北海道の山野でとことん遊ぶ!!
I am Amigo!
2019.2.9 『833m峰』(夕張・大夕張) スキーに適した山へ
今日から三連休。
いつもだと車中泊の連泊で出かけるのだが、
今回はそれができそうになく、
日帰り山行を繰り返すことにした。
理由はハイエースのエンジンかかりが心細いからだ。
先月金山湖で「新年会」を開催した翌朝、
-25℃という厳しい条件の中で、
エンジンが全くかからなかった。
ホテル「LURCH」の支配人に手伝ってもらって、
やっとのことで帰途に着くことができた。
そして帰宅して翌日バッテリーを交換したものの、
どうにも不安を拭うことができないため、
思い切って新車に入れ替えることとし、すぐに発注した。
ところが人気車の為予約殺到とかで、
納車が4月下旬ということになった。
従って、今冬は現在の車を使用しなければならない。
遠出をしたいが、日帰りではゴメンだ。
そんな事情から近場に登ることとし、
今日は夕張の無名峰である『833m峰』に登ることにした。
ここ数年毎冬登っている山だ。
そして今回はHiromiにスキーをさせることが目的だ。
Hiromiはスキーが苦手なため、
ついついスキーから遠ざかり、
スノーシューばかりを使って登っている。
またHiromiはこの時期仕事上で、
非常に重要なポストにあるため、
怪我なぞして休むことが絶対にあってはならない。
そんなことも一因となって、なかなかスキーを使用できない。
また、そうやってスキー登山から遠ざかっていると、
私もスキーの積み下ろし、シールの着脱等が面倒になってしまった。
スノーシューの方が手軽にスタートできるのがいい。
今朝9時30分、国道452号線の大夕張にある駐車地をスタート。
除雪車できれいにしてある場所だが、
その除雪車がやってくると嫌がらせをされる。
「そこは除雪車の転回場所だから車を止めるな」
と言わんばかりに、そこにわざわざバックで入ってきてみたり、
何度も行ったり来たりを繰り返す。
昨年「こざるん」とここから登って下りたときにそういうことをされたが、
今日も下山後通りかかった除雪車が同じことをしだした。
ただ、去年ほどしつこくはなかった。
まあ、こちらがそのスペースを利用させていただいているのだから、
文句を言える立場ではないのだが。
国道からすぐに入山し、西の斜面に取り付く。
かつては大夕張の炭住が建ち並んでいたであろうと思わせる風景だ。
いきなりの急登に加え雪も深いので、
なかなかきつい登りとなった。
Hiromiとラッセルを交代しながら進む。
この急登を終えるとしばらく傾斜のゆるい林道歩きとなる。
ここもラッセルを交代しながら淡々と進み、
林道終点を迎えると、
11時ちょうど、この山の基部となる。
ここからが急登の連続だ。
傾斜がきつい上深い雪がネックとなって、
辛い登りを強いられる。
しかし高度を上げていくと、
背後にシューパロ湖と、
『夕張岳』の美しく迫力ある姿が広がる。
ただ、今日は『夕張岳』方面がガスに包まれてよく見えなかった。
きつい登りに耐えて、
11時50分、『833m峰』。
すぐ南隣りには稜線続きで『850m峰』が見えている。
すぐにシールをはがして滑り出す。
Hiromiはおっかなびっくりで、
ゆっくりゆっくり滑って行く。
そして林道終点まで下りて昼食とした。
そこでHiromiがまた箸をを忘れて、
木の枝でカップ麺をすする。
これで3回連続で箸を忘れてきてた。
学習しないねえ・・・
昼食のあとは林道をゆるゆる滑り降り、
最後の急斜面を楽しく滑って、
13時05分、駐車地。
今日はHiromiの変な癖が目立った。
登りのラッセルではジグを切る際、
どういうわけか立木をめがけて進んで、
最後は立木と格闘してターンする。
そして滑り降りる際も、
よくわからんが立木をめがけて滑り、
そのり枝に衝突するか、複雑な枝の中に潜り込んでもがく。
そんな様子を見ながら、
今日は随分笑わせてもらった。