北海道の山野でとことん遊ぶ!!
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2025.1.12 『二番川』(290m) 『ピンネシリ山』~『神居尻山』の展望台へ
1月の三連休中日は、
天候が安定していたので、
樺戸山地で活動することにした。
私の住む辺りでは、
年末年始から天候がほぼ安定しており、
除雪をしたのが二日間だけだった。
しかも、降雪量が少なく、
すぐに終わってしまう程度。
そんな安定した天候が、
10日を過ぎてもまだ続いている。
こんな年も珍しい。
過去には10日直前に、
家のドアが開かないくらいの、
とんでもない大雪に見舞われたこともあった。
おかげて除雪のない楽な正月を過ごせた。
この朝の起床が6時半。
いつもなら午前3時か4時に目が覚めて、
トイレに起きると、
もう眠れずベッドの中でグダグダ時間が過ぎるのを待ち、
6時に起床する。
ところがこの朝と前日の朝は、
目が覚めると6時半を過ぎていた。
風邪のため服用していた、
咳止めが効いていたせいだろう。
おかげでのどの痛みがかなり軽減した。
ただ、起きると咳がゲホゲホと出だすので、
日中も咳止めを服用した。
8時前に家を出て、
当別町へと車を走らせた。
そして道々を浜益方向へと向かい、
青山地区で地理院地図に、
「梅村牧場」と記された近くの道々脇に駐車。
そこには毎冬駐車できるスペースが確保されている。
駐車地からいきなり道路反対側の雪の中へ。
そして急傾斜を登った。
すると広い平原となる。
ここは昨秋勝手に車を停めたのが気に入らないと、
地主に通報されたところだ。
山から下りると警察官が待ち構えていて、
事情聴取をされた。
離農した農家が置き去りにした、
ただの原野だと思ったんだけどねえ。
雪原を縦断すると、
見覚えのある林道入口だ。
昨秋はこの林道を雑草が覆っていたっけ。
雪面は表面に少々新雪が載っているものの、
その下は寒暖を繰り返してできた、
やや固い層になっており、
スノーシューを深く取られることはない。
はじめは林道を歩いたが、
そのうち放牧地が現れるので、
そちらの広い風景が魅力的で、
その中を歩く場面も。
ただ長くは続かないので、
また林道に戻って登って行く。
まだ咳止めを服用しているような状態なので、
斜度が増すと胸が苦しく呼吸が辛い。
スタートして3kmほどで、
「二番川」の基部に達した。
ひとりラッセルと呼吸が苦しいせいで、
けっこう時間が経過していた。
最後は林道を離れて小尾根に取り付き、
その先で三等三角点「二番川」。
このピークは東側に樹木がないので、
ちょうど『ピンネシリ山』から『神居尻山』が、
目の前に鎮座している感じだ。
この両山の素晴らしい展望台になっている。
そんな展望台で昼食とした。
下山は同ルートを引き返したが、
放牧地が現れると、
それに入ったり出たりして風景を楽しんだ。
放牧地は林道の両側に現れるので、
その出入りも次から次へと言った感じで慌ただしい。
しかし、どこに入っても景色が素晴らしい。
また、トドマツの林を覗くと、
新しいヒグマの爪痕が残されていたが、
放牧された牛たちは被害を受けなかったのだろうか?
このルートの登りは『神居尻山』を眺めながら、
下山は『別狩岳』(南)を眺めながらになるいいルートだ。
また、登りでは上空を覆う雲が多かったが、
下るほどに晴れ渡り、
駐車地に着くころには青空が大きく広がっていた。