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2019.9.16 『632m峰』(点名:久茶運内)  降り出す前の急ぎ働き

 三連休最終日の月曜朝、

夕張で目覚めると薄日が差していた。

心配した雨は落ちていない。

前夜寝る前にスマホで天気予報を最終チェックした。

すると私のスマホの予報は、

夜間から月曜午後まで「晴れ時々曇り」。

ところがHiromiのスマホでは、

夜間から翌月曜の午後まで一貫して雨!

とりあえず起きてみて私のスマホが正しかったことに安堵した。

しかしラジオから流れてくる当日の予報では、

いつ雨が降り出してくるかわからない。

予定通り短い山行を実施することにした。

 

 『632m峰』(点名:久茶運内)は一週間前に栗沢町万字から登った。

それを今回は逆の夕張側から林道を伝ってみることにした。

夕張から丁未風致公園を過ぎ、『三角山』(770m)頂上部をを左手に見て走ると、

間もなく左手に林道入口が現れる。

『三角山』頂上部北側にあたる。

ゲートはないので自由に出入りできる。

しかしこの日も少しでも歩こうと、

林道を入って間もなくの地点に駐車スペースを見つけて歩くことにした。

 

 7時50分、駐車地をスタート。

その地点の標高が670mぼどある。

従って『632m峰』に登ると言うよりは、

若干高度を落としながら歩くといった感じだ。

実際歩いてみるとほとんど高低差を感ずることがない。

そして私はあることを思い出していた。

それは私がまだ小学生だった頃のこと。

その当時私は夕張の西の栗山町に住んでいた。

そしていつも今回歩いた山並みを眺めながら、

「いつかあの上を歩いてみたい」と思っていた。

それがこの日かなったわけだ。

60年近く前の思いがかなったことに、

歩いていても楽しくてしょうがない。

それにひきかえHiromiは何とも暗い様子で・・・

 

 いくつか現れた林道分岐の最後を間違えて進んでしまった。

林野に伐採が入ると地形図上の林道なのか、

伐採のための新たな作業道なのか、

判別のつかないことがある。

この時も分岐から進むべき林道を、

伐採のための作業道と認識して誤った判断をした。

約1km近く進んで誤りであることを確信し戻った次第だ。

正しい林道に戻り、

9時15分、『632m峰』。

二週続けて登ったので、三角点でも探してみるかと笹薮に入ってみたが、

藪こぎに対してやる気のない私には見つけられなかった。

 

 短いが楽しく高低差の少ない林道を戻って、

10時15分、駐車地。

これでまたひとつこの辺りの林道内部を知り得たことに満足し、

早い時間だが帰途に着いた。

そして途中でHiromiを降ろし、

我が家へ向かっていると雨が降りだした。

よいタイミングで帰途につけたことを喜び、

夕方仕上げはもちろん「サイゼリヤ」!

 

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