北海道の山野でとことん遊ぶ!!
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2020.9.3 『和歌』(わっか・265m) ダム湖から急登でピークへ
木曜の朝「新十津川ダム」で目覚めると、
もうなんだか蒸し蒸ししていた。
この日の山は車中泊地からすぐ藪に入るので、
朝露で濡れた草木に身体を濡らさぬよう、
薄い雨具着用の予定でいた。
しかし暑くて無理~
長袖のシャツさえ着る気になれなかった。
結局また半袖シャツのままで藪突入。
道路脇の藪は笹の背丈が高い上濃く、
気持ち悪いしだいだが、
中に入ってしまうと思ったほど笹は濃くなかった。
そしていきなりの急登に汗をかかされる。
『和歌』の南尾根に取り付く。
尾根の頭に上がるまでの急なこと。
笹につかまりながらゆっくり登る。
日陰から明るい尾根の頭に上がってしまうと、
急に傾斜が落ちて楽になった。
と同時に東側の田園地帯が、
木々の間からわずかに望める。
その後笹は濃くなったり薄くなったりを繰り返し、
徐々に高度を上げていく。
時折木にピンクテープが巻かれていたので、
こんなところでも三角点があるとなれば、
登る人がいるのだろう。
登りゆく尾根筋の左手(西側)は、
垂直に近い傾斜が続く。
そして時折「新十津川ダム」のダム湖が見える。
晩秋となり木々の葉がみな落ちてしまったなら、
両側の風景が見通せるだろう。
また、ここのダム湖の水は土色に濁っている。
土砂を含んだ水の流入が多いのだろうが、
ダム湖の水がここまで濁っているのを、
他では目にしたことがない。
そんなことを考えながら歩を進め、
三等三角点「和歌」。
タチバサミを忘れてしまったので、
草を踏みつけて標石を露出させた。
下山は足元が見えない急斜面を慎重に下る。
しかし短い距離を楽に下って駐車地へ。
このあともう一座と思っていたが、
気温は既に27℃。
とてもその気にはなれず、
そのまま帰途につき、
昼食を女房とともにした。
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