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2019.9.1 『萩の山』(157m)  雨から逃げて「利根別自然休養林」へ!

 

 日曜の朝浦臼町の『浦臼山』麓で目覚めた。

前夜の雨は上がっていたが、

『浦臼山』は真っ黒いガスに覆われていた。

5時に車外に出てストレッチを始めた途端雨が降り出した。

そうなるともう一時もそこに留まる気がしない。

Hiromiに「岩見沢行くべや!」と声をかけると、

「はいよーっ!」

遠くの山々を眺めても全て真っ黒い雲が張り付いている。

これは山から離れなければどこに移動しても同じ、という判断だった。

そしてその判断は正しく、

空知平野は晴れていた。

岩見沢市の「利根別自然休養林」の麓に到着しても、

良い天気でホッとさせられる。

不安定な天候の中では、

こんなところも視野に入れて行動する。

  いつもと同じく岩見沢公園のパークゴルフ場横から入山した。

反時計回りに歩いてきた休養林内のコースを、

今回は時計回りで歩いてみることにした。

スタートして間もなくまだ歩いたことのないコース分岐となり、

今は進入禁止のテープが張られているそのコースに足を踏み入れた。

すると早速笹に覆われて踏み跡が消えかけている。

更に進んで行くと、踏み跡が完全に消えているところもあり、

勘を働かせて進路を決める場面があった。

「公園を歩いているはずなのに、

なんで藪漕ぎなんかしなきゃなんないの~?」

と言いたげなHiromiがついてくる。

なんだかやたら長く感じた藪漕ぎを終えて遊歩道へ。

あとは小さなアップダウンをいくつも越えて歩を進める。

今年ここでトレランの大会が行われたとHiromiが言う。

なるほどトレランには最高のコースと思われる。

歩いていて気付くのだが、

我々がこの休養林を歩いているとき、

これまで誰にも出会ったことがない。

この日も同じで人っこひとりいない。

岩見沢市と隣接しているというのに、

なんとも不思議でならない。

 

 長い遊歩道を時計回りに歩いていくと、

やがて目の前が突然開け、

広い「萩の山スキー場」の上部に出る。

この風景が広いとこ大好きな私は好きだ。

そのリフト終点で、

前日頂いた高校時代の恩師の遺品の一部である「滝川高校」校旗を広げた。

これまで長い間暗い押し入れの中で保存されていたものだろうと、

天日に当ててやりたくてザックに入れて歩いた。

懐かしい滝川高校校旗だが、

この先これをどうしようかねえ・・・

 スキー場からは短時間で駐車地に戻った。

後片付けを済ませて車を走らせると、

楽しませてもらった休養林の上空を真っ黒い雲が覆っていた。

早朝まで留まった樺戸山地も同様だ。

そしてHiromiを自宅に送り届け、

我が家へと向かう道中で土砂降りの雨となった。

本当に不安定な天候だ。

その後夕方いつものように「サイゼリヤ」へ。

久しぶりにToshiを交えて「乾杯」!

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