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2025.1.13 『幌向炭山』(ホロムイタンザン・361m)  東尾根を登る

 

 先日の三連休最終日は、

朝起きると喉の痛みがかなり薄れていた。

女房がよく効く薬を与えてくれたため、

この朝もぐっすり眠った後の、

良い目覚めで朝を迎えた。

そしてその目覚めが、

やはり6時半を過ぎていた。

 年が明けてからさっぱり降らない雪は、

この三連休中も同様で、

全く除雪の心配がない。

夜間に雪が降り、

朝から除雪に精を出すと、

山に対するモチベーションがガタ落ちになる。

その心配がないと言うのは、

本当にいいものだ。

ただ、このまま楽な冬が過ぎて行くわけではない。

今に来るだろう、ガッツリと!

 この日の朝も8時ころ家を出た。

そして向かったのが栗沢町美流渡地区。

そこで「幌向炭山」に登ることにした。

「幌向炭山」には春夏秋の3シーズンに登っているが、

積雪のある冬季だけは登ったことがなかった。

理由はアプローチの問題だ。

この辺りは岩見沢市の一部で、

ひじょうに積雪が多いところ。

従って駐車地を確保することが困難と、

はなからあきらめていた。

しかし今季は12月に大雪が続いたものの、

1月に入ってからはそんなニュースに接していない。

そこで、まあダメ元で行ってみた。

すると正解!

しばらく雪が降っていなかったようで、

美流渡の市街地の除雪が行き届いており、

あちこちに大型タイヤショベルで、

大量の雪を押し付けてできた駐車スペースができていた。

それで取り付きやすい小尾根に、

一番近いところを選んで駐車。

まさかここまで楽に駐車できることになろうとは・・・

 誰も来ないような農道の片隅をスタート。

田園の中を100mほど歩いて、

目の前の小尾根に取り付いた。

はじめきつかった傾斜も徐々に落ち、

あとは明瞭な尾根筋を登って行く。

足もとの雪は寒暖を繰り返してよく締まり、

ひじょうに歩きやすい。

また、周囲の植生は広葉樹林だ。

尾根筋の木々の切れ間から、

「鷲ノ沢」(三等・355m)や、

「石油沢」(三等・530m)などが見える。

なかなか良い眺めだ。

 尾根ルートの中間辺りで、

北側から重機のエンジン音が聞こえてきた。

そちらに目を凝らすと、

伐採作業が行われていた。

この日は祝日だったが、

林業は休めないんだなあ。

 緩やかな広葉樹林の尾根をつなぎ、

最後はピークに突き上げる尾根の急登だ。

これを一歩一歩登って行くと、

背後に木の間越しの風景がどんどん広がって行く。

300mちょっとの標高なのに、

やけに高度感が感じられる。

そして二等三角点「幌向炭山」

初めて積雪期に立った。

空腹感があり、

そこで昼食とした。

誠に穏やかな天候の下、

風もほとんどなく、

実に気持ちがいい。

 下山は同ルートを下った。

尾根上から麓で造材作業をしている様子が、

よりはっきりと確認できた。

あとは締まった雪上を楽々下って駐車地へ。

 天候に恵まれ、

除雪作業もなく、

平和で穏やかな三連休を過ごせたことに感謝!

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