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2025.1.26 『瀧澤』(タキザワ・154m)  明るい丘陵地帯で

 

 先日の日曜日は、

本当によく晴れた!

午前中「月形」で素晴らしい風景を眺めた後、

もったいないので、

短時間で登れる一座に寄った。

それは同じく月形町で、

「月形ダム」に向かう町道の、

中野地区から入山する三等三角点。

 町道を走って行くと、

最終人家の前で、

車両が5~6台道路脇に停まっていた。

見るとスノーモビルを積載できるトラックが多い。

それで「月形」の山中で爆音を轟かせてやってきた連中が、

ここを起点に入山したことが分かった。

農家の目の前にずらりと車を停めて、

さぞかし家人は迷惑に思っていたことだろう。

それにしても午後になっても戻ってきていない。

自らの脚を使うことなく、

機械の力に頼って山に入るのだから、

いくら防寒対策をしても、

長時間に及ぶ山中滞在は寒いだろうに・・・

 最終人家の先にある、

倉庫だけの廃屋近くに駐車スペースを見つけた。

この冬は雪が少ないので、

除雪活動が有利なため、

いつも車一台分しか開けられていない農道が、

この度は広々と除雪されていた。

 廃屋倉庫の前で、

農道を離れて尾根の末端に取り付いた。

はじめはきつい斜度だが、

それを登りきると平たんになり、

その後は樹林の中の、

広い尾根を徐々に登って行く。

樹林の中で視界は効かないが、

時折木々の切れ間から、

純白の『ピンネシリ山』(1,100m)~『隈根尻山』(971m)の山並みが見える。

それにしても、

視界の効かない樹林帯を歩いていても、

青空と言うのはいいもので、

その青空を望めるだけで気持ちよく歩ける。

 歩きやすい雪面を、

ゆる~く ゆる~く歩いて、

三等三角点「瀧澤」

ほんのりと小高いところがピークで、

無積雪期だと、

もう廃道に近い林道のすぐ脇にある三角点だ。

ここの標石は、

確か角が欠けていたような・・・

 下山は同ルートを引き返した。

陽が燦々と降り注ぎ、

空はどこまでも青く、

とにかく気持ちがいい!

そして樹林を抜けて田園に下ると快晴で、

駐車地に戻って振り返れば、

『隈根尻山』(971m)~『三角山』(708m)の、

美しい山並みが、

谷の奥に広がっていた。

更に帰途で新篠津町を走っていると、

樺戸山地全体の美しい姿をとらえることができた。

晴天に恵まれた、

素晴らしい一日を楽しめたことに感謝!

また、山に出かけるのに、

除雪の心配をしなくていい、

なんとも平和な冬だぁ・・・

 

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