北海道の山野でとことん遊ぶ!!
I am Amigo!
2021.5.11 『土方沢』(271m)~『小袋』(182m) 壊された三角点標石
私の長いGWが明けて、
10日に出勤してみると、
予想通り注文はほとんど入っておらず、
少しばかりの仕事を片付けた。
そして昨日11日からまた休みに入り、
次の出勤日は19日だ。
それも一日出勤して仕事がなくなり、
翌日からまた休み。
ただ、いくら休みを頂きましても、
決して無駄には致しませんので・・・
昨日の朝家を出て、
また当別町の青山ダムに向かった。
夜間の雨がまだ残り、
気分の良いスタートではなかった。
ただ、小降りの雨は現地に着くと、
ほんのポツポツ程度となった。
「青山ダム」の1kmほど手前に、
「道民の森南地区」への入口がある。
今は「南地区」などとは言わないのだろうか?
この入口を入って200mほどで、
三叉路が現れる。
左に行くと「道民の森」の施設があり、
自転車専用道路のスタート地点となる。
また、三叉路を右に入ると、
「土方の沢川林道」となる。
今回は真ん中の林道に入る。
この林道は上空を走る、
北海道電力の送電線下を、
忠実に辿っている。
9時30分、三叉路脇の駐車地をスタート。
上空には予定通り送電線が走っている。
林道の路面状態は悪くないが、
まだ雪が残っている部分があったり、
倒木もあったりで走行は不可能だ。
歩き始めてすぐ右手の「小袋」を過ぎる。
ここには下山時に寄ることにした。
林道は時折送電線の下をくぐる。
そしてスタートから2kmほど歩いて、
自転車専用道路と合流した。
「道民の森神居尻地区」まで続くこの専用道路は、
どれほど使われているんだか、。
これまでに使われずに放置された、
「道民の森」の諸施設を目にしてきた。
一時はずいぶん経費をかけて、
力が入っていたものだが、
維持するだけの予算がないのだろう。
自転車専用道路と出合い、
それと交差して進むのだが、
林道が荒れて心細くなったので、
送電線下の手入れされた刈り分け道をも利用しながら進む。
そして最後は送電線を支える鉄塔下から、
少々の藪漕ぎを経て、
10時50分、四等三角点「土方沢」。
送電線が走るところは、
樹木も刈り払われているので、
遠くまで見通すことができる。
鉄塔下で早めの昼食とした。
下山は送電線下の刈り分け道を歩くようにした。
そのほうが良い景色に巡り会える。
そして下部まで下って「小袋」に寄るのだが、
ここは意外にも伐採地が広がっていた。
伐採地は広々として気持ちがいい。
その中に三角点があるので探すと、
「あれっ!?」
最初はただの石ころかと思ったが、
やけに白いその塊は間違いなく三角点標石だ。
12時ちょうど、四等三角点「小袋」。
標石が壊れた原因は、
ここを伐採した際の重機によるものだろう。
重機のオペレーターには、
あらかじめ注意事項として、
伝達されているはずだが、
いったいどうしたというのか?
「小袋」からは少し下って林道へ。
そして12時15分、駐車地。
またおもしろい山歩きができたことに感謝!