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2019.9.15 『坊主山』(穂別・791m)  雨からなんとか逃げて・・・

 日曜日の明け方から雨が降りだした。

車の屋根をたたく雨の強いこと!

うるさくて眠れないかと思ったが、

不思議とまた眠りに着く。

天気予報が午前中いっぱいの雨模様を伝えていたので、

ゆっくり寝ることにしていた。

そして十分寝たことを感じた頃に腕時計を見てビックリ!

なんと9時近かった。

それでもまだ眠く・・・

エアーマットの空気を抜くシューッという音でHiromi も目覚めた。

Hiromi は前夜の20時前に寝てしまった。

それから死んだように眠り続け、

結局13時間眠り続けたことになる。

恐ろしいやつと思いつつも、

持病をもっていることから、

現段階での薬が合っていないのではないかと心配になる。

日曜日の朝『坊主山』に向かった。

先週も訪れたが、

工事中の大型ダンプが林道に入っていたのですぐに移動した。

しかし日曜日は工事も休みとなるので、

登ることにしたしだいだ。   

『坊主山』は林道を登山口まで車で入れるのだが、

その登山口は標高530mの林道脇に有り、

頂上まではわずか2.7kmしかなく、

すぐに終わってしまうので、

天候が悪いか時間がない場合を除き、

林道入口か、林道の途中に駐車して歩くことにしている。

こんな日はトレーニングも兼ねて登るので、

少しは距離を稼ぎたい。

そして今回林道入り口からと思ったものの、

雨で地面がぐちゃぐちゃ。

とても車から降りる気にはなれず、

先に進んで林道分岐そばに駐車した。 

車の中を汚したくはない。 

 

 10時25分、林道分岐をスタート。

この分岐には唯一しっかりとしたゲートが設けられており、

『坊主山』方面に向かう林道は、

常に開放されている。

林道の路面はほぼ平坦で、

どんな車でも容易に登山口まで走ることができる。

そんな林道をHiromiは黙々と登って行き、

後から着いてゆくこちらは大変だ。

スピードの調節が出来ない奴だもなあ・・・

 

 11時15分、登山口。

林道分岐からここまで3.5kmだった。

登山口からはいきなりうっそうとしたカラマツ林に入る。

見事な大きさのカラマツが林立するこの林は、

伐採が近いことを伺わせる。

登山道は一旦斜面をトラバースするように北へ向かって伸びる。

そして東に進路を変えてすぐ、

『坊主山』の頂上が姿を現す。

この日は登山口あたりから小雨が降りだし、

日が当たらないのでそうでもないが、

陽光に照らされた頂上部は、

緑の笹原に囲まれて実に美しい。

立派な山小屋からは進路を南に取り、

わずかな歩行で頂上に至る。

そして小屋からの笹がひどくなった。

以前も登山道が全て笹に覆われてしまったが、

一昨年笹刈りがなされて大変歩きやすくなったものだ。

それが今はひどかった頃に戻りつつある。

 

 12時05分、『坊主山』。

360度視界を遮るものがないこの頂上は、

何度登っても飽きることがない。

そして今回もいつもと同じポイントで記念撮影だ。

ラーメンタイムとし、しばし風景に見とれた。

雨も上がり幾分日が差してきた。

 下山はただ淡々と歩き、

14時ちょうど、駐車地。

雨から逃げて苦肉の作的『坊主山』ではあったが、

この日も「登ってよかった」と思わせてくれた素晴らしい山に感謝!

その夜は夕張に留まることにした。

天気予報をチェックしてみても、

なぁんもいい情報が入ってこない。

翌月曜はまたあっちもこっちも雨予報でうんざり。

月曜日は朝パッと登って帰ることにしてゆっくり酒を飲んだ。

 

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