北海道の山野でとことん遊ぶ!!
I am Amigo!
2020.6.17 『人漁山』(487m) 作業道に助けられて・・・
一昨日までの5連休を終えて昨日は出勤した。
ところがやはり注文が少なく、
今週の仕事を昨日の午後までに終わらせてしまった。
それで今日からまた5連休となった。
公休であるゆえ賃金はある程度確保される。
ならば正直休みの方がいいわけで・・・
今日も休みが合ったMachikoを連れて、
夕張の『人漁山』(にんりょうやま)に登ってきた。
この山には今年の3月にHiromiと初めて登った。
従って積雪がなくなってから登るのは初めてだ。
登山道がない山は実際に登ってみなければ状況がわからない。
藪が濃くて登りきれないことが想定される。
今日もそのあたりが気がかりだったが、
新しい作業道がそれを助けてくれたため、
無事に登りきることができた。
9時45分、夕張市十三里の道東自動車道下の駐車地をスタート。
これも今冬利用したところで、
このあとも3月のルートに沿って登る。
市道をしばらく歩き、
高速自動車道の下をくぐるトンネル、
「夕張13」を利用して山に入った。
そしてすぐ尾根に取り付く。
真横の高速自動車道を車がビュンビュン行き交う。
尾根の笹薮はそれほど濃くないので助かった。
更にたいしてて登らないうちに、
新しい作業道が現れ、
これを利用してCo.270で地形図上の林道に当てた。
更にこの林道を利用して奥行きを稼ぎ、
大きく右にカーブした先のCo.300で、
『人漁山』に続く尾根に取り付いた。
この尾根に取り付くと笹が濃くなったので、
なるべくシカ道を選んで歩く。
しかしこれもCo.400辺りでまた新たな作業道が現れたため、
極力それを利用させてもらった。
そして最後は約60mの急登だが、
ここは笹が濃くゆっくり漕いで進む。
11時30分、四等三角点「人漁山」(にんりょうやま)。
ガスで視界は効かないが、
「何故?」と首をかしげたくなるくらい、
真新しい三角点標石が印象的だ。
我々が登った東側とは反対の、
西の尾根筋にピンクテープが見えた。
西側から登った人もいるのだろうか?
地形図を確認してもルート取りは厳しいが。
また、感心したことだが、
Machikoは私が一方的に選定する山には、
異論を唱えることがない。
数日前に送る「山行予定」に対し、
ただ一言「了解しました」と返ってくるだけだ。
従ってそれが低山の藪山であっても、
何一つ不満をもらすことなく黙って着いてくる。
だからまた連れて行ってやろうと言う気になる。
昔いたんだわ、直前で変更すると、
「変更は好きじゃない」とか、
「その山ならひとりでも行けるから行かない」とか言う輩が。
こっちは金をもらって案内するガイドじゃないっつうの!
下山は多少ショートカットしたものの、
ほぼ登路のルートに沿って下った。
藪漕ぎでダニの付着が心配だったので、
Machikoにはすぐ着替えをさせた。
私としては積雪期だけではなく、
今この山に登ることができたことに満足だった。
帰途でMachikoには申し訳なかったが、
ちょっとスーパーに寄らせてもらった。
ささやかな花を買うためだった。
今日は私たち夫婦にとって41回目の結婚記念日だ。
帰宅して女房に「41年間あがとうごさいました」、
と言って花を渡すと、しばし呆然としてそれを眺めて、
「あっ! 忘れてた!!」
昨日職場のおばちゃんたちに言ってたんだよねぇ、
「明日は我々夫婦の結婚年日だけど、
うちの女房は絶対忘れてるから」と。
私の予想は辛くも、悲しくも、はかなくも的中したのでした。