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2019.8.31 『富士形山』(638m)  また廃道だ!

 週末の雨予報が遂に5週連続となった。

であれば、またそんなときにしか狙わない山に挑んでみることにした。 

増毛山地の南端に位置する『富士形山』に初めて登ったのは、

もうかれこれ20年近く前になる。

私がデジカメを持ち歩くようになって19年。

そのデジカメを手にして間もなくこの山に登ったことを覚えている。

積雪期でスキーを使用して登った。

その後数回登ったがいずれも積雪期で、       

そのたびに「いつか無積雪期の林道を歩いてみたい」と思ってきた。

 

金曜の夕方Hiromi を拾って、

新十津川町吉野へ移動して車中泊。

翌日の雨予報に気を許して、

午前0時までゆっくり酒を楽しんだ。

そして土曜の朝目覚めたのが、  

 

なんと7時だったのだが、 

それでも眠気がひどく、

結局起きたのは8時だった。

 

 吉野地区と南幌加のそば畑を結ぶ林道の、

ルウク林道分岐まで車で入り、

そこから9時30分、徒歩でスタートした。

林道はよく整備されており、実に歩きやすい。

歩き出して間もなく伐採地が現れた。

うっそうとした樹林帯の中で、

突然現れる広い景色にはホッとさせられる。

林道はゆっくりゆっくり高度を上げていく。

そして西向きの進路が北方向に変わってしばらく進むと、

10時55分、予定の分岐に達した。

ここまで4.5km。

ところがここからの林道が藪の中。

ここも廃道だ。

しかし、雨具を着用すれば藪を漕いで進める。

でも無理!

暑すぎる。

その時点で汗ダラダラだ。

今年既にダニに2回咬まれ、

ウルシにもかぶれてひどい目にあってきたHiromi は、

とっくに「止めよモード」!

リタイアを決めた。  

今度は雨具を着用しても涼しい時期に挑んでみよう。

暑い中を下っていると、

雨がポツポツと降りだしたと思ったら、

一気に土砂降り!

あっと言う間に全身ずぶ濡れ。

ただ我々の場合は軽装だから・・・

 

12時05分、駐車地。

おかげで時間ができたので、

今年2月に92歳で亡くなられた、

高校時代の恩師の奥さんを訪ねることにした。 

トイレットペーパーとティッシュを買ってね。

ひとりで買い物に出かけてトイレットペーパーやティッシュを買い込むと、

他には何も持てなくなってしまう。

だから時々それらを届けている。

奥さんは今年10月の誕生日を迎えると、82歳になられる。 

 2月から独り暮らしとなり、

心配してきたが、思ったより元気そうで何より。 

いつものようにしゃべりまくる奥さんの話しを聞き、

亡くなられた先生の遺品を一部頂いておいとました。 

 

 

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