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2020.6.14 『249m峰』(点名:停車場上)  短時間だが藪漕ぎで

 土曜の午後『ピンネシリ山』から下山して、

まだ時間が早かったので、

美唄に移動して今後のために林道を確認して歩いた。

すると途中で雨が降りだし、

空は真っ黒で結構な降りようとなつた。

美唄で入浴してどうしようかと思いつつ、

美流渡に車を走らせた。

いくつかの地形図を用意していたので、

その中から容易に攻められそうな一座を選んだ。

雨に降られると、翌日のモチベーションまで下がる。

 日曜の朝起きると素晴らしい晴天だ。

美流渡市街地のすぐ南側に位置する、

「停車場上」(ていしゃばうえ)を目指す。

なんともローカルな点名だ。

地形図を見ると林道が続いているのだが、

それをたどってみると、

いくらも進まないうちに廃道と化していた。

路面はフキやヨモギに覆われて地面が見えない。

見えない足元に注意しながら進む。

林道は針葉樹林帯に入って、

一旦足元がスッキリするものの、

長くは続かない針葉樹林を抜けると、

今度は密度の濃い笹が林道全体を覆う。

進行が不可能な状態なので、

一旦引き返して針葉樹林帯の中を登って、

蛇行する一段上の林道に上がった。

あとはわずかな先にピークらしき地形が見えていたので、

笹を漕ぎながらピークを目指した。

そして三等三角点「停車場上」

高度や周囲の状況から察して四等では?

と思っだが、帰宅して確認してみると、

間違いなく三等と記されていた。

樹木が多くて展望はない。

しかしこの山はダニがいない。

結構笹を漕いだにも関わらず、

Hiromiとお互いの衣服を確認するも、

ただの一匹もついていない。

珍しいねえ・・・

 下山も短時間で終え、

早い時間に帰宅してかたずけを済ませた。

そして夕方いつもの「サイゼリヤ」へ。

そこでHiromiに提案した。

私も加齢で体力的にHiromiの山行意欲を満たしてはやれないので、

しばらく一人でやってみたら、と。

Hiromiも独力でどこまでやれるのかを、

試してみたい思いがあり、

一旦距離を置くことにした。

思えば私が『1839m峰』を、

日帰りで往復したのが55歳のとき。

従って55歳までは進化し続けられたと自負する。

その年齢を迎えるまでに、

Hiromiは今しばらく時間がある。

納得のいくように活動してみるといい。

ただ、Hiromiは「すぐに戻ってくるかもしれないよ~」

と言って帰っていった。

このブログ記事を綴っている今日、

6月15日は私とHiromiにとって出会いの記念日だ。

今からちょうど7年前の6月15日、

『神居尻山』で出会って一緒に登ることになった。

よい区切りの時を迎えたと言えよう。

 

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