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2023.8.27  馬追丘陵「文学台」(250m)  雨の予報がはずれて・・・

 先日の日曜日は明け方から雨が降り出す予報だった。

しかし朝起きてみるとまだ降り出してはおらず、

いずれ降り出すことを覚悟し、

近場の馬追丘陵に出かけた。

予報ではこの雨が降った後、

空気が入れ替わって涼しくなる、

とのことだったが、

馬追丘陵の麓に着いても雨が降り出すことはなく、

車外に出るといつもの、

じっとりと肌にへばりつくような暑さのままだった。

雨が降り出したなら、

そのまま濡れて歩こうと決め、

旧「マオイゴルフ場」に入った。

旧ゴルフ場を縦断して上部の林道に上がる。

 旧「マオイゴルフ場」は、

閉鎖されてもう5~6年になろうか?

長沼町から土地と施設全般を借り受けて営業をしていた運営会社が、

クラブハウスの老朽化を受け、

町に改修を求めたところ、

それは運営会社の方で負担すべきだ、

と突っぱねられた結果、

それに反発した運営会社が、

営業を放棄した旨、

当時の新聞に記事として載っていた。

それ以来ゴルフ場は何の手も入らず、

全く放置されたままになっている。

そんなゴルフ場が、

年々荒廃していく様を見てきた。

 ゴルフ場に入ると、

伸びきった芝のあちこちに他の雑草が育っている。

すぐ大きな池が見えるのだが、

循環することのない池の水は、

藻の繁殖で水が緑がかって見える。

そんな水面を見つめると、

水面に動くものが現れる。

コイだろうか?

長いことこの池で生き続けてきたのだろうが、

このままではいずれ水が腐り、

全て息絶えてしまうのではなかろうか?

 池を離れて上部を目指して登って行く。

モミジが葉を赤く染めている場面に遭遇したが、

暑さで赤くなったのだろうか?

また、伸びきった芝が登山靴に絡みついて、

ひじょうに歩きにくい。

カートの移動用に施設された、

舗装の小道があるので、

利用できるところはそれを利用して歩く。

そしてゴルフ場の最上部で藪に入る。

しかしすぐに抜けて目の前に林道が現れる。

これは2年前に造られた「馬追林道」だ。

しばらくこの林道を歩く。

 この時点でも予報では、

雨が降っていることになっているが、

雨どころか日が照って暑くてしょうがない。

ポットに入れて持参した氷水のうまいこと!

夏場はいつも氷水をザックに入れて歩く。

 林道の途中で「文学台」へ直接突き上げる尾根に取り付く。

この尾根上には、

以前藪中にうっすらと踏み跡が続いていたのだが、

昨年それに手を加え、

きれいに笹刈りされた方がおられる。

結果立派な登山道ができた。

これを快適に登って行くと、

見晴らしの良い「文学台」に飛び出す。

そこから眺める石狩平野の向こうには、

雨雲がびっしり張り付いて、

広い範囲で雨が降っているようだった。

 「文学台」から『長官山』に向かうと、

人の話し声が聞こえてきたのでそこには行かず、

その手前で送電線の作業道に入って下った。

そして登路で歩いた「馬追林道」へ。

林道に下り立つ直前、

奇妙なものを目にした。

真っ赤な実(?)がたくさん!

その様はまるでプリマハム製の赤ウインナーのようだ。

しかもそれはそこ一ヶ所だけに存在する。

こんなものを見たのは初めてだ。

 林道から古い作業道を抜け、

再びゴルフ場に下った。

そしてまた池のそばを歩くと、

水面には魚がたくさん浮かび上がっていた。

ここで釣りをしたら入れ食いだろう、

などと考えながら、

しばしその光景に見入ってしまった。

 池を離れて駐車地へ。

一貫して雨が降り続く予報の時間帯にもかかわらず、

一滴も雨に当たることはなかった。

その点はラッキーだったが、

とにかく蒸し暑くて不快だ~

 

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