北海道の山野でとことん遊ぶ!!
I am Amigo!
2019.10.29 「音江連山」 Amigo 登山教室!
今日は早くから休みを取っていて、
AyumiとKasaneと打ち合わせをし、
現地集合で「音江連山」に登ることにしていた。
昨夜のうちに麓まで移動し、一人宴会をした私。
早朝の運転はやはり嫌だ。
今朝集合時刻の7時半前に二人はやって来た。
そしてKasaneがいきなり車から裁ちバサミを取り出して、
何かの枝を切ろうとする。
ところが高くて届かない。
それでどうするのかと見ていたら、
今度は高枝バサミを取り出した。
Kasaneの職業は庭師だったっけえ!?
いやいや違う、山に関する職業だ。
リースを作る枝を集めているのだそう。
それにしても何故車にそういう道具が・・・
Ayumiと『樽前山』に登ったのが一週間前だ。
その折のブログ記事でAyumiとは2年前の『神居尻山』で出会ったことを紹介した。
そしてその日の『神居尻山』頂上に、
今日初参加のKasaneがいたのだ。
それ以来2年ぶりに会ったKasane。
あの頃はポッチャリして男の子みたいな印象だったのだが、
2年ぶりに会ったKasaneは頬がこけ、
いいお嬢さんになっていた。
いつも連れ歩くHiromiが私の娘みたいな感覚なら、
このKasaneは孫のように感ずる。
Ayumiもまた実の娘と1歳しか違わないKasaneを、
娘のように感じるのは自然なことだ。
7時35分、旧「鳩の湯温泉」の駐車地をスタート。
先日Hiromiと訪れた時は、
紅葉が素晴らしかったのだが、
その美しかった葉はほとんど落下していた。
登山口を入って早速Kasaneの講義が始まった。
前述の通りKasaneは山に関わる仕事をしているので、
植物に随分詳しいようだ。
木は得意じゃないと言いながらも、
次々と説明してくれ、やはり植物が大好きなAyumiから質問が飛ぶ。
私はといえば、植物にはあまり関心がないのだが、
Kasaneの説明は面白い。
その中で最も印象に残っているのが朽ちたクルミの話し。
Kasaneが朽ちて穴のあいたクルミを拾って説明してくれた。
穴があいているのはネズミがかじったもので、
二つに割れているのはリスがかじったものだと。
へえ~っ!
知らなかったねえ。
今日Kasaneと山に登っていなかったら、
おそらく生涯知らずに終わったことだろう。
AyumiとKasaneのおしゃべりが続き、
8時40分、『音江山』分岐。
いつもは『音江山』をスルーしていくのだが、
今日はAyumiの希望で立ち寄ることにした。
無積雪期の『音江山』はいったい何年ぶりだろう?
9時10分、『音江山』。
記念撮影をするも、
Ayumiは顔を見せたくないと、後ろ姿のまま。
読者の皆さんすみませんねえ、お尻ばかり向けて!
顔を出したがらないけどねえ、
ホントは美人なんだよ。
今朝初めてそれがわかったさ。
いつも帽子のツバで顔が見えなくてねえ・・・
9時30分、再び『音江山』分岐。
ここからはいつものように『無名山』を目指す。
Kasaneの首筋に汗が光る。
聞けばKasaneもHiromi同様汗かきなんだと。
しかし汗をかかせたらHiromiの右に出るものはない!
そのことをKasaneに言ってやると、
「私は自分より汗かきの人に会ったことがないんです。
Hiromiさんの話しを聞いて嬉しくなりました!」
ん? 何が嬉しいんだ?
『無名山』に向かう途中で笹の葉を細く裂き、
笹笛を鳴らしてみせた。
するとすぐに二人が食いついてきて講義。
しかしそう簡単に音は出ない。
Ayumiなんかすぐに飽きて諦めてしまった。
ところがKasaneはやめようとせず、
黙っていたら音が出るまで続ける勢いだった。
10時20分、『無名山』。
いい天気に恵まれて大満足。
初めて「音江連山」を歩いたKasaneは「いい山だぁ」を連発。
そして手製の大きな握り飯を出して頬張り始めた。
この娘、なんか豪快だ。
『無名山』からまたおしゃべりをしながら楽しく歩いて、
10時55分、『沖里河山』。
ここでホントの昼食だ。
それから柵の下にある動物のウンコを踏まないように、
ハイッ、記念撮影!
その後はまたぺちゃくちゃと喋りながら、
4.5kmの林道を楽しくのんびり下った。
二人は偶然同じ身長で162cm。
そしてもう駐車地が近くなった頃、
Kasaneが林道脇の気にコクワや山ぶどうがなっているのを発見!
そういう山の恵みは度々目にするが、
私とKasaneが違うところがある。
それはそういうものを絶対放置できないというのがKasaneだ。
山ぶどうは手の届くところになっていたので、
強引にとりまくったが、
コクワは高いところだったので無理。
13時10分、駐車地。
いやあ、天気がよく楽しかったねえ!
すぐにAyumiが帰っていった。
続いて私。
そしてKasaneはと言うと、
先ほど高くてとれなかったコクワを、
高枝バサミを持って取りに行くと言う。
いやあ、すごい根性だが、変わってるわぁ、Kasane~