北海道の山野でとことん遊ぶ!!
I am Amigo!
2019.2.3 「609mP」(夕張・福住) カラマツ林が美しい!
昨日の朝は久しぶりに除雪なし。
ようやく一息つけた。
途中でHiromiを拾って夕張に向かった。
このところ降り続いた雪が山間部では深雪となり、
スノーシューを深く飲み込んでしまうので、
短い行程の山に登ることにした。
夕張市に入って、
このところ毎年登っている『鬼首山』麓に行こうとしたところ、
除雪されていない。
毎年麓の農道が除雪されていたのに、
この日はその遥か手前が除雪終点となっていた。
しかも駐車スペースはない。
仕方がないので第二案を実施すべく、
シューパロダムへ向かった。
ところがシューパロダムの手前で「立ち入り禁止」の看板有り。
そこには落石の危険があるため通行禁止と書かれていた。
それを無視して入ることもできるが、
あえて波風を立てることもない。
では第三案へと向かったところが、
やはり除雪されていない。
昨年末から感じてきた除雪の悪さが、
1月を過ぎて2月に入っても続いている。
これは過疎が進み除雪の必要がないと、
結論付けたのだろうと判断せざるを得ない。
残念だが現在置かれている夕張市の財政状態を思うと、
納得するしかあるまい。
夕張には山名を欲しなければ、
登る山がたくさんある。
私は登る山に名がなくてもかまわない。
夕張が好きで、好きだからそこの山を詳しく知りたいと思って登っているだけ。
そこで今回は旧「石炭の歴史村」の西側に位置する、
「609mP」に登ることにした。
ちょうどうまい具合に駐車スペースも確保できた。
それにしても、私があちこち走り回り、
四苦八苦している間中、
この相棒はず~っと寝ているんだからねえ。
全くまいるよねえ~
駐車地からちょっと車道を歩き、
西側の斜面に取り付いた。
この上のピークには数年前にも登っている。
2月に入り太陽に力が出てきたので、
直射日光を浴びると暖かく感じる。
そして予想通り雪が深い。
一歩一歩スノーシューを深く飲み込まれる。
短い行程のこの山で良かったと思える瞬間だ。
頻繁にラッセルを交代して進むが、
天気が良い中、風景が美しくて楽しい。
思えばその昔、夕張が炭都として栄えし頃、
この辺りには数え切れないほどの炭住が、
びっしりと並んでいたはずだ。
その名残である車道跡が縦横に走っている。
過去の風景を想像しながら登って行くと、
カラマツ林が現れた。
このところ大量に降った雪が、
カラマツの枝や幹にまとわりつき、
そこに太陽光が降り注ぐと、
「きれいだ!」と言葉が出てしまう。
そんな美しい風景を眺めながら登り続けると、
やがて平坦地となりエゾマツの濃い林が現れる。
雪をこんもりと蓄えた松たちは、
まるでクリスマスツリーを並べたようで、
これがまた美しい。
そして間もなく頂上だ。
辺りは平坦なので、どこがピークかはわかりにくい。
適当に判断して記念撮影。
その後少し下った見晴らしの良いところで昼食にした。
この昼食は前日に続いてカップ麺なんだが、
Hiromiのやつ、二日続けて箸を忘れ、
この日もまた木の枝を折って箸にしていた。
ザックに箸はいつも入れとけっちゅうの!
昼食後楽しく下って帰途に着き、
締めくくりはもちろん「サイゼリヤ」。
数年いた店長が、この日を最後に転勤した。
もう10数年通い続けている「サイゼリヤ」新札幌店、
店長は今度が5人目か・・・