北海道の山野でとことん遊ぶ!!
I am Amigo!
2021.5.18 『宇佐美』(194m) 周遊林道を山菜採りながら・・・
今日はKaoruと山菜を採りながら、
のんびりとした山歩きを楽しんだ。
朝から天気がよく、
空気も乾いて気持ちがいい。
今朝栗山町継立(つぎたて)のコンビニで合流し、
近くの「桜山池」に向かった。
「桜山池」は貯水池なのだが、
地理院地図にははっきり、
「桜山池」と記されている。
この貯水池には、
近くに住んでいた小学生の頃、
何度か自転車で遊びに行ったことがある。
当時は当然この辺り全ての道路が、
砂利道で自転車も大変だった。
もう60年近くも前の話しだが・・・
今は全てが舗装されている。
「桜山池」の管理施設に入る直前に、
舗装された広い空き地がある。
そこに駐車して徒歩でスタートした。
エゾシカの防護柵とゲートがあるだけで、
林道ゲートはないので、
車で立ち入ることができる。
但し、「この先立ち入り禁止」、
とは書かれているが。
ここには駐車地を起点に、
「桜山池」を遠巻きに周遊できる林道が付けられている。
何度か周遊しているが、
なかなか楽しく気に入っている。
それを今回は多少の山菜を採りながら、
Kaoruと歩くことにした。
Kaoruは山菜が好きなのだが、
実際には山菜採りをしたことがないと言う。
セレブなおばさまですからぁ・・・
広い林道を歩いて行くと、
間もなく広い広い伐採地に出る。
私にはここも気に入った風景だ。
荒れた伐採地にはタラの木が生えるので、
タラの芽が採れる。
今日はちょうど老夫婦がそれを採っていた。
夫の方は高枝バサミを手にしていた。
そんなに真剣になるなあ~
そしてそれを過ぎると傾斜が増す。
ただ、この周遊林道は、
駐車地の標高が既に100mあり、
途中の最高標高点でも、
241mしかないので、
ほとんど平坦な感じで歩ける。
全行程約6kmの約三分の一を歩いたところで、
左手の藪に入った。
「Kaoruは藪なんか嫌だべなあ」、
と思いながら振り返ると、
不満を口にすることなく、
笹をかき分けて着いてくる。
そして、三等三角点「宇佐美」。
標石を確認して林道に戻った。
このあとしばらく歩くのだが、
Kaoruとは会話が弾むので、
すぐ次のポイントに着く気がする。
樹林帯を抜けて突然広い伐採地の風景となる。
このギャップにはKaoruも、
小さく感嘆の声をあげた。
そしてここにもタラの芽が見られるので、
少しばかり採って行くことにした。
Kaoruは準備よしで、
ちゃんとハサミ持参で入山していた。
この後少しの移動でワラビの収穫地へ。
すると予想以上に出ていて、
レジ袋が結構いっぱいになった。
その全てをKaoruに持たせるつもりだった。
私は食べることにり、
採る方が好きなんだよねえ。
ワラビでザックが満杯になってしまったので、
もう何もいらない。
手にまで持って歩きたくはない。
歩く林道下にウドが少しばかり目についたので、
それもKaoruが手にする袋に入れた。
周遊林道も終盤となり、
作業道「桜山1号線」に乗り換えた。
すると水溜りが大きくてドロドロ。
作業道の端にわずかに残った土を踏んで進む。
そして北海道電力の送電線下へ。
この辺りで昨秋行われていた伐採作業は、
既に終了しており、
やけに広い風景が見渡せるようになっていた。
それが青空の下で実に美しい。
そんな美しく広い風景を眺めながら、
送電線下の急斜面を下り、
最終目的地の「桜山池」に下りた。
水のある風景がまた美しく、
そこで昼食とした。
背中をなでるように吹く、
乾いたそよ風が心地よい。
暑くもなく、寒くもないちょうど良い中で、
満足のひとときを過ごし、
すぐ近くの駐車地へ。
大変楽しく実のある山歩き、
大変お疲れ様でした!
明日は久しぶりに出勤だが、
まあ、ちょっと仕事をして終わりだろうなあ・・・