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2018.2.21 『833m峰』(夕張・大夕張)  こざるん登場!

 

 今日は会社のカレンダー上で休日だ。

しかしまた天気予報が悪い。

まあどうにでもなれ、

と言った軽いノリで昨夜現在自由人のこざるんに声をかけてみた。

すると快諾を得て今日の同行となった。

 

 こざるんとは6年前の増毛山地『群別岳』の登路で知り合った。

それから昨年末まで会ったことはなかったが、

ひょんなことから一杯やることになり、

交流が始まった。

こざるんは酒が好きなので、

そのあたりの付き合いもいいようだ。

 

 札幌に住むこざるんには、

今朝我が家まで来てもらい、

私の車で夕張に向かった。

そのこざるんはテレマーカーで、

積雪期は山に登ることより滑ることに重きを置いて行動している。

生まれは関東であるのに、

スキーをしたくて北海道民になったというから、

スキーに対する情熱はただものではない。

まして私にはできないテレマーク。

 

 今日登ったのは大夕張の『833m峰』。

この山には昨春と今年の正月にも登っている。

今年は縦走の途中でこのピークに立った。

 

 駐車地をスタートして国道から入山すると、

けっこう雪が深い。

新たな降雪がかなりあったようだ。

従ってラッセルがきつく、

短い距離で先頭を交代した。

こざるんの場合、そういうことが身に付いているので楽だ。

こちらからいちいち何かを申し伝える必要がない。

  林道終点まで進むと、

急な斜面に取り付き、一気に頂上を目指す。

しかし雪はあくまでも深く、

それが急登となると更に辛い。

だが、ジグを切りながら一歩一歩確実に歩を出せば、

やがて頂上に達する。

そしてブリザードまがいの強風が吹き荒れる頂上へ。

ここでスキーのシールを剥がして滑降開始だ。

これがまたきつい。

パウダーではあるが、ひどく重い。

私のスキーは昔からの幅が狭いタイプなので、

必死にトップを浮かそうとするも、

深くて重い雪に飲み込まれてしまう。

それでもやはり滑るのは楽しい。

こざるんも声を出してパウダーの感触を楽しんでいた。

  急斜面を下り、風が来ないところで昼食。

二人してカップ麺を頬ばり、深雪でスピードの出ない林道を滑り降りた。

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