro

2006-05-07 03:28:47 | jazz & vocal

Teddy's Ready!/Teddy Edwards

(Contemporary S7583)

 テディ・エドワーズは1924年生まれと言うから、結構なベテランサックス奏者です。彼の演奏に最初に触れたのはソニーロリンズとのカップリング metrojazz盤でのB面2曲でした。このmetrojazz盤でもそうですが、50年代末から60年代初頭にかけての自己のグループ(ピアノは ジョー/カストロ、ベースがリロイ・ヴィネガー、ドラムがビリー・ヒギンズ)を率いてコンテンポラリーにも録音を行っています。その演奏がこの Teddy's Ready!と題されたアルバムです。ここでのテディのサックスはスムースで堅実でスウィンギーです。リズムセクションの好演もひかり、特にB-1 "Take The A Train"でのヒギンズのドラミングなどは鋭いアタックで大器の片鱗を既に見せています。リロイの重厚なベースも健在ですね。本当に好不調の少ない良い ベーシストですね。  Contemporaryのステレオ盤で黄色のセンターレーベルです。
 さて、このレギュラーグループのピアニスト、ジョー・カストロがリーダーになり同じメンバーで録音したアルバムがアトランティクにある事をご存知でしょうか?


Groove Funk Soul/Joe Castro

(Atlantic 1324)

 アリゾナ出身のピアニスト、ジョー・カストロは当初リロイ・ヴィネガーと活動していたようですがビリー・ヒギンズを加え、LAのクラブに出演していたと いう事です。リロイを通じて、テナーサックスのテディ・エドワーズを紹介され、このユニットが完成したと言われています。このタイトル曲"Grand Funk Soul"はA-1に収録されていますが、出だしの録音レベルがとても低くオーディオ装置が調子が悪いのかな?と思います。しばらく演奏がすすむとレベル は安定します。どうやらライナーを読んでみると、ジャズクラブのドアを開けて席に着くまでの演奏を再現した録音だそうで、結構凝った事をするものです。ア トランティックレーベルは今イチ録音レベルが低いという印象(自分だけかも知れません・・・)がありますので、ターンテーブルに載せたとき”またか!”と 思った記憶があります。コンテンポラリー盤に比べ全体的にややおとなしい印象ですがカストロのリーダー盤は少なく貴重です。
 アトランティク後期の黄緑一色のレーベルで、コーティングジャケは美しいです。おそらくオリジナルと思います。

BOB GORDON の10インチ

2006-05-06 02:20:40 | jazz & vocal
Meet Mr. Gordon/Bob Gordon
(Pacific Jazz PJLP-12)


 今から10年も前になるでしょうか、幻の名盤だったアルバムが次々と発売される時代がありました。それも10インチなるアルバムを12インチの大きい フォーマットに焼き直しての発売である。小さいフォーマットでの再発がCDなら拡大フォーマットで再発するのが、この12インチ化再発である。どうせ再発 するのならどうして10インチでの再発をしないのかといぶかるのは自分だけでしょうか?
 ボブ・ゴードンは若くして自動車事故で夭逝したバリトンサックス奏者で、おそらくリーダーアルバムはこの10インチ盤しかないのではないかと思います。 ここでは、テナーサックスのジャック・モントローズのアレンジでウエストコーストスタイルでの8曲の演奏が聴かれます。もう一枚、ジャック・モントローズ のアトランティック盤でco-leaderの格好で録音されたアルバムがありますがこれと並び、彼の演奏を収録したアルバムとして貴重です。マリガンの演 奏をやや荒削りにした格好のトーンでせまるゴードンのイマジネイティブなソロが全編を通じて聴かれます。バリトンからソロを渡されてやや軟らかい音色に なったなと思ったらモントローズのテナーのソロです。音色は違いますが、スタイルもなんだか似てますね。リズムセクションはカール・パーキンスばりのシン グルトーンを聴かせるポール・モアのピアノ、ジョー・モンドラゴンのベース、ビリー・シュナイダーのドラムです。
 この10インチはアメリカのカンザスのレコード屋さんから以前に購入したものです。もちろんパシフィックのオリジナルです。当時はコレクター垂涎の幻盤でしたが、まさか12インチ化されて再発されるとは思いませんでした。日本の再発事業のすごさにはビックリです!