北海道の山野でとことん遊ぶ!!
I am Amigo!
2023.9.19 『冷水山』(703m) ようやく全快かなあ!?
四連休最終日の朝になって、
ようやくすっきりした感じの体調。
この日は夕張で藪山に入ることにした。
昼食はもう一食分ツナサンドが残っていたものの、
この日も絶対に全部は食べられないと感じ、
悪いとは思ったが、
女房に「食べてくれ」、
と頼んでみた。
すると「いいよ~」。
ことのほか返事が軽かった。
私のツナサンドは、
食パン2枚の間にスライスハム4枚と、
ツナ缶1缶が入っているのでとにかく重い。
体調に問題がないときは、
そのサンドイッチ1組と、
カップ麺を食べるのが恒例となっている。
この朝はパンをやめて、
握り飯一個を作って持参することにした。
連休最終日は、
「昼頃から雨が降る」、
との予報だったので、
それまでには下山したいと思い、
南夕張に向かった。
ところが現地に着くころになると雨が降り出した。
それでも雨が止むなら、
体を濡らしてもかまわないから藪に入ろうと思った。
しかし雨は止みそうにない。
それで引き返して、
北夕張の『冷水山』に登ることにした。
夕張市は南北に長い街で、
北と南では天候が微妙に違う。
特に冬は南夕張に比べ、
北夕張の積雪が極端に多い。
『冷水山』の麓に着いてみると、
雨がパラパラ落ちてきたものの、
すぐに止んでくれた。
久しぶりの『冷水山』を目にし、
病み上がりの気分転換にはちょうど良い気がした。
今は閉館している「レースイの湯」の駐車場をスタートし、
作業道に入った。
そしてすぐに「志幌加別川」に架かる橋を渡る。
この川には戦時中食料確保のため、
ニジマスが放されたと言う。
それが今でも釣れるらしく、
それを狙う釣り人に会ったことがある。
作業道を直進すると、
今は営業していないホテル「Mt.レースイ」の、
大きな建物が現れる。
営業をやめてずいぶん長くなる。
今は中国資本の下、
スキー場の営業が再開され、
ホテルも来年には再開される旨、
いつぞやの新聞で読んだが、
いったいどうなることやら。
広いスキー場はいい。
そんなスキー場を登ることが好きになった原点がこの山だ。
昔からずいぶん通って、
トレーニング登山のホームグラウンドとなった。
女房がまだ山登りをしていたころ、
女房とも何度も登ったし、
女房が脚の骨折で山登りをやめた後、
Hiromiと知り合い、
Hiromiともずいぶん登ってきた。
今年の6月Hiromiと知り合った、
「10年記念登山」もここだった。
近年は頻繁に登ることがなくなったものの、
フランス菊が咲き乱れる季節には、
毎年必ず訪れている。
そんな『冷水山』に登るのが、
この日で239回目だった。
周囲の風景を楽しみながら、
ゆっくりゆっくり登り、
ピークに着いて時計を見ると、
なんと1時間半を要しての登りだった。
これには自分でも驚いた。
昔はトレーニングとして登っていたので、
35分以内で登ったものだ。
『冷水山』(二等三角点:鹿ノ谷)。
ちょっと早かったが昼食とした。
食欲はさほどなく、
持参した握り飯を食べきる自信がなかった。
ところがだ、
食べだすとうまくてスルスル入って行く。
中に仕込んだピーナツみそもうまい!
俺ってやっぱり日本人なんだわ~
米がうめーっ!
自家製の握り飯とカップ麺をおいしくいただき、
下山を開始した。
すると半分を過ぎた頃、
パラパラと雨が降り出した。
予報通りだった。
そのうち雨は強くなり、
駐車地に着くころは、
全身ずぶ濡れになっていた。
しかし体調が「全快」と言ってよいほどに回復し、
それを広い風景の中で確認できたことが心地よく、
ほとんど不快感はなかった。
そして着替えて帰途に着き、
午後の早い時間に帰宅。
自宅に戻ってゆっくり休んだ。
しょっぱなからひどいことになった4連休だったが、
いいことが一つだけある。
それは4連休の活動で1万円以上を想定した燃料代が、
4,000円ほどで済んだこと。
まあ、それはそれでいいっかぁ・・・
今回の体調不良に関する我が女房の見解。
歳をとると三半規管の状態が不安定になる。
それも季節の変わり目だと顕著となり、
めまいを起こす。
そしてその「めまい」が吐き気を引き込んだ。
自分自身「めまい」という意識はなかったが、
確かに二度三度とふらついた。
あれが「めまい」か?
女房は長いこと耳鼻科の看護師として働いていた。
その通りかもしれない。
しかし、なんでもかんでも悪いことは、
みんな「歳」のせいだもなあ・・・