北海道の山野でとことん遊ぶ!!
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2019.9.14 『横山中岳』(724m) 中日高未踏の低山へ
いやいやいや、どうなってるの、週末の雨模様!
これで7週連続で不安定な週末だ。
9月に入れば天候が安定するだろうと、
耐えがたきを耐え、
忍びがたきを忍んできたというのに・・・
天候が安定しているのはウィークデーだけ。
せっかくの三連休はどうしようかと頭を悩ませたが、
とりあえず十勝連峰に向かおうと、土曜の朝家を出た。
ところがHiromi を迎えに行く途中で見るその方向は、
ひどく黒い雲に覆われていた。
Hiromi を拾っても尚十勝連峰に向かったが、
空は南東が青空。
それで栗沢から方向転換!
新ひだか町を目指した。
そこには未踏の『横山中岳』があったからだ。
登山口までは地形図で見ただけだったが、
まあなんとかなるだろう。
静内まで走るとそれらしい山が見えたので、
道路地図とカーナビを見ながら登山口へ。
登山口手前の林道脇に駐車し、
9時30分、スタート。
駐車地点から頂上が見えている。
なんだか手が届きそうな近さだ。
ところが・・・
スタートしてしばらくは牧草地脇の作業道を歩く。
しかしこの作業道は草が伸び放題で、
もう使われていないようだ。
そしてその突き当たりが登山口となっていた。
9時40分。
そこから一歩足を踏み入れると、
いいじゃないのぉ、
きれいな登山道が続いている。
薄く背丈の低い笹の中に小道が伸びる。
しかしそれは長くは続かず、
腰上の高さの笹に埋もれてしまう。
その中に倒木ありで、
しばらく不快な登行を強いられた。
ただそれを過ぎるとまた心地よい登山道となり、
その後は頂上まで同じく低い笹に覆われた風景が続いた。
この緑に包まれた風景が美しい。
その美しさは穂別の『坊主山』に似ている。
そしてCo.450 で急登となった。
一気に270mの標高を稼ぐ。
これがなかなかきつい。
山というのは下から見上げてやさしいと感じても、
いざそこに足を踏み入れてみると、
それなりのアルバイトを強いてくれるものだ。
ヒーコラ言いながらHiromi の後に続き、
10時45分、『横山中岳』。
ここで前述の通り地形図しか見ていなかったので、
勝手に北と南隣りの「北横山」、
「南横山」に縦走路ができているものだろうと決めつけていた自分にガックリ。
(業務連絡:シケぇ、バウムクーヘン買ってくの忘れたので、ヨウカンにしたさぁ)
縦走路はなかった。
そしてその頂上で冷たい風が強くなったので、
記念撮影をして下山開始。
下りは登山道が笹に隠れて見えないところが多く、
ゆっくりゆっくり。
そして11時55分、駐車地。
あとかたずけを済ませ、
その後の天気予報をチェックすると、
そこに留まっていたなら確実に雨に当たることになるので、
穂別まで戻ることにした。
まだ時間が早かったので、
ゆっくり走りながら積雪期に登る山を物色しながら・・・