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2019.10.27 乃々と虎と過ごす秋の一日  青空と紅葉と・・・

 今日は月に一度の「乃々と虎の日」。

いつものように朝迎えに行って二人を連れてきた。

今年はこの「乃々と虎の日」が天候に恵まれず、

いつも雨が降っており、

なかなか外で遊べなかった。

しかし今日は予報が良かったので期待した。

途中のスーパーで買い物をし、

我が家に着くなり乃々が「スライム」を作り始めた。

わかる? スライム。

ネッチョネッチョした流動体。

乃々は前回来た時もこれに熱中し、

足りなくなった材料を私と二人で調達に出かけたものだ。

それを踏まえて乃々は今回、

二日前に電話をよこし、

ババにまたスライムを作る旨伝えていた。

するとババは必ず期待に応えてすべてを用意しておく。

今回は虎にも材料を与えて、

二人でネッチョネチョ!

 昼食を早めに済ませて野幌運動公園へ出かけた。

久しぶりだ。

そして天気が良くて気持ちいい。

更に期待通りの紅葉が素晴らしい。

この野幌運動公園の紅葉は例年見事なもの。

広い公園の中をゆっくり歩く。

そして面白いものはないかと探す。

子供なんか何にでも興味を持ち、

如何なるものもおもちゃになる。

それは木の枝であったり、落ち葉であったり、

はたまた木の実であったり・・・

どんぐりを見つけた虎はそれを二粒手に握り締め、

絶対にはなそうとはしない。

両手を使わなければならない岩登りも、

グーをしたままの手の中にどんぐりが入ったままだ。

しかしさすがにそれでは岩に対処できず、

思いっきり捨てた、未練を断ち切るように。

また乃々は、小さい頃トンボに触れることができなかった。

それが今では小枝にとまったトンボを上手にとってみせた。

いやあ成長したなあ。

でも、身体も横に成長しすぎ~

最後に遊んだのが枯れ池の縁の岩場歩き。

これを虎が気に入り、すっかり虜になってしまった。

乃々が岩を伝って行くあとに続き、

つまずいたり尻餅をついたり、

つんのめって岩から落ちそうになりながらも着いて行く。

乃々も小さい頃これが好きで、

私のあとに着いて何度も何度も繰り返して行ったり来たり。

それが今は乃々が教官役で虎を率いる。

これを虎はやめたがらず、

最後は「ジュース飲みに行くぞ」と言ってその場を離れさせた。

車に乗ると疲れきった虎は、即爆睡。

抱っこして我が家のソファーでそのまま眠らせた。

  久しぶりに楽しんだ孫たちとの一日は、

夕方送り届けることで終了した。

そしてもう真っ暗になった札幌をあとにし、

ババと二人幸せな気持ちで帰途に着いた。

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