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2023.9.2 『新登川』(シンノボリカワ・465m)  高速道路下を抜けて林道へ

 

 土曜日に「奥穂別」から駐車地に戻った後、

石勝樹海ロードを夕張方面に走り、

「穂別ダム」手前で道東自動車道、

「むかわ穂別インター」に向かう舗装道路に入った。

 

そしてインターチェンジのすぐ手前で、

右手の林道に入り、

これを約5kmほど走って、

JR北海道の「東オサワ信号場」そばに駐車。

ここから「新登川」を目指すことにした。

スタート時点で、

時刻が14時を過ぎていたが、

この日は車中泊の予定だったので、

時間が許す限り山を楽しむことにした。

 「新登川」には一昨年の晩秋にHiromiと登っている。

しかしHiromiはそのときのことを何も覚えていないので、

連れて行く者としては大変都合がよい。

またこの三角点ピークの位置は、

直前に登った「奥穂別」のすぐ北側となり、

樹木がなかったなら、

「奥穂別」から見下ろせたことだろう。

 林道脇に駐車し、

すぐJR石勝線と道東自動車道の下をくぐった。

この辺りはこの両者が並行して走っている。

その後道東自動車道の側道にのった。

左手の道東自動車道を、

車がビュンビュン走って行く。

するとすぐ側道の崩壊地を過ぎる。

前回のままだ。

そしてそれを過ぎると間もなく、

「銀蝶林道」のゲートが現れる。

施錠されたゲートを越えて「銀蝶林道」を歩き出す。

前述の崩壊現場もあり、

既に廃道状態だ。

この後800mほど道東自動車道に沿って伸びる林道は、

ほぼ直角に曲がって山間部へと伸びて行く。

すると笹が出て林道と言うより、

登山道と言った状態に変わる。

これも直線的に伸びて高度を上げて行く。

気温が上昇した午後、

この斜度がきつく、

Hiromiがどんどん離れて行く。

私は立ち止まって冷水をがぶ飲みだ。

 道東自動車道を離れて1kmちょっとで分岐が現れる。

ここから本線を行かず、

「銀蝶支線林道」に入る。

これを歩いて行くと、

前方の樹林の奥に、

目指すピークが見えてくる。

そしてそれが左手に変わった頃、

地形図にはない作業道に入った。

ただ作業道と言ってもその姿は確認できず、

笹に覆われている。

その笹をかき分けて尾根の末端に取り付いた。

短い尾根だが斜度があり、

立ち木につかまりながらよじ登る。

なんとか登りきると、

その奥にピークが見える。

しかし三角点はピークにはなく、

その奥の一段下がったところにある。

四等三角点「新登川」

前回はこれを探すのに、

少々時間を要したことを思い出す。

また木の間越しに、

直前に登った「奥穂別」の山並みが見えていた。

 下山は同ルートを引き返したが、

この下山で私の右ひざが痛み出した。

これまで違和感を感じてはいたが、

痛みは出ていなかった。

この直前の「奥穂別」をプラスすると、

この日の歩行距離が22kmほどになる。

久しぶりの長い歩行に膝が悲鳴を上げたか?

故障が生じた場合も、

登り続けることにより、

その故障個所を保護する筋肉が発達してカバーする、

というのが私の持論であり、

これまで実践してきたことだ。

従ってどんな時も登ることを休んだことがない。

しかしその持論が、

69歳になった今も通じるのか?

それもまた興味深々なところだ。

 駐車地に戻った後は、

直近の樹海温泉「はくあ」で汗を流し、

夕張に移動して車中泊とした。

 

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