北海道の山野でとことん遊ぶ!!
I am Amigo!
2019.10.13 『常磐山』(593m) NTT管理道路を登る
日曜の朝、私が住む江別市では雨が降ることもなく、
台風の影響がないいつもの朝がきた。
しかし、テレビのニュースでは関東、中部地方の大災害を伝えている。
北海道はこれから風雨が強まると言うものの、
台風のコースが若干南に傾いたので、
北に向かえば心配ないと、
8時近くに家を出てHiromi を迎えに行った。
そして深川市納内へ。
空知平野の北の端に、
もうずいぶん昔から気になっている山があった。
緩やかな隆起の頂上部にアンテナが建っている。
それを最近地形図で調べてみると、
『常磐山』とあり、車道があるようだった。
台風一過で落ち着かないなか、
そんな山に登ってみることにした。
目指す山に向かう林道の入口付近には、
大変ありがたい駐車スペースがあった。
そこで車中泊したいくらい気持ちのよいロケーション。
10時45分、駐車地をスタート。
そしてすぐにエゾシカやヒグマの食害防止用の電気柵で遮られる。
しかし、それは端っこの絶縁体を握って一旦ケーブルを外して侵入する。
舗装された道路を歩いて行くと、
10分ほどで立派なゲートが現れた。
そこで理解した。
ここもNTT の管理道路なのだと。
ところが字が違うことに気付いた。
地形図でこの山は「常磐山」と記されているのに、
実際そこに行ってみると、
橋の名前もNTTの看板に表記された文字も、
全て「常盤」となっていた。
う~ん・・・?
それからは歩く道路の雰囲気が、
過去に歩いた同じくNTT 管理道路の、
『紋別岳』や『上真谷地』、
あるいは『落合岳』などとよく似た場面が次々に現れた。
そして高度を上げるほどに、
辺りの広葉樹がその葉の色を濃く染めていく。
そんな美しい風景が広がっていくのに、
Hiromi はこの日も変わらず猪突猛進・・・
いったい何がHiromiを急がせるのか?
ただ、私も夏場の不調を脱したようなので追撃し、
離れずシャッターチャンスを逃さない。
登るほどに木の間越しに見える風景が新鮮だ。
管理道路はNTTの巨大アンテナを目の前にして行き止まりとなった。
そしてその奧にこんもりとした塊が見え、
どうやらそこが最高標高点と思われるので、
多少の草木をかきわけて三角点を見つけた。
11時55分、『常磐山』。
辺りは樹木が覆っているため、
木の間越しにしか展望は効かないが、
初登の山に満足し、用意してきたバームクーヘンをかざす。
いやいや、すっかり「シケ」のトレードマークにはまってしまったぜ!
ラーメンタイムをとって下山。
多少荒れてはいるが、
舗装された道路の下りは楽だぁ。
淡々と下って、
13時35分、駐車地。
う~ん、おもしろかった。
今度は木々の葉が全て落ちた11月に登ってみたい。
木の間越しの風景が楽しめるだろう。
まだ時間が早かったので、
気持ちの良い駐車地でゆっくり昼寝。
15時過ぎに起きて、深川市音江の「まあぶの湯」に行って汗を流した。
入館の際料金を尋ねると「500円ですが、
65歳以上の方は400円です」と言う。
それで支払った500円から100円を返してくれた。
歳取るのも悪いことばかりじゃねえもんだあ~