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2020.9.22 『弥生』(237m)  山旅の締めは南空知

 4連休最終日の朝は、

三笠市幾春別の広い草地で目覚めた。

この日は別の山にサッと登って帰途に着く予定だったが、

車中泊地がうまく見つからなかったので、

この地まで移動してきた。

ところが地形図を見ると、

車中泊地の北西側に四等三角点を有するピークの存在を確認した。

「ではこれに登ってみよう」と言うことにした。

 7時ちょうど、駐車地をスタート。

すぐ地形図に記されている林道に入るも、

アッという間に消失してしまった。

そしてそれは想定内。

かつて炭都として栄えしこの一帯も、

今は過疎化が著しく、

多くの建造物や道が消えてしまったことだろう。

林道は諦めてすぐ藪に入った。

濃い笹の中にわずかだが踏み跡が残っていた。

それを伝って登って行くと、

広いところに出た。

ここもかつては林道だったようだ。

しかしそれもわずかばかりで藪へと消えた。

再び藪に入る。

今度は踏み跡もなく、

笹をかき分けながら尾根を登って行く。

するとCo.220でまた広いところに出た。

どうやらここも古い林道のようだ。

そしてそれは地形図上の破線林道のようだ。

それでひたすら笹に覆われた林道跡を進む。

時折樹木の切れ間から辺りの風景が見える。

笹の海はどこまでも続くが、

密度がそう濃いわけではないので、

スピードが極端に鈍ることはない。

従って不快感はなく楽しく進める。

8時05分、四等三角点「弥生」

標石周りの笹を刈ってやる。

南東側の樹木が切れて、

わずかだがその方角の風景が見えた。

 下山は同ルートをそのまま引き返す。

そして8時55分、駐車地。

この山は往復2時間ほどではあるが、

藪漕ぎゆえ短い行程の中に、

様々な場面があって面白かった。

この後急ぎ片付けを済ませて帰途に着いた。

そして4日間の洗濯を二回に分けて行い、

写真その他を整理して、

夕方いつもの「サイゼリヤ」で

「かんぱーい!」

いい山旅だったぁ~

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