北海道の山野でとことん遊ぶ!!
I am Amigo!
2020.9.17 『炭鉱跡』(296m) はるばるKasaneがやってきた!
今週は今日から7連休の私。
一人で出かけるところだったが、
久しぶりにKasaneから同行の申し入れがあったので、
『浦臼山』(718m)~『樺戸山』(890m)~『隈根尻山』(971m)、
と歩く予定をしていた。
しかし、早朝の運転が嫌なので、
昨夕浦臼町に入ってみると、
どうも天気が怪しい。
そこで初めて木曜日の予報をチェックしてみた。
すると雨の予報!
それではるばる表大雪の麓からやってくるKasaneにラインを送った、
無理して来るなと。
ところがKasaneは雨でも登るとファイト満々だった。
ただ雨が降るというのに長い距離を歩く気にはなれないので、
地理院地図から近所の三角点ピークを拾っておいた。
そして今朝7時、旧JR浦臼駅で合流した。
早速浦臼町札的から「札的内川」に沿って西に伸びる農道に入り、
舗装が切れる地点まで車で進んだ。
そこには貯水池があり、かつてはここに最終人家があった。
貯水池を駐車地としてスタート。
札的内川に架かる小さな橋を渡り、
大きな砂防ダム横を過ぎて奥へと進む。
この林道は積雪期に『鳥越山』や、
『844m峰』に登るときに利用するものだ。
スタートして1kmほどで、
この林道唯一の分岐が現れる。
直進すると札的内川の源流部に、
吸い込まれるように終点に向かうのだが、
これを左に曲がって登って行く。
すぐ簡素なゲートが現れた。
以前はなかったものだ。
そしてゲートの右奥には馬の墓場がある。
何頭の遺体が埋められているのかは不明だが、
かつてはそれを示す立札が立てられていた。
ゲートをくぐると雑草が路面を覆っていた。
ここもまた廃道だ。
歩を進めるごとに気温が上がり、
だんだん暑くなってくるのだが、
Kasaneは上下アウターを着用のままだ。
藪に備えてとのことだががまん強い。
蛇行しながら高度を稼ぐ林道は、
やがて直線的になる。
そして積雪期における『鳥越山』への、
取り付き点が近づいた頃藪に突入した。
突入とは言ってもピークは林道のすぐそばだ。
しかも藪が薄くて楽なものだ。
ピークが間近になってKasaneを先に立たせ、
三角点の標石を探すよう指示した。
そこで藪をかき分けて行ったKasaneが、
「あった~ ありましたあ!!」、
と声を弾ませた。
四等三角点「炭鉱跡」。
ここで「炭鉱」とはどういうことだろう?
この辺りに炭鉱が存在したという話しは、
同じ空知で育った私も聞いたことがない。
標石が新しいのは、
そばにある標石が古いので、
新たに埋めたものだろうか?
標石周りをきれいにしたが、
ここの笹はまばらだが太いので少々やっかいだった。
そして下山だが、同ルートを下った。
駐車地に戻つて貯水池を覗いてみると、
突然大きな魚が跳ねた。
鯉だろうか?
雨がいまだ降り出すことなく、
時間も早いので更に近くの三角点を求めることにした。