晴耕雨読なくらし

じねんじょに夢をかけるおじさんの物語

出会った野鳥たち・・・其の四

2019-05-01 06:21:23 | 山野草鳥獣花

今日は令和元年の初日です。

そして働く者の祭典メーデーの日でもあります。

あいにく里の景色はガスで曇って入鹿池や周りの山々がはっきり見通せません。

お天気同様に世の中はいい時も悪い時もあります。

どんなに霧がかかっていても前を向いて切り開いていく時代であって欲しいですね。

 

今日はしばらくお休みしていた野鳥たちの紹介です。

今まで12羽を紹介してきて先ずはシロハラです。

実は最も新しい出会いの鳥なんです。

それもこちらから出会いに行くのでなく向こうからやってきてくれました。

落葉をどけてその下の虫や木の実を食べることから、

「木の葉返し」の異名があるとか。

11〜12月頃にシベリアなどから飛来してくる冬鳥です。

警戒心が強い鳥なのによくも家の中まで入って来たものですね。

 

そして次がシロハラと兄弟みたいでやや小ぶりな鳥がツグミです。

こちらはも晩秋から見かけるので冬鳥です。

見かけたら冬が近いってことです。

昔はカスミ網で人間のワナにかかって食べられていたとか。

 

ツグミって女の子みたいな名前ですが由来は、

「つぐむ」からきたようで繁殖期以外はほとんど鳴かないようです。

数歩ずつ跳ねては立ち止まるという動作を繰り返す様が、

幼き頃に遊んだ「だるまさんが転んだ」を彷彿させて可愛らしいですね。

 

最後はご存知のツバメです。

みなさんのお宅にもやってきてもう塒は決まったかな。

まぎれもなく夏鳥です。

 

カラスや蛇から巣を守るため、

最も人間に近いところで子育てする賢い鳥です。

一茶の句にこんなのがありました。

  今来たと 顔を並べる つばめかな 

 

< シロハラに負けたりハラクロにんげん >

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする